十五夜、十三夜、十日夜の意味とは?2017年はいつ?

| 日本の習慣・行事 | , , , ,

jyugoya2

月に楽しむ「お月見」は、普段なかなか見ることのない夜空をゆっくり眺めるチャンス。お団子も美味しくて、お月様もきれいで、ゆったりした時間に心が癒されますね。

お月見をする時の満月のことを「十五夜」と言われていますが、何故”15の夜”なんでしょう?

また十五夜以外にも、「十三夜」「十日夜」というものもあって、月がきれいな夜の一時を楽しむ風習もあります。

そんなちょっと気になる、十五夜・十三夜・十日夜、それぞれの意味と、2017年はいつなのかについてまとめてみました。

スポンサーリンク

十五夜・十三夜・十日夜、それぞれの意味は

十五夜

□Time Lapse #082 中秋の満月 Harvest moon 2013-09

十五夜とは、月が満ち欠けする周期を表す「月齢」で、満月の時を表す言葉です。新月(月が全て欠けて夜空に見えない時)を1とすると、満月は丁度15日目に当たるのが名前の由来です。

ただし十五夜と言うと「八月十五夜」の事を指し、ただの満月として十五夜を使うことはあまりありません。

「八月十五夜」は旧暦の8月15日の夜のことを指し、別名「中秋の名月」とも呼ばれます。

この時期の満月が一番美しいという理由から、中秋の名月にお月見をする風習が広まりました。収穫した農作物を月に捧げる風習もあるため、芋名月と呼ぶ地域もあるんですよ。

ちなみに中秋とは文字通り、「秋の中頃」を指しますが、八月ならまだ夏では?と思う方もいるのでは。これには理由があり、旧暦においては、八月は「秋」に分類されるからなんです。

旧暦における四季の区分は、
1月・2月・3月 …
4月・5月・6月 …
7月・8月・9月 …
10月・11月・12月 …

…となっており、この区分だと、8月は「秋の真ん中頃」になるんですよ。

十三夜

□後の十三夜の後の満月11月7日♪秋の虫の歌声

十三夜も、十五夜と同じく月齢で使われる言葉で、新月からかぞえて13日目に当たる日を指します。月の状態は八割ほど月が見え、左の二割ほどが影になって見えない状態となっています。

やはり一般的には十三夜というと「九月十三夜」のことを指し、それ以外ではほとんど使われません。

「九月十三夜」も十五夜と同じく、旧暦の9月13日のことを指します。

別名「後の月(のちのつき)」とも呼ばれ、中秋の名月に次いで、月が美しく見える時とされています。丁度栗が実る時期であることから、栗名月なんて呼び方もあるんですよ。

ちなみに現代では、十五夜のお月見だけの事が多いですが、昔はお月見と言えば、十五夜と十三夜のセットで行われていました。というのも十五夜だけお月見をするのは、「片見月」といって縁起が悪いとされたからです。

なので、

  • 十五夜を見たら、十三夜も見る
  • 十五夜を見なかったのなら、十三夜も見ない

としたそうですよ。

十日夜

□十日夜の月 Waning Gibbous by EOS 5Dm3 130321 Tokyo

十五夜・十三夜と比べると、いまいちマイナーな印象のある十日夜(とうかんや)

これも月齢を表す言葉で、新月から10日目に当たる日の事を指します。

別名「三の月」ともいい、月は六割ほどが顔を出した状態で、満月を楽しむものではありません。

一般的に十日夜というと「旧暦10月10日の夜」の事を指し、農作物に感謝する日とされています。田畑にいらした神様が、この日に山へとお帰りになるとも言われていて、収穫した稲などを捧げます。また田んぼを守ってくれた「かかし」にも感謝をささげ、お餅をささげたり一緒にお月見をする地方も。

十日夜は主に関東地方で行われる風習で、関西ではこれに近い行事として「亥の子」が行われます。亥の子は旧暦の10月上旬に行われ、こちらもお餅をついて食べる風習があるんですよ。

スポンサーリンク

2017年の十五夜・十三夜・十日夜はいつ?

十五夜は…

2017年の「八月十五夜」は、10月4日(水)の夜に当たります。

今年は平日になりますね。

十五夜ですから、きれいな満月が望める…言いたいところですが、十五夜が必ず満月だとは限らないんです

というのも、月の満ち欠けの周期は約29.5日と端数が出るため、ぴったり15日目に満月にならない事も。2017年に関しても、満月は10月6日の午前3時40分と、1日以上ずれてしまいます。

ですが、気にするほど月は欠けませんので、細かいことはあまり気にせず、お月見の夜を楽しみましょう。

jyugoya1

十三夜は…

2017年の「九月十三夜」は、11月1日(水)の夜にあたります。さすがに夜は冷えてくる季節ですし、少し暖かい格好でお月見を楽しみたいですね。

この日の月の状態は十三夜の通り、8割ほど月が見える状態となっています。大雑把な人ならば満月じゃないかと思うぐらいの、まんまるな月が楽しめますよ。

十日夜は…

2017年の「十日夜」は、11月27日(月)の夜に当たります。夜がぐんと冷える時期ですので、しっかりと暖かい服装でお月見を楽しみましょう。

この日の月は、六割ほどが顔をだした状態。満月とは違ってちょっと見応えがないかも知れません。

ですが、十五夜・十三夜・十日夜全ての月を見ると、縁起がよいとも言われています。十五夜・十三夜とお月見を楽しんだのでしたら、ぜひ十日夜もお月見をして縁起を担ぎませんか?

月の変化を楽しんで

関連記事:
お月見団子の作り方。簡単に出来る手作りレシピをご紹介!
月見団子の由来と意味。お供えする団子の数や並べ方は?
願い事が叶う!スーパームーンとはどんな月?接近するのはいつ?

十五夜・十三夜・十日夜の月は、それぞれ表情を変えて夜空に浮かびます。秋から冬に向かう時期でもあり、曇りのない澄んだ夜空を楽しむ事も出来るんですよ。

それぞれの月の表情を比べてみるのも面白いですし、月以外の星空を比較するのも面白いかも。

満月の表情と夜空のお星様を楽しむ贅沢なひとときを、お団子とともに楽しんではみませんか?

スポンサーリンク

おすすめ記事

関連記事

日本の花火の歴史について。花火大会が夏に行われる由来は?

日本の夏と言えば、打ち上げ花火は欠かせません。 夜空に開く大輪の花は美しく、思わず「たーまやー

記事を読む

お花見で団子を食べる由来。三色団子の色や順番の意味は?

「花より団子」ということわざはご存知ですか? 「風流な景色などよりも、実利あるものの方に気

記事を読む

ひな祭りの由来・歴史とは?桃の節句と呼ばれる理由

春になると、女の子のいるご家庭では、「ひな祭り」が楽しみですよね。 雛人形(ひな人形)を準

記事を読む

喪中はがきの文例と無料で利用できるテンプレートをご紹介!

喪中はがきの準備は、年賀状の準備よりも先に始めないといけないので、バタバタしがちです。 しかも

記事を読む

帰省(きせい)の意味とは?帰郷(ききょう)との違いは何?

年末年始やお盆になると、故郷へ帰省する人も多いかと思います。 その結果、高速道路が大渋

記事を読む

新盆・初盆の読み方や迎える時に行う事。盆提灯はどうする?

身内が亡くなられてから初めて迎えるお盆は、慣れないこともあって準備でまどうことばかり。特に気になるの

記事を読む

関西で戌の日の安産祈願に行くならこちら!有名な神社・お寺5選!

生まれてくる我が子のために、出来る事はなんでもしたいのは昔も今も変わらない親心。そんな妊婦さ

記事を読む

半夏生(はんげしょう)にタコを食べる由来は?2017年はいつ?

「半夏生(はんげしょう)」という言葉をご存知でしょうか? 関西地方では梅雨明け頃に、スーパーの

記事を読む

女性と男性の厄年の年齢はいつ?厄払いはいつ行えばいいの?

ツイてないことが立て続けに起こったりすると、「厄年では?」と聞かれたことがありませんか? また

記事を読む

お盆玉が広まった由来や金額の相場。あげる時にポチ袋は必要?

子供にとってお正月のお年玉は、一年に一度の大きなプレゼントです。しかし渡す大人にとっては、そ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

仙台・光のページェント2017年の期間や点灯時間。イルミネーションの見どころは?

クリスマスシーズンを迎えると、街のあちこちでイルミネーションを

十日戎とは?西宮神社・今宮戎神社・京都ゑびす神社、三神社の祭りの見どころ!

日本のお祭りは地域によって特色が変わり、一部の地域だけで有名な

2018年戌年の年賀状作成に!無料で使える素材やテンプレート7選!

年末は様々な用事が重なり、気がついたらお正月が目前…なんてこと

2018年の干支は戊戌(つちのえ・いぬ)!戌年の由来や特徴とは?

年末が近づくと年賀状を購入しなければ・・と、慌てることが増えて

赤ちゃんの初正月で飾る羽子板や破魔矢・破魔弓の意味。飾るのはいつまで?

赤ちゃんが生まれると、成長に合わせて様々な行事が行われます。

→もっと見る

スポンサーリンク

PAGE TOP ↑