
スカッシュってスポーツをご存じですか?聞いたことあるけど、詳しいことも知らないし、やったこともない。という人が大半な筈です。実は私もその一人でしたが、少し前に何度がスカッシュを経験したことがあります。
今回はスカッシュについて!
・スカッシュとは何か?
・スカッシュの簡単なルール解説
・世界的な競技人口
・日本でのスカッシュの普及
をお伝えします。
未経験者の私でも十分に楽しむことができましたし、何より手軽にできるのもスカッシュの魅力です。
スカッシュって何?
スカッシュとはラケットを使ったインドアスポーツで、英語で”Squash”と書き、押しつぶす、潰れるの意味です。理由はラケットで打ったボールが潰れる意味から来ています。
実際ボールを持つと分かりますが、スカッシュのボールはゴム製で非常にやわからくできています。
四方を壁に囲まれたコートで、そのやわらかいボールを交互に打ちまくる!ルールは後ほど解説しますが、それだけでストレス発散できますし、細かいルールを知らなくても十分に楽しむことができました。ラケットもテニスより軽いもので女性がプレーしても何も問題ありません。
尚、スカッシュは様々なスポーツを対象に研究した結果、“ 世界一健康的なスポーツ” とも言われています。
理由の一つとしては消費エネルギーの多さです。1時間の消費エネルギーは、通常のプレーヤーで700kcal前後、プロ選手で1500kcalと、他のスポーツに比べて短時間で充分な運動効果が得られます。ダイエット効果は抜群ですし、忙しい現代人に適しているスポーツと言えるでしょう!室内スポーツですので、天候に左右されないのも魅力の一つです。
また現在はスポーツジムでもスカッシュができるジムも増えています。実際、私がスカッシュを体験したのもスポーツジムでした。
スカッシュのルールを解説

スカッシュのルールを解説する前にスカッシュに必要な道具を確認しましょう!
・ラケット
・ボール
・運動しやすい靴
概ねこれだけです。ジムにはラケットやボールを貸し出してくれる所もありますので、手ぶらでスカッシュを楽しむことも可能です。貸し出し可能かはジムに確認して下さい。
スカッシュのルール【その①】
前述したようにスカッシュは四面を壁に囲まれたコートでプレーします。コートの広さは幅6.4メートル、奥行き9.8メートルの床を持ち、高さ約5.6メートル以上の天井を持つ四方を壁で囲まれた空間に設置されると決められています。実際、コートに立つと思ったより狭い空間です。
人数は1対1、ダブルスであれば2対2となります。正式な試合は、1ゲームを11点先取とし(10-10になったときは2点差がつくまで続ける)、これを5ゲーム行い、3ゲーム先取で勝利となります。サーブ権に関係なく、ラリーに勝てばポイントが取れるルールです。バレーボールと似ていますね。このほか、3ゲーム行う方式など試合によって様々なルール設定がされている場合があります。
スカッシュのルール【その2】

まずはスカッシュの用語を押さえながら確認します。そんなに多くはありません。画像を見ながら確認して頂ければわかりやすいです。
①サービスボックス
左右にある赤いBOXのことです。
②フロントウォール
正面の壁を指します。
③サイドウォール
左右の壁を指します。
④アウトライン
正面の一番上にある赤い線を指します。左右の壁にはアウトラインしかありません。
⑤サービスライン
正面の壁の真ん中の赤い線を指します。
⑥ティン
正面の壁の一番下の赤い線を指します。
⑦ハーフコートライン
フロアの真ん中の縦に伸びる赤い線を指します。
⑧ショートライン
フロアの横に伸びる赤い線を指します。
以上となります。これらを踏まえつつルール解説です。
最初の1球は(ゲームの始めと、サーブ権が移った時)、①に片足か両足を入れ、②と⑤の間にボールを打ちます。そのボールを自分とは反対側の⑦と⑧の枠にワンバウンドするように入れます。最初の1球の後は、コート内を自由に動いてOKです。
ラリーの際に「アウト(相手の得点となる)」になるのは
・ボールを④より上に打つ
・ボールが②に届かない
・ボールが床にツーバウンド以上した場合
などがあります。また相手を妨害する行為も審判の判断により「アウト」や「やり直し」となります。
基本的には以上になります。一つのスポーツとしては、非常に簡単なルールではないでしょうか。実際、スカッシュをやる場合、初心者であれば細かいルールよりも、まずはボールを打って壁に当てることで十分に楽しめると思いますよ。
スカッシュの競技人口
スカッシュの競技人口は全世界で約2000万人といわれています。世界185ヵ国でプレーされ、競技人口の偏りが少ないのが特徴です。2020年の東京オリンピック(2021年に延期)でスカッシュは追加競技の最終候補にまで残りました。
スカッシュの発祥国はイギリスといわれています。実際、欧州ではスカッシュの競技人口も多いですが、近年では“エジプト”でスカッシュの人気が高まっています。スカッシュの世界ランキングを見ると、男女共にエジプトがトップ10のうちトップ3をほぼ独占しています。」
スカッシュは世界各国でプロリーグが存在し、毎週のように賞金大会も開催されています。また世界選手権(シングル・ダブルス)も開催されています。そして今後、オリンピック種目となる可能性があります。
日本での普及
日本でのスカッシュの競技人口は推定で10万人、愛好者を含めると30万人といわれています。
日本スカッシュ協会は世界スカッシュ連盟の加盟国で、海外大会への派遣も行っており、日本国内でも日本チャンピオンを決定する全日本大会やジュニア、マスターズなどの大会を主催し、選手のランキングを付与する大会も開催されています。日本スカッシュ協会以外でもスポーツクラブ主催の大会等を含めると、年間で100大会以上開催されています。
スカッシュの大会に出てみよう!
スカッシュは大小合わせると年間100大会以上が開催されています。つまり、毎週どこかでスカッシュの大会が開催していることになります。
しかも、大抵の大会には「グレード」も用意されており、上級者~初心者が出場できる仕組みになっています。初心者では初めて1年未満などの条件もあり、大会出場への垣根は低いです。
大会エントリーにはスポーツエントリー(https://www.sportsentry.ne.jp/)というウエブサイトから全てオンラインで完結させることも可能です。
スポーツジムで気軽にできるスマッシュ、一度経験してみて、“これはっ!?”と思ったら腕試しで大会に出てみるのもいいかも!?
まとめ
スカッシュは老若男女が気軽に楽しめるスポーツです。室内で天候に左右されませんし、道具を揃える費用も高くない、しかも、健康にいい!と三拍子、いや五拍子が揃っているスポーツです。自分のレベル、経験に合った大会に出場することもできますし、目標も得られるスポーツになっています。一度経験してみても損はないと思いますよ。
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