ウォータースポーツにも色々ありますが、
ハワイで生まれたSUP(スタンドアップパドルボード)をご存じですか?
「スタンドアップってことはボードの上に立つの?」
「やってみたいけど難しそう!」
「運動神経のいい人しか出来ないんじゃない?!」
そんな心配はご無用!
サーフィンやウェイクボードのようなイメージを思い描いたかもしれませんが、SUPはゆったりと穏やかに、海の上を散歩するような感覚でできて、初心者でも、運動が苦手な人でも、気軽にチャレンジできる、ウォータースポーツなのです。
興味が湧いてきましたか?
それでは、SUPについて更に詳しく紹介していきましょう!
ボードの上で○○する!?これがSUPの遊び方!
SUPの遊び方は一つではありません。
例えば、
・ボードに乗り、パドルをこいで、水上散歩
(愛犬と散歩する方もいるんですよ!)
・ボードの上で、ヨガやピラティス
・釣りスポットまで漕いでいって、釣りをする
・経験を積めば、もちろんサーフィンのように波乗りもOK
・立っても座っても寝てもOK
実際にどんな感じなのか、こちらの動画を観てみましょう。
「【SOTOASOBI】 今話題のSUPの魅力をご紹介!(full ver.)」
気軽にチャレンジ出来るという理由が、おわかりいただけたのではないでしょうか?
それでは、SUPを始めるためのボード選びについて説明しますね。
ここが大切!初めてのSUPボード選び!
SUPボード選びは、何を基準にすれば良いのでしょうか?
一番重要なのが、体重。
最大積載量の約半分=ボードに乗る人の体重、これを目安にしましょう。
つまり、最大積載量140キログラムのサイズなら、大体、体重50キログラム~80キログラムの方にオススメということになります。
その他の選ぶ基準として、
ボードの種類、形状、大きさ、初期費用に分けて、説明しますね。
ボードの種類
・ハードボード
→サーフボードのような硬いボードで、安定感があります。
・インフレーターブル
→空気を入れて膨らませるボード。
空気で膨らませると言っても、耐久性に優れた素材で出来ているので、
浮き輪のように簡単に破れることはありません。
持ち運びや収納に便利で、浮力に優れています。
形状
・フラットウォータータイプ
→幅が広めで文字通りフラット。水上散歩やヨガをしたい方向けのボード。
・レースタイプ
→幅が細く、スピードを重視する方に最適。
レースやツーリングで使用したい、中級者から上級者向け。
・オールラウンドタイプ
→楕円形をしているスタンダードタイプ。
インフレーターブルボードのほとんどがこのタイプで、ツーリングやヨガ、
釣り、波乗りなど幅広い用途に使用できます。
初級者から中級者向け。
・フィッシングタイプ
→カヌーの形に似ているのが特徴。
ボードの両サイドにチューブがついていて、転倒しにくく、浮力もあるタイプ。
クーラーボックスの取り付けが可能なものもあります。
大きさ
基本的に、長さ×幅×厚み=浮力となります。
浮力が大きいと安定すると考えて下さい。
ただ、浮力が大きい=風の影響を受けやすいため、パドルで方向転換などの操作がしにくくなることを知っておきましょう。
標準サイズは、
長さ→300㎝~330㎝、幅→75㎝~85㎝、厚み→10㎝~15㎝。
これを基準に、子供や小柄な方は小さめ、大柄な方は大きめを選ぶといいでしょう。
初期費用
ハードボード、インフレータブルボード、どちらを選ぶかによって、価格が大きく変わってきます。
ハードボードの方が、費用は高くなります。
ボードだけで10万円を超えると思って良いでしょう。
インフレーターブルボードは、パドルやポンプ、バッグなどセットで購入しても、安いものだと5万円前後で揃えることができます。
まずは、あなたがSUPで何を楽しみたいのか、後は、持ち運びやすさや収納場所の広さ、予算など、総合的に考えた上で、お伝えした基準を参考に選んで下さいね。
そして、SUPを始めるには、当然SUPボードだけ用意すればいいのではありません。
他に必要な道具は、
・パドル
・アクアシューズ
・リーシュコード(身体とボードを結ぶもの)
・ポンプとバッグ(インフレーターブルの場合)
・ウェットスーツか水着
・ライフジャケット
これらを揃えておくようにしましょう。
小慣れてきたらSUPレースに挑戦!
アクティビティとして楽しむだけも、それはそれで満足でしょう。
でも、また違った面白さや更なる刺激を求めるなら、SUPレースに出場してみてはどうでしょうか?
日本SUP連絡協議会に加入している団体が、全国各地でSUPの大会を開催しています。
種目は主に、SUPサーフィンとSUPレース。
SUPフィッシング大会を開催している団体もあります。
どんな内容か、簡単に説明しましょう。
1 SUPサーフィン
NSA一般社団法人日本サーフィン連盟のルールで行われます。
アマチュアとプロに分かれていますが、波乗りですから、かなり高い技術が必要になります。
2 SUPレース
SUPボードを漕ぐ速さを競う大会。
ボードの長さと種類で、ボードクラスが分けられています。
レースの距離(1.5㎞、3㎞、6㎞、18㎞など)、個人かチームか、性別などを選んでエントリーします。
3 SUPフィッシング
大会エリア内で、規定時間内に釣った対象の魚の重量を競う、また、釣った魚の総全長を競う、といった大会になっています。
SUPで遊ぶだけじゃ物足りなくなったら、是非参加してみて下さいね。
一度やったらハマっちゃう!夏のレジャーはSUPに決まり!
とにかく一度、体験してみませんか?
楽しさを知ってしまったら、夏のレジャーは全てSUPで大満足!
最初は費用がかかっても、あっという間に元が取れるほど、ハマっちゃうはずですよ!
コメントを残す