「モルック」というスポーツををご存じですか?
フィンランド発祥のスポーツで本国では雪が解けて暖かい季節になってくるとスーパーで道具が売られ始めるほど有名なんですね。
さっそくモルックの遊び方知って友人や家族と遊んでみましょう!
ルールは?
まずはどんなスポーツなのかルール説明です!
必要な道具
モルックをするには必要最低限の道具がいります。
引用:楽天
必要なのは、投げる為の何も書いていない木の棒「モルック」と、1から12まで数字が書いてある棒「スキットル」12本です。
楽天で売ってるんですね~。
もうひとつ、投げる位置を決める「モルッカーリ」という物もありますが、これはなくてもプレイできるようです。
やり方
モルックは対戦形式なので、チームごとに交互に投げてプレイしていきます。
スキットルを図のように並べ、3~4m離れた所にモルッカ―リを置き、モルッカ―リの手前からモルックを投げてスキットルを倒していきます。大会などでは3.5m離すことが多いようですね。
モルックを投げるのは「下手投げ」。ソフトボールのように下から投げます。
たった4分で分かる!モルックのルール解説動画【マイナースポーツ】
得点
スキットルが複数倒れた場合は「倒れた本数=得点」になり、1本だけ倒れた場合は「倒れたスキットルに書かれている数字=点数」になります。
交互にスキットルを倒していき、先に50点ちょうどになったほうが勝ちです。
スキットルはモルックに倒されてだんだん遠くなっていき、倒れた位置で再び立てられるので、ゲームが進むにつれて倒すのがどんどん難しくなっていきます。
【注意点】
・スキットルが完全に倒れていない場合は得点になりません(重なって地面についていない)。
・得点が50点を超えた場合、25点へ減点されゲームは続行されます。50点ピッタリを取らないといけません。
・3回連続してスキットルを1本も倒せなかった場合は失格となります。
イメージはボーリングのような、カーリングのような、ビリヤードのようなスポーツですね!
慣れるまでは得点を計算するのが難しそうです・・・
モルックの起源は?
冒頭でも触れましたがモルックはフィンランドが発祥の国です。
昔からある伝統的な遊びキイッカ(kyykkä)を元に開発されたスポーツなんですね。
晴れた日にピクニックをしながらや、ビール片手にモルックをするのが一般的なようです。
それだけ身近なスポーツということですね。
フィンランド以外ではフランスで盛んに行われています。
2019年の世界大会はフランスで開催されました。
日本ではどれぐらいの人がやってるの?
日本ではあまりなじみがないと思いますが、お笑い芸人の「さらば青春の光」の森田哲也さんが始めたことで注目を浴びています。
左側が森田哲也さん
右側は東ブクロさん
さらば青春の光さんはなんと世界大会にまで出場したそうですよ!
どういう大会があるの?参加方法は?
日本では、毎年5月に東京大会、10月に日本大会が開催されています。
毎年8月には世界大会も行われています。
ちなみに世界大会に日本代表として出たい場合、現地まで行く資金があれば誰でも出ることができます!
航空券やホテルの手配は自分でしないといけません。
さらば青春の光の森田さんは、クラウドファンディングで300万円以上の支援を得て、フランスで行われた世界大会に参加したそうです。
結果は残念ながら2次予選敗退・・・
次回の大会でのがんばりを期待したいですね!
競技人口は世界で3000万人、日本では約1000人と言われていますが、森田さんの活躍で、日本での競技人口はもっと増えているかもしれません。
気軽に始められる「モルック」
モルックは、年齢・性別関係なくできますし、車いすの方でもできます。
特別なスキルも必要ありません。
道具もAmazonや楽天で売っているので、競技として難しく考えず、ピクニックにモルックを持って行って、ゲーム感覚で家族や友達とプレイすれば盛り上がると思いますよ!
参考:日本モルック協会
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