魔法の世界で流行っている「クィディッチ」というスポーツをご存じですか?
え?魔法の世界?
と思いますよね。
魔法の世界とは、みなさんもよく知っている「ハリーポッター」です。
映画を観たことない方でも、予告やCMでほうきに乗って球を追いかけているシーンを見たことはないですか?
□Quidditch – ハリーポッター
それが「クィディッチ」というスポーツなのです!
魔法界では一番人気のスポーツだそうですよ~。
そしてそのクィディッチが現実世界で行われているのです!
どうやって!?
と思いますよね!
この記事では、そんな気になるクィディッチについて説明していきたいと思います!
魔法世界でのルール
ルールを簡単に説明すると
ほうきにまたがって空を飛びながら、動き回るスニッチという金色のボールを先につかまえたチームが勝ちです。
1チーム7人で行われ、スニッチをつかまえるまでゲームは続くそうです・・・
これは魔法界での話ですので、現実に行われているルールを説明していきますね。
現実世界でのルール
チーム編成
・男女混合7人
ポジション
・シーカー(1人)-スニッチをつかまえるポジション
・ビーター(2人)-ブラッジャーという赤いボールを使って相手を妨害するポジション
・チェイサー(3人)-クワッフル(白いボール)を相手の輪(フープ)に入れ得点を獲得するポジション
・キーパー(1人)-自分の陣地にある輪(フープ)にクワッフルを入れられないよう阻止する
ボール
・クワッフル(1個)-相手陣地の輪に入れることで10点の得点
・ブラッジャー(3個)-ビーターが相手を妨害するために使う
・スニッチ(1人)-黄色い服を着た人←ボール!?
ブラッジャーを当てられると一旦自分の陣地に戻りフープにタッチして戻らないといけません(ノックアウト)。
もうすぐでスニッチを獲れる!という時に当てられると「惜しい!」となるわけですね。
魔法の世界と同じように、現実世界でもスニッチを獲った瞬間に試合は終了し、スニッチを獲ったチームに30点が加点され勝利となります。
ボールの説明のところで「ん?」と思った方もいると思いますが、現実世界ではスニッチを人がやります。
テニスボールを入れた黄色いソックスを付けていて、つかまらないように逃げるのみ!
この役の人はキツいだろうな・・・
そして重要なのは、プレイヤーは全員ほうきにまたがりながらプレイすること!

ハリーポッターではもちろんほうきに乗って飛びながら行っていますから、そこは忠実に再現しているわけですね。
このスポーツは2005年、アメリカはバーモント州に住む2人の学生によってハリーポッターの世界を模倣する形で考案されたといわれているそうです。
□【クィディッチ】あの魔法界のスポーツが現実世界に!?
色々突っ込みどころがあるクィディッチですが、動画を見るとなかなか激しいように見えるし、ほうきを持っているので危ない!
怪我人が出そうでヒヤヒヤします・・・
競技人口
どれぐらいの人がやっているんだろう?と思いますが、意外にも(失礼?)40ケ国以上でプレーされており、競技人口は2万人ほどと言われています。
メジャーなスポーツに比べたらまだまだ少ないですが、15年前から始まったことを思えばこれからどんどん増えていくのではないでしょうか。
公式大会はある?
ワールドカップ
2012年に初めてワールドカップが開催されましたが、その時はわずか5チームだったそうです。
それが2018年には29チームが参加するまでになったようですよ!
メジャーリーグ(2014年開始)
アメリカの15チーム、カナダの1チームの16チームで構成されています。
プレミアムリーグ(2016年開始)
イギリス国内の10チームで構成されています。
残念ながらまだ日本代表は出場経験がないようです。
日本では行われているのか?
なんと、日本にも「日本クィディッチ協会」なるものがありました!
Twitterで情報を発信しているので、気になる方はチェックしてみてください!
マスコミでも紹介されているみたいですね。
全日本選手権も行われているようです。
体験会もあるようなので、一度やってみたい!という方は体験から始めてみてはどうでしょうか。
東京ですがクラブチームもあるようで、漢字では「箒球倶楽部」と書いてありました。
なるほど、うまいこと言います。
ハリポタファンにはたまらない?

ハリーポッターのファンの人なら、「あのスポーツが現実でできるのならやってみたい!」と思う方もいるかもしれません。
空を飛べるわけではありませんが、競技人口が増えていることを思えば今後注目していきたいスポーツなのだと言えます。
映画の世界のスポーツを実際にやってみるって、とても夢がありますね!
これから日本でもメジャーになっていくかもしれません!
■クィディッチを始める!または掃除を始めるぞ!と思いたったなら、職人手作りのホウキを見てみてはいかがでしょう(^^♪きっとワクワクしますよ!
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