都の三大祭といえば、葵祭(2月)・祇園祭(7月)・時代祭(10月)。

その中で10月に開催される「時代祭」は、京都が積み重ねてきた長い歴史の時間を一度に見られるお祭りです。

他の二つの祭と比べると少々知名度が下がる時代祭ですが、京都三大祭の一つに数えられるだけあって、内容は盛り沢山!特に京都のすべてを短時間で楽しみたい!という人には、オススメのお祭りなんですよ。

そんな古都京都の時代祭、2018年の日程やスケジュール、そして行列のコースや見どころ、有料観覧席の情報について紹介します。

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時代祭2018年の日程と行列のコース

京都御苑

毎年10月22日に

時代祭は、京都・平安神宮のお祭りで、毎年10月22日に開催されます。

  • 開催日程:2018年10月22日(月)
  • 時代行列:12時〜14時30分(予定)
  • 行列ルート:京都御所~烏丸御池~三条大橋~平安神宮

*雨天時は23日順延、23日も雨の場合は中止

これは平安遷都が10月22日に行われたという説があるためで、この日に行うことに意味があるんです。2018年の10月22日は月曜日ですが、例年平日でも混雑するので、スケジュールを調整した上で見に行きたいですね。

昨年2017年は台風の接近により、行列が中止になりましたので、今年は晴れることを祈りましょう。

尚、時代祭の祭事自体は10月22日以外にもあり、次のスケジュールとなっています。

日にち 時間 行事
10月15日(月) 13:30 宣状祭(参役宜状授与)
15:00 奉祝踊り足固め
10月21日(日) 10:00 前日祭
10月22日(月) 07:00 祭文奏上
08:00 神幸祭
10:30 行在所祭
12:00 時代祭の行列進発
16:00 大極殿祭並還幸祭
10月23日(火) 10:00 後日祭

気になる行列のコースは

気になる時代行列のコースですが、毎年同じコースを行列しています。

地図上の★印が出発点(京都御所)、■印が到達点(平安神宮)です。時間は、先頭の通過予定時刻ですので、おおよその目安として参考にしてくださいね。

場所(行列コース) 通過時間
1 京都御所建礼門前(行列出発) 12:00
2 堺町御門 12:15
3 烏丸丸太町 12:30
4 烏丸御池 12:50
5 河原町御池 13:20
6 河原町三条 13:30
7 三条大橋 13:40
8 三条神宮道 14:10
9 平安神宮(到着地点) 14:30

コース参考:時代祭の行列コースと時間

全体を通して2時間30分ほどかかりますが、京都の代表的な通りを練り歩くコースなので、見に行く際も迷わないですね。

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時代祭の見どころは?

各時代の衣装が勢揃い!

時代祭といえば、「時代行列」は絶対に見逃せません!

時代行列とは、京都が都であった時代を8つの時代に分けて行列を行うもの

明治維新(幕末)・江戸時代・安土桃山・室町時代・吉野時代・鎌倉時代・藤原時代・延暦時代の順に行列が行われますが、参加人数は約2000人、行列の長さは2キロに及ぶというから驚きです。

しかもこれら各時代の衣装は、時代考証に基づいて京都の職人が手がけた、本物に限りなく近いものなんですよ。

古都京都の時代衣装

主な時代と衣装は次の通りです。

時代 行列の衣装の内容 解説
明治維新 1 維新志士列 維新側の衣装がとり上げられています。そのため勤王側だった新選組の衣装はありません
2 維新勤王隊列
江戸時代 3 徳川城使上洛列 毎年お正月に行われた、江戸城から京都の皇室への上洛の様子を再現しています
4 江戸時代婦人列
安土桃山時代 5 豊公参朝列 織田信長と豊臣秀吉、戦国時代の頂点を極めた武将のそれぞれの上洛の様子を再現しています
6 織田公上洛列
室町時代 7 室町幕府執政列 歴代室町幕府将軍の衣装や、洛中の風俗を再現した衣装が楽しめます
8 室町洛中風俗列
吉野時代 9 楠公上洛列 吉野時代とは、いわゆる「南北朝時代」の事。後醍醐天皇側についた楠木正成の上洛の様子や、当時の女性の衣装を再現しています
10 中世婦人列
鎌倉時代 11 城南流鏑馬列 後鳥羽天皇が主催した、流鏑馬の儀式の衣装を再現しています
藤原時代 12 藤原公卿参朝列 平安時代後期の藤原一族が栄華を極めた頃の衣装で、一番「京都らしい」衣装かも知れません
13 平安時代婦人列
延暦時代 14 延暦武官行進列 平安京遷都前後の衣装となります
15 延暦文官参朝列
神幸列など 16 神饌講社列 「神幸列」は、桓武天皇が神輿で今の京都を見物している、というものになります
17 前列
18 神幸列
19 白川女献花列
20 弓箭組列

□時代祭

*各時代の様々な衣装が次から次へと表れますので楽しめますね。

有料観覧席は?

ゆったりと見られる!

時代祭はとにかく行列が長く、出来れば座って見学したいもの。しかし場所の確保は大変ですし、良い場所ともなると大混雑の中で見学となってしまいます。

そこでオススメなのが、有料観覧席です。全席指定の椅子席なので、立ち見が辛い方は有料席を利用してみませんか?

有料観覧席の詳細は次の通りです。

  • 料  金…1席 2,050円(全席指定・パンフレット付き)
  • 観覧場所…
    • 京都御所(12時頃)
    • 御池通(13時頃通過)
    • 平安神宮道(14時20分頃通過)
  • 発売開始…2018年8月28日(火)より
  • 発売場所…
    • コンビニ(ローソン・ミニストップ・セブンイレブン・ファミリーマート)
    • インターネット(旅の発見・チケ探・楽天チケット)
    • 旅行代理店(近畿日本ツーリスト・JTB・日本旅行) 他
    • 京都総合観光案内所「京なび」(京都駅2階)
    • 京都市河原町三条観光情報コーナー(京都朝日会館1階)
  • お問い合わせ…京都市観光協会(TEL:075-213-1717 10:00~18:00)

当日は先頭通過予定時刻よりも30分前までには席に行く事をおすすめします。直前ですと周囲も含めて大混雑し、席まで辿りつけない可能性があるので注意してくださいね。

京都観光

京都の時代祭の歴史

京都では「比較的」新しい祭

代祭の歴史は京都の祭としては比較的新しく、1895年(明治28年)からはじまりました。

そのきっかけとなったのは、平安神宮の建立です。

平安神宮は「平安京遷都1100年」を記念して建立された神社で、平安時代の建物の一部を復元したもの。お祭りしている神様も、平安京を遷都した当時の天皇である「桓武天皇」なんです。

京都の由緒ある神社

時代祭が始まった頃の京都は、首都が東京へと移った影響で街に活気が失われつつありました。そこで、都を盛り上げようとする祭として「時代祭」が誕生しというわけです。

内容も「桓武天皇に今の京都の繁栄ぶりを見てもらうお祭り」というもので、時代行列がメインとなりました。

より楽しむために事前にチェックを!

代祭で見られる各時代の衣装は本格的で、まるでその時代にタイムスリップしたかのよう。出来れば、それぞれの衣装の時代のことを事前にチェックしておくと更に楽しめます

幕末のこと、江戸時代の京都のこと、室町・鎌倉・そして平安京のこと・・全てを知る必要はありませんが、どこか一つだけでも軽く調べるだけでも違った見方が生まれます。

様々な時代の風情が楽しめる京都・時代祭で、衣装のタイムスリップを楽しんでくださいね。