
愛知県豊田市には、毎年夏の始めになると盛大に行われる花火大会があります。
見に行った人が口々に、
「映画館のような迫力だった」
「音がスゴイ」
と大評判!
そんなすごい花火大会の名前は、「豊田おいでんまつり花火大会」。
どれほどの迫力なのか?また「おいでんまつり」という名称も気になるところですね。
そんな豊田おいでん祭りの花火について、2024年の日程や見どころ、穴場スポットを紹介していきます。
おいでんまつり・花火大会2024年の日程は?

「豊田おいでんまつり」は、愛知県豊田市で毎年初夏に行われるお祭りで、そのおいでんまつりの一貫として最後に行われるのが花火大会です。
「おいでんまつり」は、6月から
豊田市内では、6月から各地で週末に「マイタウンおいでん」が開かれます。その内容はいずれも、「おいでん」の総踊り。
2024年(令和6年)は、6月8日(土)10時から鞍ヶ池公園で行われる「いけいけ鞍ヶ池おいでんまつり」を皮切りに、ほぼ毎週、主に土曜日を中心に「おいでんまつり」が開かれます。
- イベント:マイタウンおいでん
- 開催日時:2023年6月8日(土)~7月13日(日)
- 開催場所:名鉄 豊田市駅東側一帯
「豊田おいでんまつり」のフィナーレに
「マイタウンおいでん」のフィナーレを飾るのが、踊り連が集結する「おいでんファイナル(おいでん総踊り)」となります
- イベント:おいでんファイナル(おいでん総踊り)
- 開催日時:2024年7月27日(土)17:00~20:30
- 開催場所:名鉄 豊田市駅東側一帯
- 会場へのアクセス:JR「豊田市駅」から徒歩1分、愛環線「新豊田駅」から徒歩3分
そして、「豊田おいでんまつり花火大会」はその翌日の日曜日。
- イベント:豊田おいでんまつり花火大会
- 開催日時:2024年7月28日(日)19:10~21:00
- 打ち上げ場所:矢作川河畔 白浜公園一帯
- 打ち上げ数:約15000発
- 会場へのアクセス:JR「豊田市駅」・愛環線「新豊田駅」から徒歩10分
※雨天時の延期なしです
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豊田おいでんまつりのメインは2日間ですが、おいでんファイナルと花火大会は同じ日ではありませんので、ご注意くださいね。
豊田おいでんまつり花火大会の見どころ
音楽にあわせて打ち上げられる「メロディ花火」
豊田おいでんまつり花火大会の特長は、熟練花火職人の手で打ち上げられる15,000発の花火です。
その中には、音楽にあわせて打ち上げられる「メロディ花火」があり、音楽と花火に圧倒されます。
□豊田おいでんまつり花火大会 メロディ花火
https://youtu.be/vQWQ1GpI09Y
花火は芸術だ!
そしてフィナーレに近づくと圧倒的な迫力の「ワイドスターマイン」が次々と打ち上げられます。そして最後に会場一杯を埋め尽くす「ナイアガラ大爆布」を見ていると、花火は芸術品だと改めて実感しますよ。
おいでんまつりの花火は、プログラムに凝っていて見応え満点!その素晴らしさから花火師の評価がとても高いというのもわかりますね。
□豊田おいでんまつり花火大会 フィナーレ付近
https://youtu.be/PgFZQnuLvfk
花火のオススメ見物ポイント
花火大会の見やすいスポットは「白浜公園」(豊田市白浜町)。
しかしここは毎年大混雑します。前日から場所取りが解禁されると、あっという間に良い場所はなくなってしまいます。市外から花火を見に行こうとするとあまり良い場所が残らないのでとっても大変です。
そこで『穴場』と呼ばれる、見物スポットを紹介します。
打ち上げ場所の矢作川より離れ、更に豊田市駅よりも西側に位置するため、花火は少々小さめとなります。
その代わり穴場中の穴場で、花火は見えて人も少ない絶好の見物ポイントとなります。混雑が苦手で、ゆっくり花火を楽しみたい人にオススメです。
打ち上げ場所の「矢作緑地白浜公園」と地続きの公園で、北側に位置します。
比較的花火がはっきりと見え、音楽も聞こえるポイントです。遊具もあるので、お子様連れの方におすすめのスポットですね。
それほど大きい公園ではないのですがトイレもあり、それでいて花火もしっかり見えるポイントです。
花火大会で意外と困るのが、トイレに行きたくなった時。大きな会場になればトイレにも一苦労するので、トイレのある穴場は非常に嬉しいですね。
豊田おいでんまつりの由来
地域の繋がりを感じて

「おいでんまつり」は、元々は1968年(昭和43年)にはじまった、「豊田まつり」というお祭りでした。この時期の豊田市は合併吸収を繰り返しており、また「トヨタ自動車」が発展した時期とも重なりました。
新しくこの街に住みだした人と、昔からの住人をつなぐためのお祭りという側面もあったんです。そして祭りが20回を数える頃に、もう一度原点から見なおそうという話が持ち上がりました。
そこで新たにみんなで踊れる「総踊り」を考案し、「豊田おいでんまつり」と生まれ代わりました。この頃から、おいでんまつりのファイナルに、花火大会も開催されることとなったんですね。
おいで、踊って、見て
おいでんまつりの「おいでん」とは、三河弁で「おいで」という意味。おいでんまつりに生まれ変わった際に作られた、総踊り「おいでん」もここから取られているんです。
□おいでん民謡調
https://youtu.be/RBwtxl1POdk
民謡調は踊りの事。踊り自体は覚えやすく、歌はかなりポップですね。
おいでんまつり期間中は、豊田市内でこの曲が流され続け、ついつい口ずさんでしまいます。この歌詞には「おいでん」「みりん」「おどろまい」という言葉が織り込まれています。
標準語にすると、
- おいでん → おいで
- みりん → みてね
- おどろまい → おどろうよ
となります。
この歌詞の通り、おいでんまつりは、「集まって、みんなで踊って、花火をみる」お祭りなんですね。
余裕を持って花火を見に行こう
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おいでんまつりの花火大会は花火職人の腕が光る、素晴らしくて芸術作品を見ているようです。
それだけに各地より観客が訪れ、あちこち大混雑します。なるべく良い場所でと思うのなら早めの行動が必要ですね。また帰りも混雑を見越しておいたほうが良いでしょう。
電車で行った場合は先に帰りの切符を用意する、交通系ICカードのチャージをあらかじめ行なっておくと便利ですよ。ちょっとの工夫でスムーズな行動が可能となります。スマートに行動して花火見物を楽しみましょう!
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