お彼岸の由来とは? 2017年春・秋のお彼岸はいつ?

| 日本の習慣・行事 | , ,

ohiganyurai1
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われる言葉です。

厳しい残暑や寒さも、お彼岸の頃には和らいで過ごしやすくなると言うことでこの言葉には、どんな辛いこともいつかは和らぐとの優しい気持ちを感じます。

「お彼岸」と言うと、お墓参りや「おはぎ」が思い浮かびますが、「彼岸(ひがん)」と言うのはすこし難しい言葉ですね。

そんなお彼岸の由来や行事、2017年のお彼岸の日などについてまとめてみました。

スポンサーリンク

お彼岸の由来

「彼岸(ひがん)」と言うのは、「対岸」つまり「あちら側」のことです。

対する「此岸(しがん)」と言うのは、「こちら側」になります。

でも、こちら側とかあちら側と言うのは一体何のことでしょう?

仏教の「彼岸」

ohiganyurai4

は、彼岸と言う言葉は、サンスクリット語の「波羅密多(はらみた)」の意訳、「到彼岸(とうひがん)」から来ており、仏教用語です。

「到彼岸(とうひがん)」とは、文字通り「彼岸」に到ること

私たちの生きている「此岸(この世)」から、悟りの境地「彼岸(ひがん)」に到達するためには、「修行」が必要です。修行で乗り越えるべき煩悩と迷いを川にたとえ、川のこちら側が「この世」、あちら側は「悟りの境地」と言うわけです。

お彼岸は日本固有の行事

もともと仏教に由来する「お彼岸」。でも、実は、他の仏教国には見られない日本固有の行事です

煩悩と悩みに満ちた現世「此岸」に対し、悟りの境地を指す言葉であった「彼岸」は、いつしか死後の「極楽浄土」ととらえられるようになります。亡くなったご先祖さまの住む世界も「彼岸」とされるようになったのです。

春分の日と秋分の日には、太陽が真東から昇って真西に沈みます。

昼と夜の長さがほぼ同じになるこの日には、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えられたため、ご先祖様を供養するようになりました。

この習慣は、今でも続いており、お彼岸には、お寺では法要が行われたり、お墓参りに行くなどして「ご先祖様をしのぶ日」となっています。

また、彼岸は「日願(ひがん)」に由来するとの説もあります。

恵みをもたらしてくれる太陽を信仰したり、ご先祖様を大切にする気持ちは、日本に限らず古来より普遍的なものと言えますね。

お彼岸とは何? といった基礎的なことについてはこちらの動画も参考にしてみて下さい。

お彼岸ですることは?

お彼岸は「ご先祖様に思いをはせる日」です。

お寺で行われる法要に参加したり、お墓参りに行ったりします

ohiganyurai2

また、お彼岸を「悟りの境地」だととらえれば、お彼岸期間中は、悟りへの「修行」の期間でもあります。

この修業は「六波羅蜜」と呼ばれ、お彼岸期間中はこれを実践し、徳を積むことが大切とされています。

◆六波羅蜜(ろくはらみつ):悟りの境地に至るための六つの修行

布施(ふせ) ほどこす
持戒(じかい) つつしむ
忍辱(にんにく) しのぶ
精進(しょうじん) はげむ
禅定(ぜんじょう) 心身を静める
智慧(ちえ) 学ぶ

スポンサーリンク

2017年のお彼岸の日は?

お彼岸は、春と秋にあり、それぞれ春分の日、秋分の日を「中日(ちゅうにち)」としてその前後3日間ずつ、合わせて7日間です。

2017年の春分の日は3月20日、
秋分の日は9月23日なので、
お彼岸期間は次の通りとなります。

2017年お彼岸の日は?

【春彼岸】(彼岸)
3月17日(金) 彼岸入り
3月20日(月) 彼岸の中日(春分の日)
3月23日(木) 彼岸明け

【秋彼岸】(のちの彼岸)
9月20日(水) 彼岸入り
9月23日(土) 彼岸の中日(秋分の日)
9月26日(火) 彼岸明け

「彼岸」を思う日にしよう

ohiganyurai3

国民の祝日に関する法律(祝日法)によれば、春分の日、秋分の日はそれぞれ、
春分の日:「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日
秋分の日:「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日

だとされています。

大切な人を亡くされた経験のある方にとっては、お彼岸はとても大切な行事。お墓参りに行ったり、故人の好きだったものをお供えしたりして過ごされる方が多いのではないでしょうか。

また、お彼岸の期間中は、「悟りへの道」とまでは行かなくても、普段より「ちょっといいこと」を心掛けてみるのもいいかも知れませんね。

そうすれば、自分自身も笑顔になれる気がします。

スポンサーリンク

おすすめ記事

関連記事

お中元を贈る時期はいつからいつまで?マナーで気を付けることは?

日頃お世話になっている方へ送るお中元は、夏の欠かせないご挨拶ですね。目上の方へ贈ることの多い

記事を読む

ひな祭りの由来・歴史とは?桃の節句と呼ばれる理由

春になると、女の子のいるご家庭では、「ひな祭り」が楽しみですよね。 雛人形(ひな人形)を準

記事を読む

「勤労感謝の日」の意味や由来とは?英語ではどう説明するの?

毎年、11月23日は勤労感謝の日。 深まる秋も終わろうとし、寒い冬に入っていくこの季節。師

記事を読む

地蔵盆はいつ行われて何をするものなの?お供え物や金額の相場は?

夏の行事と言えばお盆ですが、地域によって7月~8月とばらばらです。また地域独特の夏の行事もあり、引っ

記事を読む

お彼岸のお供え物には何がいいの?のしはどうする?

春と秋には、「お彼岸」がありますね。 お彼岸には、昼の長さと夜の長さがほぼ同じくらいになる

記事を読む

お月見団子の作り方。簡単に出来る手作りレシピをご紹介!

毎年9月ごろに楽しむお月見は、季節の移り変わりを楽しむ日本人らしい風習ですね。そのお月見に欠

記事を読む

処暑(しょしょ)の意味と食べ物について。2017年はいつ?

夏の暑い季節などに、良くニュースのお天気コーナーで、「暦の上ではもう秋なのですが…」というフレーズを

記事を読む

納涼祭が行われる意味と楽しみ方!夏祭りとの違いは?

「町内会主催で納涼祭を行います」と、回覧板などが回ってきたことはありませんか?あるいは勤務先

記事を読む

針供養の日とはいつ?どこの寺社で行われるの?広まった由来も紹介!

最近では何でも購入出来ることから、ぞうきんなどは自分で縫わずに店で買うする人も増えています。

記事を読む

恵方巻きの正しい食べ方とは?使う具材は何?レシピもご紹介!

節分近くになると「恵方巻き」の広告が目につくようになりますね。 コンビニのキャンペーン

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

DHAとEPAの違いとは?健康に優れたその効能と効果的な摂り方は?

毎日の食事では、お肉・野菜・魚・穀物などをバランスよく食べるこ

人気の高いみかんの種類や特徴とは?美味しいみかんの選び方もご紹介!

寒くなると出回りだすみかんは、冬に欠かせない果物の一つ。ビタミ

千歳の支笏湖氷濤まつり2018年の日程と見どころ!花火の時間は?

冬の北海道と言えば、凍えるような寒さと雪が特徴的。そしてこの雪や寒さを

旭川冬まつり2018年の日程と見どころ!花火はいつ?ゲストも楽しみ!

北海道の冬は雪が多く、それらを活かしたイベントも多く行われています。

層雲峡氷瀑まつり2018年の日程や見どころ!花火の時間は?

冬は寒くて外出を控えがちですが、だからこそ楽しめる光景がたくさ

→もっと見る

スポンサーリンク

PAGE TOP ↑