3は別れの季節でもあり、冬から春へと移り変わる季節でもあります。そんな3月の祝日と言えば、春分の日

学生にとっては春休み前の祝日、社会人にとっても年度末にほっと一息つける祝日ですよね。

そんな春分の日ですが、どういう祝日なのかご存知ですか?名前だけは知っていても以外と良く知らないかもしれませんね?

そこで、
・春分の日の意味
・2018年の春分の日はいつ?
・春分の日に行われることや食べられるもの

…について、順番にまとめてみました!

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春分の日の意味

自然を慈しむ日

春分の日は国民の祝日の一つで、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と定められています。確かに3月下旬は新緑が芽吹き始める時期ですが、祝日の理由としてはやや曖昧ですよね?

この祝日は昭和23年に交付されたもので、それ以前は「春季皇霊祭」という祝日。これは歴代天皇・皇后らの霊を慰める儀式を行う日で、それが祝日となっていました。

ちなみに春のお彼岸として、春分の日の前後7日間にお墓参りに行きますよね?これは仏教でも同様に、ご先祖様の霊を慰める儀式を行うから。

祝日の名前は変わりましたが、風習・行事としては今もしっかり残っているんですよ。

昼と夜がほぼ同じ

ところで春分の日の「春分」とは、どういうものなのでしょうか。

春分は二十四節気という、1年を24等分する暦に登場するもの。二十四節気は季節に基づいているものの為、昔から農作業を行う方に重宝されてきました。

二十四節気の一つである春分は、一年で一周する太陽の通り道にある「春分点」を通過する日。また昼と夜がほぼ同じになる日とされていますが、日本では14分程度昼のほうが長くなっています

2018年の春分の日はいつ?

2018年は・・・

春分の日は「太陽が春分点を通過する日」のため、その年によって日付が変わります。具体的には、3月20日か21日のいずれか。

2018年に関しては、3月21日(水)が春分の日となります。

算出方法はあるの?

今年の春分の日が3月20日か21日のどちらであるかを確認するには、どうすれば良いのでしょうか。

それは「今年の西暦を4で割り、出た余りの数」で確認することが可能です。

今年の西暦を、

  • 4で割り、余りが0・1だった場合は3月20日
  • 4で割って余りが2・3だった場合は、3月21日

が春分の日となります。

2018年の場合は、4で割ると余りが2になりますので、3月21日というのがわかりますね。

ただしこの算出法は、2022年まで使えるもの。2023年以降に関しては改めて条件が変わるので、その年ごとに確認しましょう。

法律上の春分の日の決め方

法律上での春分の日は「春分点を太陽が通過する日」となっており、実は日付を指定していません。

その年ごとの春分の日を決めるのは、国立天文台が観測した最新データである「暦象年表」が届いてから。これに基づいて春分の日と秋分の日を確定し、2月1日に公布されます。

例えば、2018年の春分の日(及び秋分の日)は、2017年の2月に正式に日付が公布さるということですね。つまり2017年1月までは日付は未確定だったというわけです。

とは言え、春分点の通過日と、実際の春分の日が違ったことはありません。上の計算式で出た日と実際の春分の日の祝日が違う、という事にはならないので安心してくださいね。

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春分の日に行われる行事は?

お彼岸のお墓参り

春分の日の行事としては、お彼岸のお墓参りが有名です。これは春分の日を中日とした前後7日間に、ご先祖様の供養を行うというものです。

お彼岸の「彼岸」とはあの世を指す言葉で、それに対してこの世のことは「此岸(しがん)」と呼びます。その間には三途の川が流れていて、死者は川を渡って彼岸に行くというのが仏教での考え方。

実は彼岸は真西の方向にあるとされ、ちょうど春分の日と秋分の日にはほぼ真西に太陽が沈みます。そこで太陽が沈む真西を拝んでご先祖様を偲んだのが、お彼岸参りの始まりなんですよ。

参考記事:お彼岸のお墓参りの仕方 時間や服装の作法は?

お彼岸とぼたもち

お彼岸に欠かせないのが、もち米を甘いあんこで包んだ「ぼたもち」です。お墓や御仏前にお供えしたあとに、みんなで美味しくいただきます。

ぼたもちは「おはぎ」ともいいますが、春のお彼岸に食べるのは「ぼたもち」の方。これは春に咲く花「牡丹」に見立てたためで、秋に食べる方は萩に見立てるので「おはぎ」と呼ばれます。

ただしこの説には異説もあり、「こしあん」だと「ぼたもち」で「つぶあん」だと「おはぎ」という説も。更には春が「おはぎ」で秋が「ぼたもち」とする地方や、どちらも「おはぎ」とする地方もあるなど様々。

いずれにしても「もち米をあんこで包んだ食べ物」ですので、名前にこだわらず美味しく頂きたいですね。

参考記事:お彼岸のお供え物には何がいいの?のしはどうする?

春はすぐそこ

分の日はご先祖様への感謝とともに、生物と自然を慈しむ日。きれいなお花をお供えしたり、ガーデニングを始めるのにピッタリの日ですね。

暦の上では既に春ですが、実際の3月はまだ肌寒い日も続きます。しかし桜が開花するなど、自然の中に少しずつ春を感じられる部分も。

春分の日をきっかけにして、身近に訪れる春を探してみませんか?