大きなスーパー等で見かけることがある調味料の一つに「ダシダ」があります。料理のレシピでも味付けに使う人も増えていますね。

そんな様々な料理に使えそうな「ダシダ」ですが、名前も変わっていますし、どんな調味料なのでしょうか?

そこで、

  • ダシダとはどんな調味料?
  • ダシダはどんな料理で使う?
  • ダシダはどこで購入できるの?
  • ダシダが無いときに代用できるものは?

…について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ダシダとはどんな調味料?

韓国の万能調味料

korean cooking (2)
ダシダ(韓国語:다시다)は韓国生まれの顆粒調味料です。1975年に韓国の「CJ」という食品メーカーが売り出したのが始めで、韓国料理には欠かせない万能調味料となっています

こんな調味料です。現在では日本でも販売されていますね。

ダシダは「顆粒だし」に近く、ベースとなっているのは牛骨エキスです。そこに玉ねぎやにんにくなどを加え、旨味をぎゅっと閉じ込めています。

また、いりこだしや貝のだしをベースにしたダシダもあり、料理に合わせて使い分けることができるんですね。

つばを飲み込むほど美味しい!

「ダシダ」のネーミングは、「出汁(だし)の素として使えるから」名付けられたのでは?というように見えますよね。

実は「ダシダ」は「つばを飲み込むほど美味しそう」という意味の、韓国の俗語がそのまま付けられたんです。意味は違いますが、「まいうー(美味いの業界用語)」を商品名にしたみたいでユニークですね。

ダシダはどんな料理で使う?

韓国料理全般に

ダシダは韓国生まれの調味料なので、韓国料理との相性が抜群です。例えば鍋料理「チゲ」にダシダを少量加えると、牛肉の旨味が加わってより美味しくなりますよ。

また牛肉を甘辛く炒めた「プルコギ」も、ダシダを加えることで味に深みが生まれます。

korean cooking (3)

この他には韓国風お好み焼き「チヂミ」の生地に加えたり、「サムゲタン」に入れてコクを出すのもいいですね。日本の醤油のように、どんな韓国料理にも使えるのがダシダなんですね。

肉料理の味付けに

牛骨エキスがベースのダシダは、肉料理との相性も抜群です餃子ハンバーグを作る時に加えると、お肉に深いコクが生まれます。

韓国と言えば焼肉ですが、焼肉用のお肉に揉み込んで下味をつけるのもいいですね。

変わった所では、牛丼を作るときの味付けに「ダシダ」を加える方法があります。ダシダを加えることで、有名牛丼チェーンの味にぐっと近づくんですよ!

いつもの料理にプラス

ダシダは顆粒なので、炒めもの・煮物・スープに少量加えてもさっと溶けてくれます。ダシダだけでも味はしっかり付きますが、塩・コショウ・醤油などの調味料も加えてもいいですね。

チャーハンの味付けをダシダにするのもいいですし、スープならコンソメのように使えますよ
□人気韓国料理メニューの絶品わかめスープ!?


*500ccのお湯に大さじ1程度のダシダと乾燥わかめを入れるだけで、簡単韓国風スープができますよ!

スポンサーリンク

ダシダはどこで購入できるの?

ダシダは以下のスーパーやお店で売られています。

  • イオン
  • イトーヨーカドー
  • 業務スーパー
  • カルディ
  • コストコ
  • その他の韓国食材店

※地域の店舗によっては取り扱いが無いこともあります。

商品名はダシダ、牛肉だしの素、牛肉ダシダ…等少し違うことがあります。またその他のスーパーでも取り扱う店が増えてきてはいますので、地元のスーパーもぜひチェックしてみてくださいね。

また、ダシダは楽天などの通販でも購入できます。1kgなどの容量の大きなものであれば、送料無料のお店もありますよ。

【全国送料無料】牛肉ダシダ 1Kg ダシダ ( プゴク 牛肉味 タシダ )
価格:1360円(税込、送料無料) (2022/3/10時点)

 

 

楽天で購入

 

ダシダが無いときの代用は?

コンソメの素

ダシダは牛骨エキスをベースにした、顆粒のダシの素です。そのため牛肉と鶏肉エキスがはいった「コンソメの素」は、ダシダの代用品として使えます。

ダシダは牛肉の味が強めですが、コンソメは野菜の風味が加わっています。コンソメのほうがより洋風の味付けなので、ダシダの代用とする場合は気持ち少なめに使いたいですね。

コンソメスープ

鶏がらスープの素

中華料理の味付けでよく使う「鶏がらスープの素」も、ダシダの代用品として使えます。ただし鶏のエキスがベースなのでで、出来上がりの味は違ってきます。

また味覇(ウェイパー)や創味シャンタンは、中華料理向けにしっかりした味付けとなっています。ダシダよりも味が濃いので、ダシダの代用には向いていないので注意してくださいね。

和風だしの素

日本ではほとんど見かけませんが、ダシダにはいりこだしや貝のだしをベースにした商品もあります。もしもいりこだしベースのダシダを普段使っていて、その代用品を探しているなら、和風だしの素を使いましょう。

和風だしの素は、鰹節・昆布だし・煮干しのだしをベースにしいたけエキスなどを加えたものです。煮干しはカタクチイワシなどを干したもので、「いりこ」とも呼ばれています。

なので和風だしはいりこベースのダシダニとても近く、そのまま代用品として使えるんですよ!

いつもの料理に「ダシダ」をプラス!

【関連記事】

シダは韓国生まれの調味料で、牛骨ベースの「だしのもと」です。韓国料理に少量加えることで、味に深みとコクが加わるんですよ。肉料理の味付けにも使えますし、炒めものやスープに加えるとより深みのある味となります。

コンソメや鶏がらスープの素でも代用できますが、韓国料理を作りたいならぜひ入手したいですね。

使い切りタイプもあり便利です。少量からならチャレンジしやすいですね。

様々な料理に使いやすいダシダを、いつもの調味料として加えてみませんか?