洗濯物の部屋干し

濯物で気になることと言えば、きちんと乾くかどうかですね。青空の下で干せばすぐに乾きますが、雨の日などで部屋干しすると、なかなか乾かないこともよくあります。

なかなか乾かないと生乾きの嫌な匂いがしますし、乾くのが遅ければ、タオルなど必需品が足りなくなることもありえます。雨の日の部屋干しでも、すばやく乾かす方法があればすぐにでも活用したいですよね!

そこで、雨の日でも困らない!洗濯物を早く乾かす方法を10個紹介しますので、ぜひ覚えてくださいね!

雨の日でも洗濯物を早く乾かす方法!

1.乾いたタオルを入れてもう一度脱水する

洗濯機にタオルを淹れる

全自動で洗濯を終えた後に、もう一度脱水を行うとより水分が抜けていきます。

さらに効果を高めたいなら、きれいで乾いたタオルを入れて2度めの脱水を行いましょう。乾いたタオルには吸水効果があるため、脱水効果が更に高まるんですよ。

2.洗濯物をタオルドライする

タオルを使う

洗濯物を干す前に、タオルで挟んで水分を移すとより乾きやすくなります。これはウール製品で使われる方法ですが、他の素材の衣服でも使えるテクニックなんですね。

□用意するもの

  • 大判のバスタオル 2枚

□やり方

  1. 広げたバスタオルの上に洗濯物を広げる。
  2. さらに上にバスタオルを重ねる。
  3. 上から押して洗濯物の水分をバスタオルに移す。
  4. 洗濯物を干す。

注意点としては、力強く押しすぎると洗濯物が型くずれしやすくなることです。デリケートな素材を使った衣服は優しく押すなど、力加減を工夫しましょう。

3.タオルではさんでアイロンがけする

アイロンとタオル

タオルドライでも洗濯物は乾きますが、タオルの上からアイロンの熱を加えるとより効果的です。アイロンは洗濯物の素材に合わせた温度設定にし、スチームではなく「ドライモード」にしましょう。

注意点としては挟んでいるタオルが厚手だと、熱がやや伝わりにくいことです。また厚手のシャツやズボンだと乾きにくいため、靴下やシャツなどの薄手の素材で活用すると効果的ですよ。

4.洗濯物同士は離して干す

洗濯物を離れて干す

部屋干しの場合、限らせたスペースだと、どうしても洗濯物同士がくっつきがちです。また「ピンチハンガー」「角ハンガー」などの、たくさん干せるハンガーでも洗濯物が近づきがちです。

スペースの問題はあるものの、洗濯物と洗濯物の間は、風が通るぐらいの間隔にすることがより早く乾きますよ。

5.タオルはずらして干す

タオルは広げて干すのが理想的ですが、限らせたスペースだとそうもいきませんよね。よくあるのが「二つ折りにして干す」ですが、これだと濡れた者同士がくっついて乾きにくくなってしまいます。

折りたたんで干すなら「7:3」ぐらいにずらし、重ならない部分をできるだけ増やすと乾きやすくなりますよ。

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6.逆さに干す

ジーンズや厚手の服、襟がある服などは、裾を上にして、逆さに干すと早く乾きやすくなります。逆さに干すことで襟や裾など固い部分に空気が入りやすくなるんですね。

ただし特にシャツですが、裾の型崩れを防ぐためにも、両端だけでなくバランスよく洗濯バサミで留めるようにしましょう。

7.風呂場の除湿機能を活用する

風呂場に洗濯物を干す

風呂場に「浴室乾燥機能」があるなら、洗濯物を風呂場に干すのも効果的です。先に換気モードにして湿気を追い出してから乾燥を行うと、より早く乾燥します。

浴室乾燥機能がない風呂場でも、換気用のファンがついている場合もあります。換気ファンを起動させながら干しても、ある程度の効果が期待できますよ。

8.除湿機を活用する

除湿機を使って部屋干しする

部屋にエアコンがあるなら、除湿機能を使いながら干すのも効果的です。温度設定ができるなら20度ぐらいに設定し、なるべくエアコンの風が当たる場所に干しましょう。

エアコンがない部屋でも、除湿機があるなら同様の効果が期待できます。除湿機は洗濯物の下に置きますが、洗濯物が直接当たらないように少し離すとより安心ですね。

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9.扇風機やサーキュレーターの風を当てる

扇風機の風を洗濯物にあてる

エアコンや除湿機がないときは、扇風機やサーキュレーターの風を洗濯物に当てましょう。当てるときは洗濯機の下からが効果的ですが、真下だと洗濯物が落ちる可能性もあります。

洗濯物の斜め下や横に設置し、首振り機能などでまんべんなく風が当たるようにしましょう。もし除湿機やエアコンがあるなら、併用すると更に効果的ですよ。

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10.下に新聞紙を敷く

新聞紙を使う

エアコンなどの除湿機能と扇風機などの風と共に活用したいのが、新聞紙です。

新聞紙にはでん粉が含まれるため、他の紙よりも吸湿効果が高いんです。使い方も簡単で、一度丸めてシワを作った新聞紙を、洗濯物の下に広げて敷くだけです。

扇風機を使うときは、飛ばないように重しを置くなど工夫すれば、相乗効果でより早く乾きますよ。

部屋干しでも細かい工夫でカラッと乾燥

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濯物がなかなか乾かないと、繊維の中で雑菌が繁殖して「生乾きの匂い」の原因となってしまいます。短時間ですばやく乾かせば匂いも出ないので、普段からなるべく早く乾かすようにしたいですね。

今回紹介した10個の方法は、どれも簡単にできるものばかりです。また併用も可能なので、同時に試してすばやく乾かしたいですね

天気が悪いときや明日着る予定だった服を汚したときは、すばやく乾かして気持ちよく着用しましょう!