
お気に入りの靴で出かけると、心もウキウキしてきますよね。
しかし靴は長く履けばどうしても汚れてしまいますし、不意の雨で濡れてしまうこともあります。特に雨で濡れてしまった靴は、一刻でも早く乾かしたいものですね。
靴にダメージを与えないためにも、いざと言う時に濡れた靴を素早く乾かす方法はぜひ覚えておきたいところ。
そこで、雨などで濡れてしまった靴をなるべく早く乾かす方法を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
濡れた靴を早く乾かす方法5つ!
1.新聞紙

どんな種類の靴でも使える方法として、新聞紙を活用する方法があります。乾かし方も簡単で、靴の中に丸めた新聞紙を入れるだけ。
これだけでも早く乾きます。ですが、いくつか工夫することで、濡れた靴をもっと早く乾燥させることができますよ。
- 先に乾いたタオルなどで靴全体を拭く
全体の水気を拭き取るだけで、乾燥時間の短縮につながります。
- 中敷きや靴紐などは外す
スニーカーの場合は中敷きや靴紐を、革靴も取れる中敷きが有れば外して別に乾かしましょう。
- つま先までしっかり新聞紙を詰める
つま先は乾きにくく、丸めた新聞紙が届いてないことも。小さく丸めた新聞紙をつま先に入れると、しっかり乾きますよ。
- つま先を下にして靴を立てる
水分が重力に従って下に移動し、そこで新聞紙に吸収されるのでより早く乾きます。
- 10円玉を入れる
これは乾燥には関係しませんが、10円玉に含まれる銅が生乾きの匂いを抑えてくれます。
- 30分をめどに新聞紙を交換する
水分を吸収した新聞紙をそのまま入れておくと、水分が靴に戻ることが。30分をめどに新しい新聞紙を詰め直すと、より早く乾きます。
2.キッチンペーパーとカイロ

新聞紙が手元に無い場合は、キッチンペーパーを代わりに使うと効果的です。
キッチンペーパーは吸水力に優れていますし、しかも台所用品のため清潔感があります。少しもったいない気もしますが、靴を乾かすのにはとても効果的なんですよ。
そんなキッチンペーパーですが、実は使い捨てカイロをプラスすると更に効果的。
使い方も簡単で、使い捨てカイロをキッチンペーパーで包んで靴のつま先側に入れるだけ。あとは丸めた新聞紙やキッチンペーパーをつめて、時々交換して乾くのを待ちましょう。
使い捨てカイロは、中の鉄剤が水分に反応して発熱します。そのため湿った靴の中に入れると、より発熱して乾きやすくなるんですよ!
□あるものを入れておくだけ!びしょ濡れ靴を一晩で乾かす裏技
https://youtu.be/AISW1iL6hy8
*念の為、時々靴の状態を確認することを忘れないでくださいね。
3.洗濯機を使う

頑丈なスニーカーが濡れてしまった場合、洗濯機を利用する方法もあります。面倒ならばそのまま洗濯機に入れて、5分ほど脱水した後に暖かい場所で乾かすだけ。
しかし一手間加えることで、より素早くきれいに乾燥することが可能です。
- 中敷きや靴紐を外し、靴底の汚れを落とします。
- 時間があるなら、スニーカー自体の汚れも落とします。
- タオルや洗濯ネットに包んでから洗濯機に入れ、5分程度脱水します。
- 暖かい場所でつま先を下にして乾燥させます
*中に新聞紙を詰めるとより効果的です。
脱水時にタオルや洗濯ネットに入れることで、脱水時に靴が動かず振動の予防につながります。また型崩れ防止にもつながるので、できればタオルなどで包みましょう。
洗濯機を使う際の注意点としては、革靴やファー素材の靴は傷む可能性が高いので避けてください。頑丈なスニーカーを乾かす場合にのみ、洗濯機を活用しましょう。
4.ドライヤー・扇風機・サーキュレーター
新聞紙や洗濯機を使ったあとに、ドライヤーで風を当てて乾燥を促す方法があります。

ただしドライヤーの熱風は高温のため、特に革靴の場合は傷む原因にもなります。また靴底の接着剤が変質してしまい、剥がれる原因にもつながりかねません。
ドライヤーを使う場合は、冷風にするか30センチ以上離して、靴底を避けた上で風を当てましょう。
また、風を当てて乾燥させたいなら、扇風機やサーキュレーターを使う方法もあります。

こちらも新聞紙や洗濯機を使ってある程度乾いてから、風に当てるだけ。ドライヤーの温風と違って靴が傷みづらいですし、強めの風が乾燥を早めてくれますよ。
【関連記事】
サーキュレーターと扇風機の違いとは?どう使い分けたら良いの?
5.靴専用乾燥機を使う

もしも近くに大きめのコインランドリーがあるなら、靴専用の乾燥機があるかも知れません。靴専用の乾燥機を使えば、適切な温風で素早く靴を乾かすことができます。
ただし革靴は使えないことがあるので、使用前に確認しておいてくださいね。
ちなみに家庭用の靴乾燥機も販売されているので、この機会に購入を検討するのも良いですね。その場合、脱臭・除菌機能もあるものを選ぶようにしましょう。
素早く靴を乾かして
【関連記事】
にわか雨や車からの水しぶきで、不意に靴が濡れてしまうことはよくあります。事前に防水スプレーなどで対策をしていても、中まで水が染みてしまうことも。
靴の傷みを最小限にするには、なるべく素早く乾燥させることが大切。出張中などで靴が1足しかないときにも、今回紹介したテクニックが役立ちます。
翌朝に気持ちよく靴を履くために、素早く靴を乾かしましょう!
コメントを残す