寒い季節に食べたくなる鍋は、野菜がたっぷり取れるヘルシーメニュー。特にキムチ鍋は唐辛子のピリ辛効果で汗も出て、寒い冬にぴったりですよね。
そんなお鍋のお楽しみと言えば、最後に具材をプラスして食べる「しめ」の一品。よそのお宅では、どんな具材が採用されているか気になりませんか?
そこで、キムチ鍋で人気の「しめ」と、ちょっと変わった「しめ」をまとめたので参考にしてくださいね!
キムチ鍋に人気の「しめ」のメニューは?
うどん
締めの具材の定番に、うどんがあります。
生タイプのうどんを水で洗ってほぐしてから、少し煮こむだけで締めのおうどんの完成です。冷凍生麺を使う場合は、鍋を沸騰させてから凍ったまま入れて1~2分ほど煮込みましょう。
キムチ鍋の場合、そのままだと少し辛いので、生卵や溶き卵を加えて煮込むと鍋焼きうどん風に。あればお麩を加えると、鍋の汁を吸い込んで更に美味しく頂けますよ。
ラーメン
ラーメンもまた、締めの具材の定番です。
キムチ鍋に関しては、生麺タイプよりも乾麺タイプとの相性が抜群。インスタント麺を投入して、2~3分煮こめば完成です。
ラーメンを入れる場合も、生卵を加えるとよりまろやかに。小口切りにしたネギや、具材で余ったニラを加えるとより美味しくなりますよ。
ご飯で雑炊を
締めに出る雑炊は、お腹いっぱいでもつい手が出る美味しさです。
雑炊に使うご飯は温かいものを使い、冷めているなら電子レンジで軽く温めてから加えましょう。
こちらにも溶き卵をくわえて、蓋をして1分ほど加熱。ふんわり卵とおつゆを吸ったご飯が美味しい、キムチ風雑炊の完成です。白ゴマとネギを散らすと、更に美味しく頂けます。
ちょっと変わったオススメ「しめ」メニュー
韓国もちでお雑煮風
お餅をお鍋に加えると、お雑煮風に仕上がって美味しく頂けます。
普段私達が食べ慣れているお餅も良いのですが、ここは韓国のお餅「トック」を加えましょう。
トックは棒状の韓国のお餅で、水に浸かった状態で販売されています。日本のお餅との違いは、加熱してもあまり伸びない特徴があることです。
またコチュジャンで甘辛く炒めた「トッポギ」は、このトックを使った韓国のお料理なんですよ。
トックの使い方ですが、食べやすい大きさにスライスして柔らかくなるまで煮るだけ。あるいは薄くスライスして鍋に入れると、時間短縮とともに餅とも麺とも違った食感が楽しめます。
ただしトックは冷めると硬くなるので、熱々のうちにいただきましょう。
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・トッポギ(トッポッキ)とは?日本のお餅との違いやおすすめレシピ!
トマトとチーズでリゾット風
締めの雑炊も美味しいのですが、オシャレな締めにするならリゾットがおすすめ。
それもトマトとチーズを加えた、本格的なリゾットはいかがですか。キムチにトマトとチーズは合わないように感じますが、実は相性抜群。トマトの酸味とチーズがキムチの辛味をマイルドにしてくれて、おかわりしたくなるおいしさです。
まずは、次の材料を用意します。
- トマト1個またはプチトマト3~4個
- スライスチーズ2~3枚、またはピザ用チーズひとつかみ分
- ご飯 一人あたりお茶碗半分程度
作り方は次の通りです。
- トマトは食べやすい大きさに切る。
- 鍋を加熱してから温かいご飯を入れ、その上にチーズとトマトを並べる。
- 蓋をして2分ほど加熱し、チーズがとろけたら完成。
□キムチもつ鍋の〆はチーズ雑炊!
https://youtu.be/JO9oWADqKyk
*キムチとチーズは発酵食品同士で、実はよく合うんですよ!
溶き卵をくわえても美味しいですが、ボリューム満点になるのでお腹と相談で加えましょう。
スープパスタ
鍋の締めにうどん・ラーメンを使うことはよくありますが、そもそもパスタは思いつかないですよね。
ところが早茹でタイプのパスタを使うと、キムチ味の変わり種スープパスタが完成します。
本来は別の鍋にお湯を沸かして茹でるところを、半分に折ったパスタを沸騰した鍋に投入。あとは時間通りに茹でれば、おつゆを吸った旨味たっぷりのパスタの完成です。
注意点としては鍋のおつゆが少ないと、パスタが水分を吸って焦げる可能性があること。また具材はあらかじめ取り除いて、鍋つゆだけにしたほうが茹でやすくなります。
取り除いた具材は茹でた後のパスタに添えると、見た目がきれいに。そこに粉チーズ・みじん切りしたネギ・刻み海苔をちらせば、味に変化も生まれます。
キムチ鍋を最後まで美味しく!
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キムチ鍋は野菜もお肉もたっぷり取れて、しかも温まるピリ辛鍋。友人と鍋パーティーをするときの定番でもありますし、好きな人も多いのでは。それだけに鍋の締めに具材をくわえて、最後まで美味しくいただきたいもの。
定番の麺類・ご飯も美味しいですし、そこにアレンジを加えると更に美味しくなりますよ。
今回紹介した「締め」のメニューを活用して、キムチ鍋を最後まで美味しくいただきましょう!
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