
夏バテなどで食欲が無い時は、山芋をとろろにして食べると良いと聞いたことがありませんか?
とろろならつるんと食べられますし、ご飯にかけても美味しいですよね。山芋は消化を助け栄養価も高いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか?
また生のまま頂くことが多い山芋は、加熱しても栄養面に変化はないのかも気になります。
そこで、山芋の栄養・効能・カロリーや、加熱しても大丈夫なのかどうか?について紹介していきます!
山芋の栄養素は?
カリウムがたっぷり
山芋には
- 長芋
- 自然薯
- 大和芋
がありますが、これは品種の違いによるものです。なかでもっとも食べられている、「長芋」を山芋として紹介します。
山芋の主な栄養素ですが、100g当たりで見ると次のとおりとなります。
ちなみに山芋100g分は約5センチとなり、一人前の分量の目安にもなります
| 栄養素 | 含有量(100gあたり) |
|---|---|
| ビタミンE | 0.2㎎ |
| ビタミンB1 | 0.1㎎ |
| ビタミンB2 | 0.02㎎ |
| ビタミンB6 | 0.09㎎ |
| ビタミンC | 6㎎ |
| カリウム | 430㎎ |
| カルシウム | 17㎎ |
| マグネシウム | 17㎎ |
| 鉄 | 0.4㎎ |
| 食物繊維 | 1g |
この中で特に注目して欲しいのがカリウムで、食べられる部分の多い野菜の中では上位にランクインしてるんですね。いも類は全体的にカリウムが多いのですが、一度に食べられる量も考えると、山芋は特に優れていると言えますね。

この他の栄養素として、次の有効成分も含まれています。
- コリン
- アミラーゼ
- サポニン
山芋のカロリーは?
意外と低カロリー
いも類はカロリーが多めのイメージが強く、食べ過ぎると太るのでは?と思われがちです。
しかし山芋のカロリーは、100gあたり65kcalと意外とヘルシー。
同じくカリウムが多めの里芋ですと58kcal、さつまいもですと132kcalとなります。里芋は調味料を入れた煮付けが主な食べ方ですし、さつまいもはおやつ向きの味。
生でそのままいただける山芋は、低カロリーなところが嬉しいですね。
体にうれしい山芋の効能は?
消化を手助け
山芋に含まれるアミラーゼという栄養素は消化酵素の一種で、胃腸薬にも配合されているすぐれもの。すばやく胃もたれを解消し、胃腸の回復に役立ちます。
栄養をしっかり吸収できるようになるんですね。
動脈硬化を予防
山芋に含まれるコリンは血管を拡張する効果をもつ、アセチルコリンの材料となる物質です。また血管に脂肪がつくのを防ぐレシチンの材料となるため、動脈硬化の予防には必要な栄養素です。
血管を拡張すれば血液が流れやすくなるため、高血圧の予防にも最適なんですね。
さらにサポニンには脂質を溶かし、血液をサラサラにする効果があります。血管に血栓ができて詰まると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが跳ね上がります。生活習慣病を予防する意味でも、長芋は効果的なんですね。
むくみを解消!
長芋にたっぷり含まれるカリウムは、体内の余計な塩分(ナトリウム)を排出する効果があります。
余計な塩分は水分をしっかり保持してしまうため、むくみの原因に。また高血圧の原因にもなるため、むくみを解消すると血圧を正常にもどす効能も期待できます。見た目もすっきりする上に、高血圧予防にも繋がるのは嬉しいですね。
山芋は加熱しても大丈夫?

熱には弱い
とろろや千切りなど生で食べることの多い山芋ですが、お好み焼きのつなぎとして使うことも多いです。しかし山芋は熱に弱く、加熱すると特有のネバネバは無くなるものの、栄養価は落ちてしまいます。
そのためお好み焼きに入れてしまうと、山芋の栄養効果はあまり期待ができません。また熱々のご飯にかけて頂くとろろご飯も、栄養素が壊れる可能性があります。
お好み焼きに入れる場合は、その美味しさで元気になることに期待。とろろご飯にする場合は、少しご飯が冷めてからかけるのがおすすめですよ。
疲れた時に山芋を美味しく食べよう!
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山芋には疲労回復と消化を助ける効果があり、動脈硬化の予防なども期待が出来ます。とろろをご飯にかけていただけば、食欲のないときでもスルリと食べられますね。
加熱してしまうと栄養価が下がってしまいますが、山芋は生で食べることが多いので気にしなくても大丈夫。とは言え、できれば山芋は生で頂いて、栄養素を丸々吸収したいものです。
疲れて食欲が落ちている時には山芋を食べて、元気な毎日を送りましょう!
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