唐津くんち

楽に最適な秋も、11月に入ると少し肌寒くなってきます。しかし九州は11月でも比較的暖かく、旅行を楽しむのに最適な場所。そんな九州で見て欲しい11月のイベントに、佐賀の唐津くんちがあります。

他では見られないような巨大な曳山が楽しめ、街全体が”くんち”一色となるんですよ。

そんな佐賀の唐津くんち

  • 2019年の日程やスケジュール
  • 魅力的な曳山など見どころ
  • 唐津くんちとは?
  • アクセスや駐車場情報

…について紹介します!

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唐津くんちの日程やスケジュールについて

毎年11月2日から開催

唐津くんちは、佐賀県唐津市にある唐津神社の秋のお祭り。毎年11月2日~4日の3日間開催されます。

開催日:2019年11月2日(土)、3日(日)、4日(月・祝)

中でも文化の日の祝日である11月3日は、最大のイベントが行われるもっとも盛り上がる日。そしてこの日(11/3)は、めったに雨が降らない「晴れの特異日」とも呼ばれる日なんです。

そのため唐津くんちは中止になることがとても少ない、見に行く側にとってうれしいお祭りとなっています。

唐津くんち

唐津くんちのスケジュール

唐津くんちは唐津神社や市内各所を、曳山(ひきやま)がめぐりますが、3日間のスケジュールは次の通りです。

日付 時間 内容 解説
11月2日(金) 19:30~22:00 宵山
(よいやま)
19:30に一番曳山が大手口を出発。市内を一巡しながら他の曳山が合流後、唐津神社前にて整列。
11月3日(土) 9:30~16:30 御旅所神幸
(おたびしょしんこう)
曳山が唐津神社を出発して市内を一巡後、曳き込みを行い、曳山を管理する各町へ戻ります。
11月4日(日・祝) 10:00~17:30 町廻り(翌日祭)
(まちまわり)
各所から曳山が唐津神社に集合後に市内を一巡し、曳山展示場へ引き上げます。

■曳山のコース

  • (赤)のルートがメインの3日のコース(2日、4日も一部違いはありますが、ほぼ同じコースです)
  • (青)の神社マークが唐津神社(3日、4日出発点)
  • (紫)の★マークが大手口(2日出発点)
  • (黒)の★マークが西の浜お旅所(3日曳込・曳出)
  • (緑)の★マークが曳山展示場(4日到着点)

唐津くんちの見どころ

大迫力の曳山!

唐津くんちと言えば、大迫力の曳山を抜きにしては語れません。

これらは江戸末期から明治初期の間に制作され、唐津神社に奉納されたもの。合計15台が奉納されましたが、一台消失して現在は14台で運行されています。

唐津くんちの曳山は、赤獅子や酒呑童子や兜といった巨大な「工芸品」を山車の上に乗せています。この工芸品は和紙を重ねばりした上から漆を塗り、金箔や銀箔を乗せて着色したきらびやかなものです。

そのためとても丈夫で、人が乗っても大丈夫。更に重量は2トン以上にもなり、曳山を動かすのに十数人の曳子(ひきこ)が必要なほど。

そんな曳山が合計14台も一斉に移動するため、大迫力の光景が見られるんですよ!

*これだけ巨大な曳山を、乱れること無く角を曲がる技量にも注目です!

曳き込み

唐津くんちは、その日ごとに見どころが変わります。

初日(11月2日)であれば、次々と合流して合計14台が勢揃いする唐津神社前最終日(11月4日)であれば、14時30分頃に再開された直後の町廻りの勢い

そして2日目(11月3日)で見て欲しいのが、西の浜地区に設けられた「お旅所」での曳き込みです。

特に西の浜の砂浜は普段は固く引き締まっていますが、この日のためにわざわざ土壌を掘り起こして砂地にしているんです。そこを重量のある曳山が、砂に車輪を取られながら大移動します。

砂地に車輪が埋もれないように動かす技量が必要で、そのため毎年大盛り上がりするんですよ!

*大迫力の曳き込みに圧倒されますね!

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唐津くんちとは?

唐津くんちは曳山のくんち

唐津くんちのお祭り

唐津くんちの「くんち」とは九州地方での秋祭りを指す言葉で、地域によって祭りの内容は全く違います。

例えば長崎県で行われる「長崎くんち」では、独自の踊りや山車(曳山)が名物。それに対して唐津くんちでは、巨大な曳山が街中を練り歩くお祭りとなっています。

唐津くんちが曳山を使う祭りになったのは、明治以降だと考えられています。少なくとも江戸時代初期には、唐津神社でなんらかの秋祭りが行われていました。

しかし現存する最古の曳山が奉納されたのは、江戸時代末期になってから。その後合計15台が明治9年(1876年)までに奉納され、現在のような曳山メインの祭になったと推測されます。

国の重要無形民俗文化財などに指定!

唐津くんちの曳山行事や曳山は、以下の文化財等に指定されています。

  • 国の重要無形民俗文化財
  • 唐津くんちの曳山行事が指定されています(指定日:昭和55年(1980年)1月28日)。

  • 佐賀県の重要有形民俗文化財
  • 唐津曳山(14台)が指定されています(指定日:昭和33年(1958年)1月23日)。

  • ユネスコ無形文化遺産
  • 唐津くんちの曳山行事が、全国33件の山・鉾・屋台行事の1つとして登録されています(登録日:平成28年(2016年)12月1日)。

アクセスや駐車場

唐津くんちは、3日間で延べ50万人以上の人出が見込まれる大イベント。更に佐賀市内では、気球大会・バルーンフェスタも行われているため大混雑します。車での移動は極力避けて、公共交通機関の利用を強くオススメします。

公共交通機関でのアクセス

本州方面から唐津へ行く場合、飛行機で福岡空港を目指すルートが一番わかりやすいです。

福岡空港からは地下鉄空港線の西唐津行きとなっている便に乗車。そのまま直通にてJR唐津駅まで到着します。地下鉄空港線の路線はJR筑肥線の電車も乗り込む路線のため、乗り換えなしで唐津まで行けるんですね。

そして唐津駅を降りたら、もうそこは唐津くんちの巡回場所の一つです。

また新幹線等で「博多駅」に来た場合も、同じく博多駅から唐津駅まで直通で行くことができます。

唐津くんちの駐車場は?

駐車場は、臨時駐車場も含め各地に計2000台以上停めることができます。主な駐車場は次の通りです。

(青)が有料駐車場、(赤)が臨時駐車場

駐車場名 収容台数 利用時間 場所
有料駐車場(青)
1.東城内駐車場 190台 24時間 東城内242-1
2.ふるさと館アルピノ 130台 24時間 新興町2881-1
3.材木町駐車場 98台 24時間 材木町2087-1
4.旧高取邸駐車場 89台 6時~22時(出庫は24時間) 北城内5-40
5.南城内駐車場 297台 7時~22時(出庫は24時間) 南城内126
臨時無料駐車場(赤)
1.松浦河畔公園駐車場 1470台 (2日)17:00~22:30
(3-4日)9:00~17:30
鏡字下新田
2.浄水センターグランド駐車場 120台 (3-4日)9:00~17:30 二タ子3-1-6
3.Hotel&ResortsSAGA-KARATSU駐車場(横、前の河川敷の2箇所) 横300台
前300台
(2日)17:00~22:30
(3-4日)9:00~17:30
東唐津4-9
4.唐津市健康サポートセンター「さんて」駐車場 150台 (3-4日)9:00~17:30 二タ子1-5-1
4.外町小学校グラウンド 150台 (3日)9:00~17:30 東町37

*唐津駅から離れている松浦河畔公園駐車場からは、唐津駅南口までの直行シャトルバスが運行予定です。

▼シャトルバスの運行(松浦河畔公園駐車場〜唐津駅南口)

日にち(11月) 運行時間
2日(土) 17:00〜22:00
3日(日・祝) 9:00〜17:00
4日(月・休日) 9:00〜17:00

唐津くんちで曳山の魅力に触れて

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津くんちは巨大な曳山と、それを動かす曳子の迫力に圧倒されるお祭り。曳山は唐津市内14地域に所属し、それぞれの地域の曳子が自分たちの曳山を動かします。

そのため地元の盛り上がりがものすごく、唐津市内は文字通りくんち一色に。主役とも言える曳山の工芸品も、素晴らしい細工で歴史を感じるものばかりです。

精緻さと迫力に圧倒される唐津くんちを間近でみて、その魅力を体験してみませんか?