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レンダーを眺めていると、時々見慣れない言葉が書いてあって、「あれ?」と思うことがないでしょうか?

「啓蟄(けいちつ)」も、そんな良くわからない言葉の一つかもしれません。

毎年啓蟄の頃になると、ニュースなどでは「春の訪れが・・」と言っているので、春に関係してそうです。ただ祝日ではないので日付も覚えにくいですし、その日に何か行うと良いことがあるのかどうかなども気になりますね。

今回は、そんな気になる啓蟄について、
・啓蟄の意味
・2018年の啓蟄はいつなのか?
・啓蟄の日には何を行うとよいのか?

などについてまとめました。

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啓蟄とは

二十四節気の一つ

啓蟄とは「二十四節気(にじゅうしせっき)」の、3番目に該当するものです。

二十四節気とは聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと「1年を24の区分で分けたもの」の事。太陽の動きに合わせて設定しているため、季節や気候に密接な関係を持ちます。

有名なものでは、春分や秋分・夏至や冬至も二十四節気の一つ。季節に合わせて分けているので、その節気の日が来ると「暦の上では春」などと言われるんですね。

ただし太陽の動きに合わせているものの、二十四節気は古代中国で生まれたもの。当時の中国の気候と、当時の「太陰暦」に合わせて名付けられています。

そのため「太陽暦」を使用している現代日本では、現実の季節よりは少し早いのが現実です。「季節を先取り」という事でそれも趣があって良いものではないでしょうか。

虫が目を覚ます?

では、啓蟄は二十四節気ではどの気候を表しているのでしょう?

実は啓蟄は季節を表すものではなく、「暖かくなって生き物が土から出てくる時期」のこと。

文字の上でも、

  • 「啓」は「開く」
  • 「蟄」は「虫などが土などに隠れている様子」

を表しています。

「土に隠れた虫」が「開かれる」ので、啓蟄は虫が動き出す時期なんですね。

2018年の啓蟄はいつ?

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啓蟄は太陽の通り道である「黄道」の経度が345度になった日のことを指します。

この345度とは、地球上の赤道を空に伸ばした「天の赤道」に対して345度の状態の事。空に線が引いてあるのでは無いのでわかりづらいですが、こういう算出方法なんです。

2018年の啓蟄3月6日

啓蟄は、太陽の周期の関係で、3月5日か6日のどちらかとなります。その判断方法ですが、西暦を4で割る事で判断が可能です。

~ 2019年まで

  • 3月5日 - 余りがない年、余りが1になる年
  • 3月6日 - 余りが2、または3になる年

2020年 ~ 2051年まで

  • 3月5日 - 余りがない年、余りが1、または2になる年
  • 3月6日 - 余りが3になる年

2018年は、『2018 ÷ 4 ≒ 504』で余りが2ですので、3月6日の年だとわかりますね。

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啓蟄の日には何をするの?

特に行うものがない?

啓蟄の日に行われる特別な行事はあるのでしょうか。

実は、啓蟄にはこれを行うとよい、と言った行事がありません。

ただ地域によっては、春の野草が芽吹く頃。そこからを見つけませんか?

ふきのとうなどの芽を摘んで、おひたし天ぷらにしても美味しいですよ!

アレをまるごと焼いちゃう?

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行事と言うよりは、園芸になりますが、啓蟄には冬囲いで使用したコモ(菰)を焼く風習があります。

コモとは、わらで編んだ敷物状のもの。これを冬になる前に、松の幹に巻きつけます。冬の庭園で松の木に暖かそうに巻かれているもの、アレがコモなんです。

コモを巻くことで、暖かい場所を好む松の害虫が、越冬しようとそこに集まります。啓蟄の時期にコモを外し、コモごと燃やす事で害虫退治の効果があると考えられてきました

しかしコモには害虫が入り込まず、害虫を食べるクモばかりで意味がなかった事が最近になって判明。このため最近ではコモを巻かない事も多く、巻いていても景観上でという事も。もしかすると啓蟄にコモを焼く風習も、このまま廃れてしまうのかもしれませんね。

□雪残る境内で「こも外し」秋田市の天徳寺

*まだ春には遠い秋田での、啓蟄のこも外しです。

雛人形、まだ出してませんか?

啓蟄とは関係がないのですが、3月3日を過ぎても「雛人形」を出したままになってませんか?

雛人形はきちんと保管しないと、箱の中で虫が湧いてしまうことがあります。また長く出したままにしておくと、婚期が遅れるという俗説も。長期間日光が当たる場所におくと、衣装が色あせてしまう事も考えられます。

もし、啓蟄の頃になっても雛人形を片付けていないのなら、虫がつかないように専用の防虫剤を入れて保管するようにしましょう。

【関連記事】雛人形を処分する時期はいつがいい?供養する方法は?

虫は人の心にも…

は暖かくなって虫が出てくる時期、とされています。

それは実際の虫だけでなく、人の心に潜む虫も出てくる時期かも知れません。

  • 「虫の知らせ」
  • 「好奇の虫」

といった慣用句もありますし、上手に虫を活かしたいですね。

しかし中にはあまり嬉しくない、

  • 「虫唾が走る」
  • 「虫が好かない」

なんて場合も。

啓蟄の日には、良い虫ならそのまま出てきてもらい、良くない虫にはじっとしてもらいましょう。