五三の準備で悩んでしまうこととしてあげられるのが、着物に合わせる髪飾り。場合によっては一度しか身につけないのに、購入するとなるとそこそこ良いお値段がするものですね。

子供の晴れ舞台のために渋るつもりは無いでしょうが、ここはぜひ真心を込めて手作りに挑戦してみませんか?難しそうと思われがちですが、意外と簡単に作れますし、それでいて見栄えも可愛い髪飾りが作れるんですよ。

簡単なのに可愛くて記念にもなる、100均の材料でできる、七五三の手作り髪飾りの作り方を紹介します!

100円ショップで揃う、手作り髪飾り

まずは100均(100円ショップ)で揃う材料を使って、簡単に髪飾りを手作りしてみましょう!

tsumami kazari

用意するもの

  • はさみ             1つ
  • ピンセット           1つ
  • 木工用ボンド          1つ
  • 貼れる布(赤) 縦30cm x 横20cm 1枚
  • 貼れる布(緑) 縦10cm × 横10cm 1枚
  • パッチン止め          1つ
  • 刺繍糸             1本
  • フェルト生地   直径2.5㎝  1枚
  • フェルト生地   直径4㎝   2枚
  • お手拭き用の濡れたタオル    1本

手作り髪飾りの作り方1

大まかな作り方を確認してから、下にある動画を参考にして作ってみましょう!

  • 貼れる布(赤)と(緑)をカットする

貼れる布(赤)をカットし、7cm x 7cmを6枚、5cm x 5cmを6枚用意する。貼れる布(緑)は4㎝ x 4cmを2枚にカットする。

  • 赤い花びらを作る

まずはカットした貼れる布1枚を三角に折って、また三角に折ってと、折り紙のようにおりつつ花びらを作っていきます。全部で12枚つくりますよ。
※ぜひ動画を見ながら作ってみてくださいね。1:20から花びらづくりが始まります。

  • 緑の葉っぱを2枚作る

緑の布の方は、三角に折って、もう一度三角に折ってから、いきなり斜めに切っちゃいます。緑は2枚つくります。
※動画の5:38ごろから葉っぱづくりです。

  • 小さいフェルトの上に小さい赤い花びらをくっつける

花びらにボンドを付けて、フェルトに乗せていきます。花びらと花びらはぎゅっとくっつくようにするときれいに見えます。
※6:48から小さい花びらをフェルトにのっけていきますよ。

  • 大きいフェルトの上に大きい赤い花びらをくっつける

大きい方の花びらも大きいフェルトに乗せていきます。大きい方の花びらは少し間を空けて配置した方が大きく見えていっそう華やかにみえますね。

  • 小さい花を大きい花にのっける

小さい花のフェルトにボンドを塗って、大きい花にのっけてくっつけます。上と下の花びらが少しずれるように乗せるとよいですね。
※7:46から小さいお花を大きいお花にのっける説明がありますよ。

  • 緑の葉っぱをくっつけます

緑の葉っぱの根元にボンドを付け、下の花びらと花びらの間に差し込みます。

  • 刺繍糸で花の中心を作ります

真ん中の結び目が見えないようにすることと、斜めにカットすることがコツですね。
※8:41から刺繍糸を使いますよ。

  • パッチン止めとお花を一体化!

最後に、フェルトに切れ目を入れて、パッチン止めを通して、ボンドでくっつけて、1日置いたら完成です!

□【100均材料だけ♪】つまみ細工髪飾り 成人式 卒業式などに(^-^)kanzashi

スポンサーリンク

本格派!ちりめんで作る花の髪飾り

次に、ちりめんを使って、本格的な花の綺麗な髪飾りを作ってみましょう。

shichi go san

用意するもの

  • ちりめん   色違いでハギレを2枚程度
  • 厚紙     4cm×4cmを1枚、6cm×6cmを1枚
  • パールビーズ 1個
  • パッチンどめ 1つ
  • 布用のボンド 1つ
  • ピンセット  1つ
  • 洗濯バサミ  1つ

ちりめんは、100円ショップでも入手が可能です。

手作り髪飾りの作り方2

    1. 布用ボンドを絞り出しておく

あらかじめ布用ボンドは、紙や皿などの上にしぼり出しておきます。

  • ちりめんを切る

 

厚紙を当ててちりめんを切り、それぞれ5枚づつ作ります。

  • 切った布を折る

 

切った布を三角に半分に折り、更に半分に折ります。

  • 外側に折り曲げる

 

三角の中央をピンセットでつまみ、2つに別れている方を外側に折り曲げます。

  • ボンドを付ける

 

切れ端となっている部分にボンドを付け、洗濯バサミでその部分を押さえます。

  • 他の布で3~5を繰り返して作る

 

乾くのを待つ間に、他の布で3~5の工程を繰り返して作っていきます。

  • ピンセットで優しく押す

 

ボンドがある程度乾いたら、三つ折り側の山をピンセットで優しく押します。これによりしずく型に形成されるようになります。この作業を全ての布に対して行いましょう。

  • 4センチ角の厚紙を切る

 

型紙に使った4センチ角の厚紙を丸く切ります。そしてこの型紙を使ってちりめんを厚紙よりも一回り大きく切りましょう。

  • ちりめんをボンドで貼る

 

厚紙を包み込むように、ちりめんをボンドで貼ります。

  • パッチンどめを通す

 

このちりめん厚紙に2ヶ所切れ目を入れ、パッチンどめを通します。

  • 花びらを接着する

 

6センチ角で作った花びらを、接着して花にします。その上から、4センチ角で作った花びらを接着します。

  • パールビーズを置いて接着

 

中心部にパールビーズを置き、接着して完成です!

□つまみ細工 | 基本となるつまみ細工のやり方

今回作ったのは「丸つまみ」と呼ばれるものです。分かりづらい4の工程は2分5秒、7の工程は2分30秒からを見て確認してくださいね。

応用編

100円ショップの花で作る髪飾りで説明した、ぶら下がりの部分を取り付けても可愛いです。花の部分は造花を使っても良いですし、ちりめん細工を使っても良いですね。

また櫛やコームにちりめんの花を接着して、可愛いかんざしにするのも素敵ですよ!この時小さいものを沢山つけて、中心部に何重にも重ねた大輪の花を付けるのはいかがですか?

あせらず、ゆっくり、思いを込めて手作りしよう

【関連記事】

100円ショップの造花を使った髪飾りは、初めての人でも気軽に作れる魅力があります。ただしグルーガンは熱くなるので、やけどには注意してくださいね。

一方のちりめんの髪飾りは、少し難しい所がありますが、出来上がりはとても素敵。細かい作業が続くので、一つづつ確実にゆっくりと作業するのが上手に出来るコツです。

それでも、正直結構大変そうだなぁと感じた方にはネットショップで購入するという手もあります。

いずれにしてもせっかくの七五三ですから、子供の幸せを願ってすごしたいですよね!