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一年で一番太陽が長く出ている日・・ と言われているのが、
「夏至」

夏至の日には様々な風習がありますよね。

でも、一年で一日が長い日というのは本当なんでしょうか?また、海外にも夏至はあるのでしょうか。そう思って夏至について確認してみると、思わず太陽に感謝したくなる様な、面白い事が沢山出てきました(^^)

夏至の意味や、2017年の夏至はいつなのか、そして夏至にはどんな面白い風習があるのか・・などについて、まとめてみました。

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「夏至」とは?

二十四節気の一つ

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夏至は「二十四節気」の一つで、昼間が一番長い日のことを言います。

二十四節気というのは、1年を二十四等分し、その区切りとなる日に名称をつけて目安としたもの。

有名なところでは、夏至を含め次の4つでしょう。

  • 夏至(1年で一番昼間が長い日)
  • 冬至(1年で一番昼間が短い日)
  • 春分(昼と夜の長さが等しい日)
  • 秋分(昼と夜の長さが等しい日)

ちなみに他の国でも「夏至」はあり、英語では「the summer solstice」と言います。無理やり訳すと「夏に至る日」でしょうか。

2017年の夏至はいつなの?

今年の夏至は6月21日

2017年の夏至の日は、6月21日です。

昔は1年の丁度半分になる日が、夏至と定められていました。今も多少違いはあるものの、この日の前後が夏至となります。実は夏至の瞬間というものがあり、その瞬間を含めた日が現在において「夏至の日」としています。

2017年の夏至の瞬間は、日本時間で
「6月21日午後1時24分」となります。

夏至の瞬間?

夏至の瞬間は、どういう基準で決められているのでしょうか。

実は学術的な意味での夏至は、『夏至点』という点を太陽が通過する瞬間の事を指します。

□地軸の傾きと南中高度の違い

簡単に説明すると、太陽が地球上を通る線があり、それを「黄道」と言います。

その黄道と、赤道上のラインとが一番離れて通過する地点というものがあり、それが「夏至点」といいます。この夏至点を通過する瞬間が「夏至」であり、通過する日を「夏至の日」と言います。

ちなみに冬至は「冬至点」というポイントを通過する瞬間の事を指し、通過する日を「冬至の日」としてます。

関連記事:
海外はお祭り!冬至の日にちいつ?食べ物や楽しい風習も紹介!

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夏至の日の算出方法

夏至の日は6月21日か22日のどちらかになりますが、それがどちらになるのかを算出する方法があります。

それは、西暦を4で割った余りで判別する方法。


・余りが0、1、2だった場合は21日、
・余りが3となったら22日

が夏至の日となります。

例えば2017年なら、2017を4で割ると、余りは「1」となります。なので、今年の夏至は6月21日となりますね。

尚、この計算式は2019年まで使えますが、2020年以降は、しばらくどの年も21日が夏至の日となります。

理屈はわからなくてもこういう方法で出せるんだ、いう事を覚えておけば大丈夫ですよ。

夏至に食べるものって?

関西のタコ

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関西では夏至から半夏生までの10日前後の間に、タコを食べると元気になれるという言い伝えがあります。

タコの八本足のように農作物が大地に根付くよう神様に奉納したのが、この風習の始まりだと言われています。

実際タコには疲労回復効果があるので、タコを食べるのは理にかなっていますね。

こちらの記事もご参考にしてください。
半夏生(はんげしょう)にタコを食べる由来は?

関東では焼き餅

関西では夏至にタコを食べますが、関東では小麦粉を混ぜた焼き餅を食べる風習があります。

関西でタコを神様に奉納したように、関東では収穫した小麦で餅を作って奉納したのが始まりなんです。

いずれにしても、神様に差し上げた後に自分たちで食べて、神様のちからを取り入れる考え方は面白いですね。

愛知の「いちじく田楽」?

愛知県周辺の尾張地方では、夏至に「無花果(いちじく)田楽」を食べる風習があります。

いちじくといえば果物ですが、それを味噌をつけて食べる「田楽」にするなんて驚きですね。

作り方を調べてみると、驚くことに本当に田楽の作り方そのものだったんです!

  1. いちじくの実を、くし切りあるいは半分に切ります
  2. 切ったいちじくの実を電子レンジなどで加熱します
  3. 味噌・砂糖・お酒・出汁などを混ぜ、弱火で練りあげて田楽味噌を作ります
  4. 加熱したいちじくの実に味噌を掛けて出来上がり!

食べたことがないので味が想像できませんが、一度食べてみたいですね。

夏至は太陽に感謝する日?

日本では神様に食べ物を捧げ、その食べ物を頂くことが多いですが、海外での夏至はかなり様子が違ってきます。

街中が音楽で満たされる!

日本よりも太陽が出る時間が短いヨーロッパでは、夏至の日には太陽に感謝する祭が多く開催されます。

例えば、フランスでは、あちこちの街中が音楽で満たされるんですよ。

□フランス音楽祭 オーベルニュ

みんな楽しそうですが、いかにもフランスという感じで素敵ですね。

恋人の巡り会える日

また夏至は、恋人と巡り会える日という言い伝えが、ヨーロッパの多くの国に伝わっており、愛の象徴の日ともされてるようです。

こちらはラトビアですが、こんな風に楽しくフォークダンスをカップルで踊れたら素敵ですね!

□ラトビア夏至祭グリーンマーケットのフォークダンス

タコを食べながら太陽の恵みに感謝

一年で一番昼間が長い夏至の日は、日差しが貴重なヨーロッパでは、祭などの行事が催されて、外でたっぷり日光を浴びることが多いようです。

日本でも同じように祭を楽しみたいところですが、元々日本は昼間が長めですし、むしろ夏至の日は、紫外線対策を最も気にしないといけない日なのかもしれません。

楽しみ方や味わい方は人それぞれ。夏至の日は、日本的にタコや焼き餅を食べながらも、ヨーロッパの人たちみたいに、ぜひ太陽の恵みに感謝する楽しい日としたいものですね!