になると、あちこちでが咲きますが、桜を愛でるのは日本だけの風習、と思っていませんか?実は、日本以外でも桜の花が咲き、桜を楽しむお祭りがあるのをご存知でしょうか?

それは、遠く離れたアメリカの首都、ワシントンD.C.でのお話。

「全米桜祭り」、英語では「National Cherry Blossom Festival」です。

桜の見頃を迎える時期になると、大勢の人でにぎわいます。

そんな全米桜祭り、2019年の日程やスケジュール、見どころについて紹介します!

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ワシントンD.C.で開催される桜祭りとは?

そもそも、「全米桜祭り」とは、どの様な経緯で開かれるようになったのでしょうか?

ワシントンDC

ポトマック川沿いに桜を植えたい

全米桜祭りは、1935年に初めて開催されました。

そのきっかけになったのは、エリザ・シドモア(Eliza Scidmore)という女性が、日本旅行でみた桜の美しさに感動し、ワシントンD.C.にあるポトマック川に、桜を植えようと計画したことからです。

1885年から20年近く、関係組織に提案し続けました。

桜の寄贈を記念して

その後、個人的に桜を植えようとする動きも多くあり、実際に桜を持ち込んで、家庭の庭に植えて楽しんだという記録もあります。

また、日本大使館から桜が寄贈され、日本から船で運ばれたこともあります。

その後1912年に、当時の東京市長より、2000本あまりの桜の木がワシントンD.C.に寄贈され、タイダルベイスン(Tidal Basin)という入り江にある、ポドマック公園(Potomac Park)を中心に植樹されたんですね。

この日本からの桜の寄贈と植樹を記念して、全米桜祭りは開催されるようになったのです。

□Cherry blossom Festival

戦争を乗り越えて

ワシントンDCモニュメント

第二次世界大戦中、アメリカと日本は敵対国であったために、イベントは中断されてしまいました。

しかし、戦後の1947年には再開されるようになり、その後日米の国交回復後は、桜の寄贈や交換といった交流も活発になったんですね。

それから時を経て、2012年には、最初の植樹から100周年として、盛大にイベントが行われています。

全米桜祭り、2019年の開催期間と開催場所

開催期間や主なイベントは?

2018年の全米桜祭りの開催期間は次の通りです。開催される主なイベントも合わせてご紹介します。

開催期間:2019年3月20日(水)~4月14日(日)

■主なイベント

日程 時間 イベント 場所
3/22(金) 19:00~23:00 PINK TIE PARTY 国際貿易センター
3/23(土) 11:30~15:00 SAAM桜祭り祝賀会 スミソニアン・アメリカ美術館
17:00~18:30 オープニングセレモニー ワーナーシアター
3/24(日) 19:00~ 美少女戦士セーラームーンライブ ワーナーシアター
3/23-24、3/30-4/10、4/13-14 10:00~18:00 タイダルベイスンでのステージ 1501 Maine Avenue, SW
3/30(土) 10:00~16:30 桜・凧揚げ祭り ワシントン記念塔付近
4/6(土) 12:00~21:30
(花火は20:30)
PETALPALOOZA(ゲーム・ライブ・花火等) ワシントンD.C. ザ・ワーフ
4/13(土) 10:30~18:00 さくら祭り(sakura matsuri) ペンシルベニア大通り3番街~7番街
10:00~12:00 パレード Constitution Avenue7番街~17番街
4/14(日) 13:00~17:00 アナコスティアリバーフェスティバル アナコスティア・パーク他

3月23日に、ワシントンDCの「ワーナーシアター」で開会式が行われ、3週間に渡るイベントがスタートします。

期間中、特に土日は、凧あげ祭りなど様々な催しが行われますし、4月6日夜には花火ショーも開催されます。

そして、4月13日に行われるパレードでイベントはクライマックスを迎えます。

祭りに協賛して、建物を桜色に染めるイベントもあり、文字通り街は桜祭り一色に染まりますよ。

全米桜祭りのメイン会場は?

全米桜祭りのメイン会場、と言える場所は、やはりワシントンの中心にある「ポトマック公園」周辺でしょう。

公園周辺が一番桜が多いですし、日本の感覚での「お花見」に近いことが出来るのも公園周辺ならではです。

ただ、ここがメイン会場!と呼ぶのは少し違うかも知れません。というのも、街のあちこちでイベントが行われているからです。

イベントのためだけに、道路を閉鎖してそこを会場にする事もあります。そのため、ワシントンの街全体がメイン会場、と言っても良いかも知れませんね。

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全米桜祭りのイベント内容と見どころは?

全米桜祭りでは、沢山のイベントが行われますが、特に押さえておきたいイベントを紹介します。

桜・凧揚げ祭り(Blossom Kite Festival)

3月30日に、ワシントン記念塔周辺で、「Blossom Kite Festival」が行われます。日本語に訳すと「桜・凧揚げ祭り」でしょうか。

その名の通り、ワシントンの空に凧が舞います。カイトなどの洋凧も飛びますが、日本の和凧も多く空に舞います。会場で凧を自作することも出来、作った凧を飛ばすことも可能な参加型イベントとなっています。

□The Blossom Kite Festival

サクラマツリ(sakura matsuri)とパレード(parade)

全米桜祭り、最大のイベントといえば、4月13日に行われる、「サクラマツリ」と、「パレード」です。

サクラマツリ(Sakura Matsuri Japanese Street Festival)

驚くことに、この「サクラマツリ」、英語表記も「sakura matsuri」なんですよ。ホワイトハウス周辺の通りを閉鎖して、サクラマツリの会場としています。

その特徴として、「日本らしさ」を体験出来ること。書道体験教室が開かれていたり、和の小物があちこちに飾られていたりもします。

それと、日本式の「屋台」が出店していて、日本酒やおでん、たこ焼きなども食べられます。当然、アメリカらしく、ハンガーバーや、バーベキューを販売する屋台もありますよ。

日米の屋台を食べ比べてみるのも面白そうですね。

□DC Cherry Blossom Tamagawa University Performance

*日本の伝統の踊りや太鼓などが、沢山披露されます。

パレード(Parade)

全米桜祭りの最後を締めくくるパレードは、日本から招待された演者が太鼓を叩き、お祭りを盛り上げます。

その横で、戦車や白バイもパレードを行い、マーチングバンドがマーチを奏でます

更に、ヒップホップダンサーが踊り、巨大バルーンなども練り歩き、パレードを盛り上げます。アメリカらしさと、日本らしさが入り乱れる、楽しいパレード

これを見逃すのはもったいないですね。

□National Cherry Blossom Festival Parade

*公式サイトの紹介動画です。

【関連記事】
日本だけじゃない!世界の桜の名所5選!見頃の時期はいつごろ?

公式サイトを要チェック!

アメリカ・ワシントンD.C.の全米さくら祭りは、期間が長いため、桜が散ってしまうこともあるようです。また週末ごとにあちらこちらでイベントが行われるため、全てを把握するのは難しいかも知れません。

もしも、行く機会があるのでしたら、英語になりますが、公式サイトをチェックしブックマークしておくとよいですね。

>> National Cherry Blossom Festival: The Nation’s Greatest Springtime Celebration

実際に会場には行けなくても、日本からでも、スマホやサイトを通じて楽しめますよ!