になると、あちこちでが咲きますが、桜を愛でるのは日本だけの風習、と思っていませんか?

実は、日本以外でも桜の花が咲き、桜を楽しむお祭りがあるのをご存知でしょうか?

それは、遠く離れたアメリカの首都、ワシントンD.C.でのお話。

「全米桜祭り」
英語では「National Cherry Blossom Festival」です。

桜の見頃を迎える時期になると、大勢の人でにぎわいます。

今回は、そんな全米桜祭り、2017年の日程や見どころなどをまとめてみました。

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ワシントンD.C.で開催される桜祭りとは?

そもそも、「全米桜祭り」とは、どの様な経緯で開かれるようになったのでしょうか?

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川沿いに桜を植えたい

全米桜祭りは、1935年に初めて開催されました。

そのきっかけになったのは、エリザ・シドモアという女性が、日本旅行でみた桜の美しさに感動し、ワシントンD.C.にあるポトマック川に、桜を植えようと計画したことから。1885年から20年近く、関係組織に提案し続けました。

寄贈を記念して

その後、個人的に桜を植えようとする動きも多くあり、実際に桜を持ち込んで、家庭の庭に植えて楽しんだという記録もあります。

また、日本大使館から桜が寄贈され、日本から船で運ばれたことも。

その後、1912年に、当時の東京市長より、2000本あまりの桜の木が、ワシントンD.C.に寄贈され、タイダルベイスンという入り江にある、ポドマック公園を中心に植樹されたんですね。

この、桜の寄贈と植樹を記念して、全米桜祭りは開催されるようになったのです。

□Cherry blossom Festival 2013

戦争を乗り越えて

第二次世界大戦中、アメリカと日本は敵対国であったために、イベントは中断されました。しかし、戦争終結後の1947年に再開され、国交回復後は、桜の寄贈や交換といった交流も活発になったんですね。

それから2012年には、最初の植樹から100周年として、盛大にイベントが行われています。

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2016年の開催期間と開催場所

開催期間は?

2017年の全米桜祭りは、
3月20日(月)から4月16日(日)まで開催されます。

3月25日に、「ワーナーシアター」で開会式が行われ、3週間に渡るイベントがスタートします。期間中、様々な催しが行われ、4月8日に行われるパレード、そして4月15日に行われる夜の花火でイベントはクライマックスを迎えます。

祭りに協賛して、建物を桜色に染めるイベントもあり、文字通り街は桜祭り一色に染まります。

メイン会場は?

全米桜祭りのメイン会場、と言える場所は、やはりワシントンの中心にある「ポトマック公園」周辺でしょう。

公園周辺が一番桜が多いですし、日本の感覚での「お花見」に近い事が出来るのも公園周辺ならでは。

ただ、ここがメイン会場!と呼ぶのは少し違うかも知れません。というのも、街のあちこちでイベントが行われているからです。

イベントのためだけに、道路を閉鎖してそこを会場にする事もあります。そのため、ワシントンの街全体がメイン会場、と言っても良いかも知れませんね。

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イベント内容と見どころは?

全米桜祭りでは、沢山のイベントが行われますが、特に押さえておきたいイベントを紹介します。

ワシントンの空に凧が舞う

4月1日に、ワシントン記念塔周辺で、「Blossom Kite Festival」が行われます。日本語に訳すと「桜・凧揚げ祭り」でしょうか。

その名の通り、ワシントンの空に凧が舞います。カイトなどの、洋凧も飛びますが、日本の和凧も多く空に舞います。会場で凧を自作することも出来、作った凧を飛ばすことも可能な参加型イベントとなっています。

「サクラマツリ」

全米桜祭り、最大のイベントといえば、「サクラマツリ」と、パレードです。

驚くことに、この「サクラマツリ」、英語表記も「sakura maturi」なんですよ。ホワイトハウス周辺の通りを閉鎖して、サクラマツリの会場としています。

その特徴として、「日本らしさ」を体験出来ること。書道体験教室が開かれていたり、和の小物があちこちに飾られていたりもします。

それと、日本式の「屋台」が出店していて、日本酒やおでん、たこ焼きなども食べられます。当然、アメリカらしく、ハンガーバーや、バーベキューを販売する屋台もありますよ。

日米の屋台を食べ比べてみるのも面白そうですね。

パレード

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祭りの最後を締めくくるパレードは、日本から招待された演者が太鼓を叩き、お祭りを盛り上げます。

その横で、戦車や白バイもパレードを行い、マーチングバンドがマーチを奏でます

更に、ヒップホップダンサーが踊り、巨大バルーンなども練り歩き、パレードを盛り上げます。アメリカらしさと、日本らしさが入り乱れる、楽しいパレード

これを見逃すのはもったいないですね。

公式サイトを要チェック!

全米さくら祭りは、期間が長いため、桜が散ってしまうことも、あるようです。また、週末ごとに、あちこちでイベントが行われるため、全てを把握するのは難しいかも知れません。

もしも、行く機会があるのでしたら、英語になりますが、公式サイトをチェックしブックマークしておくとよいでしょう。

★National Cherry Blossom Festival: The Nation’s Greatest Springtime Celebration
(http://www.nationalcherryblossomfestival.org/)

実際に会場には行けなくても、日本からでも、スマホやサイトを通じて楽しめますよ!