初夏に淡い光を放つ蛍(ほたる)は、ゆったりとした自然の中で楽しみたいですよね。しかし自然豊かな場所まで行くのは大変ですし、行っても見られない可能性もあります。
そんな方におすすめしたいのが、6月に東京・久我山で開催される「久我山ホタル祭り」です。東京でホタルが楽しめると聞いたら、どんなイベントなのか気になりませんか?
そこで、
- 久我山ホタル祭りの日程や見頃時期
- 久我山ホタル祭りの放流時間や見どころ
- アクセスと基本情報
…について紹介していきます。ぜひチェックしてくださいね!
久我山ホタル祭りの日程や見頃時期は?
6月3日・4日開催!
久我山ホタル祭りは、東京都杉並区久我山の「久我山連合商店会」が中心になって開催しているイベント。2023年(令和5年)の開催日程は次の通りです。
- イベント:第26回久我山ホタルまつり
- 開催日程:2023年6月3日(土)・4日(日)
- 開催時間:13:00~21:00
- 会場:東京都杉並区久我山 久我山商店街一帯
- 神田川沿い
- 玉川上水沿い
- 中央緑地公園
- 久我山稲荷神社
- 久我山駅北口および南口
- 岩通通り
※小雨決行、荒天中止
詳しいイベント内容についてはこれから発表される予定です。そのため、2019年は会場が一部変更になる可能性はあります。
久我山ホタル祭りとは?
久我山ホタル祭りは、地元の子どもたちにホタルを見せるためにはじまりました。そのために静岡県南伊豆町からホタルを譲り受け、玉川上水に放流したんです。
現在では地元でホタルを飼育し、久我山ホタル祭りに合わせて放流しています。そのため久我山周辺でも、自然のホタルが見られるようになりました。
狙い目は20時から22時ごろ
久我山ホタル祭りの主役となるホタルは、放流後2~3日間は会場周辺で多く見かけます。もしたくさんのホタルの光を楽しみたいなら、活動が活発になる20時~22時頃が狙い目ですよ。
ただしホタルは天候に左右されやすく、大雨や晴天続きで湿度が下がったときは活動を控えてしまいます。雨上がりで湿度が高めの環境をホタルは好むので、ぐずついた天候が続くことを願いましょう!
久我山ホタル祭りの放流時間と見どころ
複数の会場で放流されるホタル
久我山ホタル祭りでは、15時頃に複数の会場でゆっくりとホタルが放流されます。その数は全体で2000匹ほど。それぞれの会場の違いが楽しめるのも、魅力の一つなんですよ!
◎玉川上水会場
久我山ホタル祭りの始まりの場所で、歴史を感じながらホタルを楽しむことができます。
◎神田川会場
一番広い会場で、神田川沿いに放流されたホタルと自然を楽しめます。また会場から少し離れると屋台があるため、運が良ければ食事をしている場所からもホタルも楽しめるんですよ。
◎久我山稲荷神社
ネットゲージ内でホタルを展示しているため、玉川上水や神田川で蛍を見かけなかった時に訪れたいですね。
玉川上水、神田川会場の通路は一方通行のため、係員の指示に従って移動しましょう。また自転車やベビーカーの進入はできません。小さいお子様がいる方は抱っこ・おんぶで対応してくださいね。
□久我山 ホタル祭り
https://youtu.be/TJHgSYQxZZo
*真っ暗な中に時々光が見えますが、これがホタルの光です。光るたびに子供が驚いてますね!
自然に生きるホタルが見られるかも
神田川沿いにある「宮下橋公園」では、例年ホタルが目撃されています。
ここで見られるホタルは、過去に神田川に放流したホタルの子孫ではないかと言われています。目撃されている数は10匹前後と少ないため、確実には見られません。ですが、自然のホタルが見たいならそっとチェックしませんか?
屋台も!
ホタルの鑑賞も楽しいですが、お祭りといえば賑やかな屋台も欠かせませんよね。
久我山ホタル祭りでは神田川周辺・中央緑地公園・岩通通りなどに、屋台やワゴンが登場します。子供向けのゲームイベントやビヤガーデン、フリーマーケットもあるので昼間から楽しめますよ!
アクセス
久我山ホタル祭りでは、車両通行禁止区域が設けられています。また周辺の駐車場も少ないため、公共交通機関での来場を強くおすすめします。
電車で
京王電鉄・井の頭線「久我山駅」が最寄りの駅になります。
久我山駅から各会場はとても近く、一番離れている玉川上水でも徒歩5分程度です。岩通通りの屋台を楽しみながら移動すれば、お祭り気分も高まりますよ!
自転車は?
自転車は会場に進入できないため、久我山駅近くにある、
- 西自転車駐車場(杉並区久我山3-35-29)
- 北自転車駐車場(杉並区久我山5-38-10)
- 宮下橋公園臨時駐輪場(杉並区久我山3-27-15)
- 岩崎通信機本社臨時駐輪場(杉並区久我山1-7-41)
のいずれかを利用するようにしましょう。
東京の久我山でホタルを楽しもう!
【関連記事】
ホタルは水と緑のある環境を好むため、自然豊かな地域以外ではあまり見かけることがありません。しかし東京都心から近い久我山では、放流されたホタルを楽しむことができるんですよ!
ホタルは静かな環境を好むため、スマホは出さずに自然の光を楽しむ事をおすすめします。撮影するときもフラッシュは厳禁なので、自分の目で思い出を残したいですね。
ホタルを飼育されている地域の方の努力に感謝しつつ、久我山ホタル祭りで淡い光を楽しみませんか?
コメントを残す