阿波おどりを踊る

波踊りは、徳島に行かないと見られないと思っていませんか?

たしかに本場で見る阿波踊りは素晴らしいですが、実は関東でも阿波踊りは楽しめるんですよ。そんな関東で楽しめる阿波踊りの一つが、埼玉県の南越谷市で行われる南越谷阿波踊り

例年60万人以上の来客数を誇る大イベントなのですが、いつ行われるのか?どんなイベントなのか気になりますよね。

そこで、

  • 南越谷阿波踊りの2019年の日程とスケジュール、アクセス
  • 南越谷阿波踊りの見どころや楽しみ方
  • 南越谷阿波踊りの歴史

…について紹介しますので、ぜひ見に行かれるときの参考にしてくださいね!

南越谷阿波踊り2019の日程とスケジュール

2019年は8月23日~25日に開催

南越谷阿波踊り(みなみこしがや あわおどり)は、例年8月下旬の金・土・日の3日間で開催されます。

2019年(令和元年)の開催日や主なスケジュールは次のとおりです。

  • 大会名称:第35回南越谷阿波踊り
  • 開催期間:2019年8月23日(金)~25日(日)
  • 開催場所:埼玉県越谷市南越谷駅、新越谷駅周辺

※小雨決行、荒天時は開催中でも公演中止となる場合あり。

■主なスケジュールと会場

日にちイベント時間場所
8/23(金)前夜祭19:00~21:00越谷コミュニティセンター大ホール
越谷コミュニティセンター前ショッピング広場
8/24(土)

8/25(日)
流し踊り17:10~21:00南越谷中央通り演舞場(紫)
西口駅前通り演舞場(赤)
西口南通り演舞場(緑)
東口南通り演舞場(青)
舞台踊り第1部:
14:00~16:30
越谷コミュニティセンター大ホール
第2部:
17:30~20:45
越谷コミュニティセンター大ホール・小ホール
組踊り16:20~20:45越谷コミュニティセンター前ショッピング広場
17:10~20:45駅前組踊り会場(東口ロータリー)

また一月以上前には「プレ阿波踊り」も行われます。こちらも毎年「10連」前後が参加するイベントですので、本祭の前に見に行かれるのもいいですね。

■南越谷プレ阿波おどり

  • 開催日程:2019年7月13日(土)
  • 場所と時間:
    • 南越谷駅南口アーケード下広場(15:00~17:00)
    • 越谷コミュニティセンター(サンシティ)大ホール(19:00~21:10)
  • 入場料:無料

アクセスは?

南越谷阿波踊りは、路上も会場となる関係で交通規制が行われます。そのため車での来場はむずかしいので、公共交通機関での来場を強くおすすめします。

最寄り駅は、

  • JR武蔵線・南越谷駅
  • 東武スカイツリーライン・新越谷駅

特に新越谷駅側が主な会場からはより近いですが、南越谷駅でも近いです。駅を降りるとすぐ阿波踊りが楽しめますよ!

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南越谷阿波踊りの見どころや楽しみ方は?

本場に負けない阿波踊り

阿波踊りで踊る連

阿波踊りといえば、列を組んで進みながら踊る「流し踊り」がとても有名。南越谷阿波踊りでも、新越谷駅すぐ近くの4会場で楽しめます。

  • 新越谷駅降りてすぐ(南越谷中央通り演舞場、西口駅前通り演舞場)
  • 少し南側の南通り(西口南通り演舞場、東口南通り演舞場)

南越谷阿波踊りでは、「連」と呼ばれる踊り子達が沢山登場します。「連」は地元南越谷を中心としたグループが多く、全国大会などに出場する実力のある連ばかり。更には徳島の連も招待しているため、本場徳島の阿波踊り好きの方でも満足できるほどです。

□扇連/西口駅前通り演舞場 南越谷阿波踊り
https://youtu.be/XTwd39GY52M

*こちらは徳島の「連」の阿波踊りです。扇も使った踊りは楽しそうですね。

また流し踊り以外でも、舞台で踊る「舞台踊り」は明かりの演出も加わる芸術性の高い踊りです。

フォーメーションや鳴り物が登場する「組踊り」や、パフォーマンス性の高い「輪踊り」も見逃せませんね。

いずれも本場の阿波踊りに負けないぐらいの盛り上がりで、見ているこちらも踊りたくなるほどですよ!

屋台も登場!

南越谷阿波踊りでは、様々な屋台も楽しめます。特に前夜祭は時間が短いこともあり、阿波踊りよりも屋台めぐりを中心に楽しむ人もいるほどです。

屋台はお祭りでおなじみのものが多いですが、地元のB級グルメの屋台も沢山出るので見逃せません!「春日部焼きそば」や「揚げもんじゃ」などを食べながら、阿波踊りを見るのも素敵ですよ。

屋台で焼きそばを焼く

南越谷阿波踊りの歴史

徳島の文化を越谷へ

南越谷阿波踊りは1985年(昭和60年)から始まったイベントで、2019年で35回目となります。

そのきっかけとなったのは、南越谷で会社を経営していた中内俊三氏の提案によるものでした。

中西氏は徳島の出身で、いつの日か故郷・徳島に恩返しをしたいと考えていました。その中で「会社のある南越谷に、自分の故郷の阿波踊りを伝えて越谷の文化にしたい」と提案。これに賛同した多くの方の協力し、南越谷阿波踊りが始まりました。

阿波踊り

日本三大阿波踊りの一つ

南越谷阿波踊りが始まったあとに、自分たちも踊りたいと新たに「連」が結成されていきました。そうした積み重ねで年々イベントの規模も拡大していき、来客数も増加。

現在では、東京高円寺阿波踊り・神奈川大和阿波おどりとともに、関東三大阿波踊りと呼ばれるように。

更には徳島市阿波おどりと高円寺阿波踊りとともに、日本三大阿波踊りの一つにも数えられているんですよ!

阿波踊りを埼玉の南越谷で

【関連記事】

南越谷阿波踊りは、毎年8月末に埼玉県の南越谷で開催される大イベントです。

そのきっかけは徳島出身で南越谷で会社を経営していた方の、故郷への思いから始まったもの。そしてイベントの発展とともに踊り手も成長し、今では徳島とともに日本三大阿波踊りとなりました。

見ていて楽しくなる阿波踊りに、美味しい屋台もたくさん!今年の夏の締めくくりに、南越谷で阿波踊りをたっぷり楽しみませんか?