になると賑やかな都会を離れて、どこか遠くへ行きたくなるものです。身近な木々の紅葉も美しいのですが、遠く離れた自然豊かな地の紅葉はより美しいもの。

そんなひとときを過ごしたい方におすすめなのが、青森県にある奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)

国から特別名勝・天然記念物に指定されている渓流の紅葉は、自然のままの美しさです。

そんな奥入瀬渓流の2017年の紅葉の見頃と、おすすめの楽しみ方を紹介します!

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奥入瀬渓流の紅葉の見頃は

見頃は10月下旬頃

奥入瀬渓流は、青森県と秋田県の県境にある「十和田湖」を水源とする奥入瀬川の渓流です。

周囲は国立公園にも指定され、最低限の人の手が入るのみの自然豊かな地となっています。

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奥入瀬渓流の紅葉は、10月上旬から始まって10月下旬にピークを迎えます

寒さがいち早く訪れる東北地方であり、なおかつ山間に位置するため紅葉は少々早め。10月中の天候の良い日を選んで、見に行く事をおすすめします。

奥入瀬渓流の樹木は

奥入瀬渓流の紅葉は、赤や茶色に色づく樹木が多め

赤く色づくモミジ・カエデ・ケヤキ
茶色く色づくミズナラ・ブナ・トチノキ
がメインとなります。

もちろん黄色く色づく樹木もあり、更には渓流にある岩にはのコケが。場所によって様々な色が楽しめるのも、奥入瀬渓流の魅力です。

奥入瀬渓流の紅葉、見どころ・楽しみ方

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自信があるなら全コース踏破を

奥入瀬渓流は十和田湖畔の「子ノ口」から「焼山」まで約14キロの道のりとなります。渓流に沿って整備された遊歩道もありますが、全て歩くと5時間近くかかる長丁場。

幸いなことに一般道も並走し、本数は少ないですが十和田湖を往復する路線バスもあります。疲れたらバスで移動するなどして、奥入瀬渓流を楽しむのがオススメです。

参考:奥入瀬渓流~子ノ口マップ

しかし体力に自信があり、沢歩きが得意であれば14キロの長丁場を歩くのもオススメ。上流へのなだらかな上り道は歩きやすく、また変化に富んだ自然にきっと満足できますよ。

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初心者にオススメのコースは

短い距離で絶景ポイントは逃したくないなら、石ヶ戸から雲井の滝の区間を頑張りましょう。この間の距離は約3キロで、1時間前後の散策路となります。

この区間にはもっとも流れの早い阿修羅の流れや、高さ20メートルから落下する雲井の滝が。その他にも見どころがいくつもあるため、あっという間に3キロを歩けてしまいますよ。

□奥入瀬紅葉・阿修羅の流れ

*激しい流れと、上にかかる紅葉の取り合わせが魅力的です。

銚子大滝は外せない

奥入瀬渓流の散策路からは、いくつも滝が見ることができます。ただしいずれも周囲にあるもので、奥入瀬渓流にある滝ではありません。

しかし銚子大滝は、奥入瀬渓流に唯一ある滝。幅20メートル・高さ約7メートルの滝は、奥入瀬渓流最大の観光スポットです。

ここから子ノ口までは約1.6キロと歩きやすい距離のため、このコースを歩くのもオススメ。

□奥入瀬渓流の美しい紅葉

*奥入瀬渓流全体の様子が判る動画ですが、3分55秒頃より銚子大滝が登場します。

また逆にここから下流に向かって歩くと、九段の滝・不老の滝などいくつもの滝が。バス停までの距離が約5キロもありますが、挑戦したくなるコースでもありますよ。

どの時間がオススメ?

奥入瀬渓流は自然の遊歩道のため、夜間に見に行くのはオススメできません。ゆっくり散策するのであれば、見通しの良い午前中からお昼ぐらいにかけがオススメ

一方でもっとも美しいと言われているのが、早朝の時間帯。済んだ空気の中での紅葉はより色濃くなり、また渓流のせせらぎが爽やか朝を演出します。

アクセス

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公共交通機関でのアクセス

東京方面から奥入瀬渓流へ向かう場合、東北新幹線などを乗り継ぐ必要があります。

東北新幹線で八戸駅まで乗り、そこから「十和田湖(休屋)」行きのJRバスに乗車。奥入瀬渓流の入り口に当たる焼山までは、渋滞がなければ約1時間半ほどで到着となります。

なおバスの本数は1~2時間に1本と少なく、乗り遅れると帰りの足がなくなる恐れが。必ずバスの運行時刻を確認してから、行動を起こしましょう。

参考:JRバス東北のページ

車でのアクセス

車で向かう場合は、東北自動車道の十和田ICから国道103号線へ。ここから十和田湖方面へ、約50キロほど走ることになります。

渋滞がなければ、約1時間程度で十和田湖の奥入瀬渓流付近へは到着しますが、この時期は例年道路が渋滞します。八戸や青森までJRなどで行き、現地でレンタカーを借りる方法もありますよ。

動きやすい服装で出かけよう

入瀬渓流は散策を楽しむ紅葉の名所で、心地よい汗をかきながら美しい景色が楽しめます。そのため動きやすい服装と運動靴、雨に備えてレインコートなどの雨具の準備が必要です。

またバスの便が少ないため、万が一に備えて、スマホ・携帯の電波状況の確認もしておきましょう。歩き慣れていないかたは歩ける範囲で、自信のある方は踏破に挑戦してみては。

体全体で紅葉を楽しめる奥入瀬渓流で、青森の短い秋を楽しみましょう!