あやめの咲く様子

何かと忙しく時間に追われる現代、たまにはゆっくり休みたいですし、のんびりと過ごしたいですよね。だけど、泊まりがけの旅行へ行く時間もないし、日曜日にごろごろするのも味気ないとは思いませんか?

そんなお疲れの方におすすめしたいイベントが、茨城県潮来市で毎年5月末から6月頃に開催される「水郷潮来あやめまつり」(すいごういたこあやめまつり)。会場を埋め尽くすあやめの花に癒され、幸せをおすそわけしてもらえるお祭りなんですよ。

気になる、水郷潮来あやめまつり、2019年の開催期間やあやめの見頃・開花時期、そして見どころについて紹介します。

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水郷潮来あやめまつり、2019年の日程は?

あめのすがた

2019年(令和元年)の水郷潮来あやめまつりの開催日程や場所は次の通りです。

  • 開催日程:2019年5月25日(土)~6月23日(日)
  • 会場  :水郷潮来あやめ園(茨城県潮来市あやめ1-5)
  • 入園料 :無料
  • ライトアップ:期間中毎日18:30~22:30
  • アクセス:
    • 電車:JR鹿島線「潮来駅」下車、徒歩3分
    • 車 :東関東自動車道「潮来IC」から約10分
  • 問い合わせ:0299-63-1111(潮来市産業観光課)

30日間と開催期間が長いため、天候に合わせて計画が立てやすいですし、あやめの見頃にあわせて行く事もできますね。

イベントなどは主に日曜日に開催されていますので、まるごと体験したいのなら日曜日がオススメ。または、ゆっくりあやめを鑑賞したいのであれば平日、特に嫁入り舟がある水曜日の来場をおススメします。

期間中は終日入園可能ですので、仕事帰りに足を伸ばして夜のあやめを見学することもできますよ。

あやめの見頃はいつ?

あやめまつりで見られる、あやめの開花時期は5月下旬から6月中旬頃。丁度、あやめまつり開催中の、6月10日前後に見頃を迎えます。

あやめまつりの期間が無いため、まつりの終わり頃になると、あやめが咲いていないかもと心配する方もいるかも知れません。

ですが、その心配は不要です。一番の見頃は6月10日頃ですが、実は最終日まであやめを楽しめるのが、あやめ祭り最大の魅力ですね。

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水郷潮来あやめまつりとは

最初は切花鑑賞だった

水郷潮来あやめ祭り

水郷潮来あやめまつり(すいごういたこあやめまつり)」は、茨城県潮来市(いたこし)にある「水郷潮来あやめ園」で毎年開催されているお祭りです。

1952年(昭和27年)から始まりましたが、当初はあやめ愛好家が持ち寄った切花を鑑賞するイベントでした。

現在では園内で栽培しているあやめを鑑賞し、園内の水路に浮かぶ「ザッパ舟」に乗れるといった、楽しいお祭りとなったんですね。

他にもあやめのライトアップや、各種踊りの披露・あやめの展示即売会なども楽しめます。

「あやめ」じゃない?!

「あやめまつり」と銘打っていますが、実は園内のあやめは、「花菖蒲」

嘘をついているのではありません。この地方では、「花菖蒲」のことを「あやめ」と呼ぶために、あやめまつりと呼ばれるわけです。

ご存知のかたも多いかもしれませんが、あやめと花菖蒲は見た目がそっくりで見分けにくい花。園内の花は「花菖蒲」だという事を頭に入れて見物すると、「あやめ」への興味も増しますよ。

水郷潮来あやめまつりの見どころは?

紫のあやめ

色とりどりのあやめ

あやめまつりは、その名の通り「あやめ(花菖蒲)」を楽しむお祭りです。

園内には500種類、約100万株ものあやめが植えられています。

一見すると同じように見えるあやめですが、色も、白・濃い紫・青・黄色など実に多彩。品種の系統によって花の形も違ってきますので、その違いを楽しむのも面白いですよ。

□水郷潮来あやめまつり (茨城県潮来市)

ちなみに「あやめまつり」のあやめは「花菖蒲」ですが、本来のあやめの開花時期は4月下旬から5月中旬。花菖蒲とあやめの最大の違いは、花の中心部が黄色いかどうかで判断できます。

  • 花の中心部が黄色いのが「花菖蒲」
  • 花の中心部が黄色ではないのが「あやめ」

まつりの時期には開花時期は過ぎているので、比較は難しいかも知れませんが、覚えておいて損はないですね。

【参考記事】
菖蒲(花菖蒲)・あやめ・かきつばたの特徴と違い!見分け方は?

嫁入り舟

伝統の風習を再現

あやめ鑑賞以外で見逃せないのが、「嫁入り船」

潮来はもともと水路の街で、昭和30年頃まで水路が運搬の中心となっていました。その潮来では嫁入り時に、嫁入り道具とともに「ザッパ船」と呼ばれる運搬船で花嫁が移動していました。

この「嫁入り舟」と呼ばれる風習は、1960年(昭和35年)花村菊江さんの大ヒット曲「潮来花嫁さん」で全国的にも有名になりましたね。

ただ陸路の発展とともに、「ザッパ舟」も「嫁入り舟」も姿を消してしまいました。ですが、「水郷潮来あやめまつり」では、この「嫁入り舟」をイベントとして復活させたので、こうして現在では見ることができるようになったというわけです。

しかも花嫁さんは本物の花嫁さん。一般応募で集まった、挙式予定の方や1年以内に結婚された方なんです。だからこそ、舟に揺られる花嫁さんはとても綺麗で、イベントであることを忘れる光景が広がります。

花嫁さんの幸せそうな姿をみていると、同じ幸せを分けてもらったような気分になること間違いなしですよ!

□嫁入り舟ダイジェスト~潮来花嫁さんは舟でゆく~ (水郷潮来あやめまつり)

*伝統的なお嫁入りの風習がよみがえります!

嫁入り舟の運行時間

嫁入り舟の運行は、水・土・日の以下の時間。この中でも、土曜日の19時30分からは「宵の嫁入り舟」と呼ばれ、ライトアップの幻想的な光の中で舟が流れていきます。

  • 水曜日 11時~
  • 土曜日 11時~・14時~・19時30分~
  • 日曜日 11時~・14時~

サッパ舟に乗ろう

水郷潮来あやめまつり期間中は、毎日「サッパ舟(ろ舟)」に乗ることができます。

園内の水路を30分かけて周回するコースで、舟に揺られながら昔話を聞くことができるんです。

運が良ければ、女性の船頭さんのこともありますね。女性と言ってもその手腕は男性顔負け。平日と日曜日は日中の営業なのですが、土曜日だけは「宵のろ舟」で夜の運行もあります。

ライトアップされたあやめを見ながら、舟に揺られるのもロマンチックですね。

  • 乗船場所:水郷潮来あやめ園ろ舟乗り場
  • サッパ舟(ろ舟)
    • 開催日時:水郷潮来あやめ祭り期間中毎日9:00~16:30
    • 料金:中学生以上1000円、小学生500円、小学生未満無料

  • 宵のろ舟
    • 開催日時:水郷潮来あやめ祭り期間中の土曜日18:00~19:00
    • 料金:中学生以上500円、小学生以下無料

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ゆっくりとした時間を楽しんで

あやめのイラスト

サッパ舟が、ゆっくり進む舟だからでしょうか、どこかのんびりとした空気が流れるあやめまつり。いそいそと全てを見て回るよりは、ゆっくりのんびりと、花を愛でるのがこのまつりには似合います。

  • 嫁入り舟に揺られる花嫁さんを祝福し
  • サッパ舟に乗って水路を楽しみ
  • あやめを愛でる

そんなゆっくりした贅沢な時間が味わえるのが、水郷潮来あやめまつりの人気の秘密なのかも知れませんね。忙しい日常を家において、潮来でゆっくりと「あやめまつり」を楽しんでみませんか?