母の日のカーネーション

母の日といえば、カーネーションの花を渡すのが、定番となっていますね。

ですが、カーネーションの花は買うと意外と高いもの。小さいお子さんだと手が届かない場合もあります。

カーネーションの代わりのお花でも良いのですが、そんな時は「手作り」してみませんか?お子様にそっと教えるのも良いですし、親子で仲良く作るのも楽しいですよ。

そんな簡単に手作りできる、母の日のカーネーションの作り方をまとめてみました。

手作りカーネーションを作るポイント

ピンクのカーネーション

手作りをするときに大切なことは

手作りカーネーションを作る時に大切なことは、「がんばり過ぎないこと」。本物そっくりな、精密なものは出来た時に達成感を味わえますが、どうしても難しくなります。

上手く出来たかどうかよりも、「お母さんのために一生懸命作りたい!」という気持ちのほうが大切なものですね。

赤・ピンク・白・緑で

カーネーションの花の部分は、基本的に赤・白・ピンクでまとめましょう。

カーネーションは、色によって花言葉が違い、

  • 赤は「愛情」
  • 白は「尊敬」
  • ピンクは「感謝」

をそれぞれ表します。

実際のカーネーションには紫や黄色のものもありますが、花言葉が母の日向きではありません。赤・白・ピンクは、色合いも可愛いですし、この三色の中で選ぶか、三色全てで作りましょう。

また、茎の部分が必要ならば、緑色の紙などを用意します。花の部分を接着するのにテープがあると便利ですね。

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カーネーションの作り方いろいろ

実際に、様々なカーネーションを作ってみましょう!

お子さんと作る際に、ハサミを使うものも出てきますので、取り扱いには気をつけてくださいね。

折り紙を折って作るカーネーション

折り紙で作るカーネーションの中には、本物そっくりのものもありますが、今回紹介するのは、お子様でも作れるとても簡単なものです。

用意するもの

折り紙のカーネーションをつくるにあたって、用意するものは、以下のものです。

  • 花の部分の折り紙1枚
  • 緑の折り紙1枚(または緑のクレヨン)
  • ハサミ
  • のり

作り方

準備ができましたら、作っていきましょう!作り方は、以下のとおりです。

  1. 花の部分の折り紙を、四角く半分に折り、もう一度四角く半分に折ります。
  2. 折った外側の部分を丸くハサミで切ります。
  3. 切った部分をキザギザに三角の切り込みを入れます。
  4. 一度半分に開いてから、少しずらして三等分に折ります。
  5. 下の部分に、緑の折り紙をのりで貼り付けます。または下の部分を緑のクレヨンで塗ります。

これで完成!沢山作れば花束にもなりますよ。

柔らかい紙で作るカーネーション

簡単に立体的なカーネーションを作りたいなら、「ポンポン」を作りましょう。

運動会や卒業式などで作った、柔らかい紙のお花をカーネーション風にします。

用意するもの

柔らかい紙のカーネーションをつくるにあたって、用意するものは以下のものです。

  • ポンポン用の柔らかい紙
  • 手芸用の細い針金(なければテープで代用)
  • 赤またはピンクの水性ペン

ポンポン用の紙は100円ショップで売られています。

また既に折ってあるポンポンキットもありますよ。

ポンポン用の紙が手に入らなかった場合は、「おはなかみ」「五色鶴」という紙を、大きめの文房具店で探して下さい。

*通販でも購入できます。

それでも見つからなかった場合は、ティッシュペーパーでも作れますよ。

作り方

用意できましたら、作り方は以下のとおりです。

    1. 紙を5枚ほど重ねます。
    2. 3cm~5cm幅で山折り、谷折りを繰り返してじゃばら状に折ります。
    3. 一度半分に折り、その中心部を細い針金でしばります。

(細い針金が無ければテープでぐるりと一周して止めます)

    1. 両端を丸・あるいは三角に切ります。
    2. 切った部分を水性ペンで塗ります。

(にじむぐらいのほうが仕上がりが可愛くなります)

  1. 広げて形を整えれば出来上がり。

*ポンポンキットですと、(3)の工程までしてある状態で販売しています。

広げてみると、水性ペンで塗った部分が花の先端を染めたようになり、とても可愛いです。緑色の紙を少し細めの筒状に丸め、ボンボンの根本部分を緑色のテープで止めれば、茎になりますよ。

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愛情たっぷりに!

ママいつもありがとう

んなでワイワイ作るカーネーションは、きっと可愛くも楽しい母の日の思い出になるはずです。

もしお子さんが「上手くいかない」と、作るのをやめてしまったとしても、作ったこと自体を大げさなくらいにほめてあげて下さい。見た目がちょっと不恰好でも、そこに込められた思いはお母さんならわかりますよね?

お子さんには「この花大好き!」とほめてあげて、心からお花を喜んで下さいね。

子供さんにとっても、忘れられない素敵な母の日になりますよ。