親にとって、子供の小学校卒業は、喜ばしくもあり不安もありますよね。
子供にとっても、新しい環境への旅立ち。喜びと不安で胸一杯かも知れません。
そんな時に、卒業メッセージで背中を押してあげると、子供も安心出来るのではないでしょうか。
最近では卒業文集に、親から子供へのメッセージを掲載する学校もあります。ぜひ活用したいところですね。
小学校の子供に親から贈る卒業メッセージのポイントと例文をまとめてみました。
子供に贈る、小学校卒業メッセージのポイント
小学校の卒業メッセージを書く際、どういった事に気をつけるとよいのでしょうか。
少し大人扱いで
小学校を卒業する年頃の子供は、思春期の入り口に立っています。
親から見た子供は、いつまでも子供とは言え、子供扱いすると嫌がり、かと言って大人扱いするには不安…。そんな年頃ですね。
卒業という階段を登る、お子様に贈るメッセージは、少し大人の扱いを心がけると良いでしょう。
初めて「大人のような扱い」をされた時の事を、お子様はいつまでも覚えていますよ。
短く、簡潔に
お子様に伝えたいことは沢山あります。あり過ぎて、長々と書いてしまうご両親もいることでしょう。
しかし、長い文章はどうしても読み飛ばしてしまうものです。
特に、普段本を読まないお子様の場合、文字が沢山あるというだけで読まないなんてことも考えられます。
本当に伝えたいことは、短く、簡潔にして伝えるほうが記憶にも残るものです。
ただし、簡潔すぎて、事務的な文章にならないように気をつけましょう。
できれば直筆の手紙を
卒業文集では難しいかもしれませんが、できれば直筆の文章を渡してあげて下さい。
最近では、親子間でもメールのやり取りが普通になっています。なので、意外と親の書く文字を、子供は知らないこともあるかもしれません。
文字には人柄が現れます。
多少字が歪んでいても、そこからきっとお子様に想いが伝わりますよ。
小学校の卒業メッセージ!例文をご紹介!
では、実際には、どの様な文章を書くと良いのでしょうか。
メッセージに使える例文をご紹介します。
成長したことを喜ぶ
小学校を卒業する年齢は12歳。昔なら元服をしてもおかしくない年齢ですね。
小さかったお子さんが、こんなに大きくなってという喜びを伝えるのはどうでしょうか?
生まれた時は○○センチ(出生時の身長)と小さかったのに、
今では○○センチ(今の身長)と、こんなに大きくなり、
親としてこれほど嬉しいことはありません。
これからは、体の成長も大切ですが、
中学校でハートも大きく成長させてください。
もし、体が大きくなったことに直接触れたくないのであれば、代わりに、小学校で心が大きく成長したことを書くと良いですね。
例えば、
「すぐに泣いていたあなたが、一人で何でも出来る様になったことを誇りに思います」
…といった具合です。
いつだって見守っているよ
喜びよりも不安が先に立つお子さんへ、人生の先輩からの応援メッセージを贈るのはいかがですか?
これから中学校という、新しい世界へと羽ばたく貴方は、
期待と不安で胸が一杯でしょう。
でも、大丈夫です。貴方は私達の立派な息子(娘)です。
不安な時、辛い時、嬉しい時、悲しい時には、私達がいます。
貴方は一人ではありません。
私達は貴方を応援しています。
そのことを、忘れず、中学校生活を送って下さい。
この文例は、あえて硬めの文章で、見守っている事を強調しています。
です・ます調をやめ、少し砕けた語調に変えても良いかも知れませんね。
素直に、おめでとう
難しい事は言いたくない。とにかく祝いたいのであれば、小学校の活躍をまとめてみましょう。
あなたは小学校では●●(得意な科目・クラブ活動等)をとても頑張りましたね。
ここまで出来るようになるとは、お母さん(お父さん)は驚いています。
本当に、頑張ったね、すごいよ!
中学校は勉強にがんばりますか?
それとも、部活をがんばりますか?
中学校は楽しい所です。
力いっぱい中学校生活を楽しんでね!
褒めてあげる点があるのなら、思い切り褒めてあげて下さい。
勉強だけではなく、元気だった、優しかったといった、心の成長をほめてあげるのも良いですよ。
もちろん、お子様が勉強に一生懸命取り組んでいたのなら、その点も褒めて下さいね。
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あくまでも例文、大切なのはあなた自身の気持ち
小学校を卒業するお子さんに向けて贈る卒業メッセージのポイントと例文をご紹介しました。
この例文に、あなたの可愛いお子様だけの、特別な思い出、期待などをぜひ書き足してみて下さい。
きっと沢山あると思うので、迷うことはないですよね?
ぜひ、あなた自身の「気持ち」をプラスして、お子様に伝えてあげて下さいね。
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