独特の香りと粘りが特徴の納豆は、朝食に欠かせない一品です。タンパク質やビタミンなどが豊富に含まれる納豆には、血液をサラサラにする効果もあるんです!
そんな毎日でも食べたい納豆ですが、賞味期限が長いなら安い時にまとめ買いしたくありませんか?また長く美味しく保存できるなら、いつでも納豆が食べられますよね。
そこで、
- 納豆の賞味期限について
- 納豆は賞味期限が切れていても大丈夫?
- 納豆のおすすめの保存方法
…について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
納豆の賞味期限はどれくらい?
冷蔵庫で10日前後

納豆は大豆に納豆菌を付けて発酵させた食品で、10度以上の環境に長時間置くと発酵がすすみます。発酵が進んでしまうとアンモニア臭が出てしまい、表面に白いつぶつぶが出てしまいます。
この白いつぶはアミノ酸の結晶なので体に害はありません。ですが食感が落ちるため、食べるにはあまりオススメできません。アンモニア臭も食べにくくなる原因なので、納豆はお店で売られている状態が一番美味しい状態なんですね。
そんな納豆の賞味期限は、常温で保存した場合は約1週間です。ただし常温の環境では発酵が進んで味が落ちるので、できるだけ早めに食べるようにしましょう。
冷蔵保存した場合も、賞味期限内または10日ごろまでに食べると美味しくいただけますよ!
納豆は賞味期限が切れていても大丈夫?
一ヶ月ぐらいの納豆なら食べられる

納豆は発酵食品のため、賞味期限が多少過ぎていても大丈夫だという人がいます。中には半年以上過ぎても大丈夫という人もいますが、実際はどれぐらいまでなら食べられるのでしょうか?
賞味期限とは、定められた方法で保存した時に食品が美味しく食べることが保証できる期限のことです。そのため期限を過ぎたからいきなり食べられなくなる、というものではないんですね。
【参考記事】
・賞味期限と消費期限の違いとは?開封済みの場合はどうなるの?
納豆に関しては10度以下の環境であれば、発酵はほとんど進みません。そのため冷暗所や冷蔵庫で保存できれば、一ヶ月程度なら食べられます。
ただし賞味期限を過ぎた納豆は、美味しさがゆっくりと失われています。食べられるけれど、それが美味しいかどうかは別。可能であれば賞味期限内に納豆を食べたいですね。
食べられるかどうかの判断は?
賞味期限を過ぎた納豆が食べられるかどうかは、次のポイントで判断しましょう。
- 強いアンモニア臭がする。
- 豆の色が濃い茶色に変色している。
- 混ぜても粘り気がない。
- 納豆が水っぽく、溶けている。
特に納豆が水っぽく溶けている状態は、傷んでいる可能性がとても高いです。いつもと違う香りや粘り気のない納豆も、諦めて処分した方が良いですね。
納豆のおすすめの保存方法
美味しく保存するなら冷蔵庫へ
納豆は昔からある食べ物なので、常温保存ができると思われがちです。たしかに冷蔵庫がなくても、10度以下の冷暗所であれば発酵が進まず保存ができます。
しかし現在は冷蔵庫がある家庭がほとんどなので、冷蔵庫での保存が確実です。
保存方法は買ってきたパックのまま、冷蔵庫の10度以下の場所に保存します。わらに入った納豆も、そのまま冷蔵庫で保存しましょう。

長期保存なら冷凍庫へ!
たくさん納豆を購入して食べきれない時は、冷凍庫での保存がおすすめです。納豆菌は冷凍に強く、氷点下の環境でも活動を停止するだけで生き続けるんですよ。
納豆の保存方法(冷凍)は次の方法がおすすめです。
- 納豆を容器から取り出し、納豆だけをラップに包みます。
- ラップに包んだ納豆は、密封容器やファスナー付きビニール袋入れて空気を抜きます。
- 冷凍庫で保存します。
納豆を容器ごとラップに包み、密封容器に入れて冷凍庫で保存しても大丈夫です。ただしこの方法だと場所をとりますし、乾燥による冷凍焼けや匂い移りの可能性があります。
できれば納豆だけを密封するほうが、美味しく保存できますね。
冷凍庫での保存期間は、3ヶ月から長くても半年程度です。食べる前日に冷凍庫から冷蔵庫に移し替え、8時間程度解凍してからいただきましょう。
前日の夜に冷蔵庫に移せば、翌朝の食卓に出せますよ!
美味しいうちに納豆を食べよう
【関連記事】
・納豆の優れた栄養や効果。苦手な人向けレシピも紹介します!
納豆は発酵食品のため、賞味期限に関係なく食べられると思う人もいます。
しかし、納豆は発酵が進むとアンモニア臭がでるため、賞味期限内に美味しく食べることが大切。もし賞味期限が過ぎてしまっても、においなどに変化がなければ1ヶ月程度なら食べることは可能です。
どうしても賞味期限内に食べきれない時は、早めに冷凍庫に入れれば3ヶ月程度の保存ができますよ。
納豆の美味しい期間は意外と思ったより短いので、できるだけ賞味期限内に美味しくいただきましょう!
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