
赤ちゃんが生まれると生活も一変し、なかなか旅行にもいけなくなりますよね。
しかし家族の思い出づくりのために、旅行にも行きたいもの。子育てパパ・ママのためにも大切なことですね。
そんな赤ちゃんとの旅行ですが、何ヶ月ぐらいから大丈夫なのでしょうか?また大人だけの旅行と違って、持ち物など事前の準備にも気を使いますよね。
そんな気になる、赤ちゃんとの旅行について、
- 赤ちゃんの旅行はいつからがいい?
- 旅行先を選ぶポイントは?
- 旅行先で気をつけることは?
- 赤ちゃんとの旅行での移動手段
- 赤ちゃんとの旅行で必要な持ち物
…の内容でまとめました。ぜひ快適な旅行づくりの参考にしてくださいね。
赤ちゃんとの旅行はいつからがいいの?
ポイントは赤ちゃんの首と腰

赤ちゃんと一緒の初めての旅行は、生後3~6ヶ月以降にすると安心です。
赤ちゃんは生まれて3ヶ月頃から首が座りはじめ、お座りできるようになるのは6ヶ月を過ぎてから。
そのため、
- 日帰り旅行なら、首が安定してから(3ヶ月以降)
- 泊りがけなら、腰が落ち着いてから(6ヶ月以降)
のタイミングと考えると良いですね。
お母さんの体調も大事
生まれてから間もない赤ちゃんは、その日によって体調が変化しやすいもの。そして赤ちゃんを産んだお母さんも、その日によって体調が変化しやすい状態にあります。
日頃のストレス解消に旅行に行くというのは賛成ですが、その旅行で体調を崩しては意味がありませんよね。
特に出産後しばらくは無理をしてはいけない時期。ママ自身の体の負担も考え、旅行はどんなに早くても出産後3ヶ月以降で考えるようにしましょう。
夏と冬は避けたい
健康な大人でも真夏の旅行は体力を消耗しますし、熱中症になってしまうことがあります。また真冬の旅行は寒さ対策が必要ですし、足元が滑りやすくて思わぬ怪我をしてしまうことも。
赤ちゃんにとって初めての旅行は、いつも以上に体力を消耗しやすい状況です。
ですので、赤ちゃんとの初めての旅行は、天候がおだやかで過ごしやすい春や秋の季節にするとより安心ですよ!
赤ちゃんとの旅行先を選ぶポイントは?
最初は日帰りで

初めての旅行となると、思い出深い場所へ行きたくなるものです。しかし慣れない場所で長時間過ごすことは、赤ちゃんにとっては負担になることが。
また、ちょっとしたことで体調を崩すこともあり、普段と違う場所で病院を探すとなると大変です。
そのため、初めての旅行は泊りがけではなく、日帰り旅行がおすすめ。行き先も行ったことがある場所のほうが、パパ・ママにとっても安心ですよ。
人混みは避けて
ディズニーリゾートなどのテーマパークは、赤ちゃんに優しいサービスがたくさんあります。またキャラクターとの写真撮影は、楽しい思い出づくりにもぴったり。
しかし人気のテーマパークはそれだけ多くの人が集まり、赤ちゃんにとって負担になることが。
多くの人が集まる場所は、旅行に慣れてからのほうが安心ですよ。
宿泊場所は?
近くの温泉で一泊程度するのであれば、慣れない赤ちゃんにとっても負担が少なめです。
ですが、施設によっては、おむつが取れていない赤ちゃんは入浴できないこともあります。また温泉はお肌への刺激が強い事があり、赤ちゃんのお肌が荒れてしまうことも。
そして赤ちゃんがゴロゴロするには、洋室よりも和室のほうが都合が良いですよね?
温泉宿で一泊するなら、「和室で内風呂付きの部屋」を選ぶのがおすすめですよ。
赤ちゃんとの旅行先で気をつけることは?
離乳食の確認を
旅行での楽しみの一つに食事がありますよね。
しかし、お店によっては赤ちゃん用のメニューが無いこともあります。離乳食メニューがあった場合でも、赤ちゃんが食べてくれないこともあります。
特に泊りがけの旅行の場合、食べ慣れたいつもの離乳食を用意しましょう。そしてお店などでこれらの離乳食を出しても大丈夫かを確認することも大切ですよ。
授乳の確認も
授乳期の赤ちゃんで、ミルクではなく母乳を欲しがることもありますよね。
自家用車で移動するなら授乳は簡単ですが、バスや列車を使う場合は大変なことも考えられます。新幹線の場合、授乳スペースが用意されていることがあるので事前にチェックをしておきたいですね。
もしも外出先で授乳が必要となったときは、「授乳ケープ」などを使って授乳するようにしましょう。
無理はしない
半日程度の日帰り旅行でも、急に赤ちゃんの体調が悪くなることがあります。そんなときに慌てないように、旅行先の救急病院の確認をしておくと安心です。
また赤ちゃんの具合が悪くなった時点で、旅行をやめて帰宅することも大切なこと。予約したお店などにはなるべく早く連絡をして、お詫びをすることも忘れないようにしたいですね。
とにかく赤ちゃんのことを第一に考えて、少しでも無理だと判断したら旅行は取りやめましょう。
赤ちゃんとの旅行、移動手段はどれがいい?
車

授乳期で首が安定してない赤ちゃんの場合、自家用車での移動がとても安心です。
車での移動の最大のメリットは、家族しかいない個室が確保できること。赤ちゃんがぐずったときや授乳のときも、周囲の目が気にならないのはうれしいですね。
なにより赤ちゃんの具合が悪くなったときに、すぐに旅行を中止して戻ることもできる点も安心です。
車のデメリットとしては、新生児でもチャイルドシートが必要なこと。
そのため長時間抱っこができませんし、チャイルドシートで赤ちゃんが疲れることがあります。
また渋滞に巻き込まれるなどして、予定通りに移動できないこともありますね。
列車・新幹線
列車や新幹線は、ほとんどが予定通りの時刻で動いてくれるメリットが。
そのため授乳などを含めた予定が立てやすく、赤ちゃんへの負担が減らせます。また新幹線ならおむつ替えや授乳に使える部屋があり、他人の目も気になりません。
列車や新幹線を利用する際のデメリットとしては、多くの人と同じ空間となるため、ぐずったときにが少し大変なこと。また大量の荷物は持ち込めないため、荷物を厳選する必要も出てきます。
飛行機

飛行機を予約する時に、赤ちゃんがいることを伝えるとサービスが受けられることがあります。
例えば、ベビーベットが使える席を予約できたり、チャイルドシートを貸してもらえたり。また国内線の場合、膝の上に座らせるなら子供料金がかからないんですよ。
ただしこれらのサービスは、航空会社によって違うことが。特に格安航空の場合は、これらのサービスが受けられなかったり、年齢などの条件が違うこともあるので、事前にチェックしましょう。
飛行機を利用する場合のデメリットとしては、気圧の変化で赤ちゃんがぐずりやすい点があげられます。
事前に子供用の耳栓を装着するなどして、気圧対策を行いたいですね。
赤ちゃんの旅行で必要な持ち物は?
赤ちゃんとの旅行で必要なものは?
赤ちゃんとの旅行では、以下の持ち物は必ず持っていきましょう。
保険証、母子手帳、乳児医療証
乳児医療証は自治体によって名称が異なりますが、赤ちゃんの医療費が安くなったり無料になるもの。事前の申込みが必要なので、まだでしたら旅行前に申請すると安心ですよ。
紙おむつ、おしりふき、使用済みおむつを入れるビニール袋、ガーゼや大きめのタオルや大きめのタオルケット
タオルやタオルケットは、大きめのものが何枚かあるととても便利です。おむつ替えの時に敷いたり、お昼寝の時に赤ちゃんにかけたり、授乳ケープの代わりにもなりますよ。
粉ミルクと湯冷まし、哺乳瓶、洗浄綿
あらかじめ1回分の粉ミルクを小分けすると、作る手間も省けて荷物もコンパクトに。哺乳瓶は軽いものか、あるいは使い捨ての物を用意しましょう。
食べ慣れた離乳食
コンビニなどでも離乳食は購入できますが、普段食べ慣れたものを用意すると安心です。
着替え
日帰りでも汚してしまう可能性があるので、1揃えは持っていきたいですね。

赤ちゃんとの旅行であると便利なものは?
これらがあると赤ちゃんとの旅行が快適になりますが、コンビニなどで買えるものも。荷物になるようなら、必要な時に買う方向で検討しましょう。
虫除けシートや虫よけスプレー
田舎の旅館などでは、意外と虫がいるもの。表示を確認して、赤ちゃんでも使える優しいものを選びましょう。
家で使っているコップやスプーンや食器
食器やスプーンが変わるだけで、赤ちゃんが食事を嫌がることが。また倒してもこぼれないタイプのコップを用意すると、汚す心配も減りますよ。
おもちゃ、スマホやタブレットやポータブルDVD
いつも使っているおもちゃがあると、環境が変わっても安心できるもの。それでもぐずってしまうようなら、DVDプレイヤーやスマホ・タブレットでお気に入りのアニメ動画を楽しむ方法も。
ただし他の人もいるような場所では、音は消して楽しむのがマナーですよ。
赤ちゃんとの思い出づくりを!
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赤ちゃんが生まれると外出しずらくなりますが、それでもどこか旅行へいきたくなりますよね。
家と、ご近所・病院への移動だけでは、子育て中のパパ・ママもストレスがたまってしまいます。気分転換の旅行はとても大切ですし、赤ちゃんとの思い出づくりにもピッタリ。
また、赤ちゃんとの旅行では、あれもこれもと持って行きたくなりますが、移動手段によってはコンパクトにまとめる必要があります。
赤ちゃんが首が座ってきて元気なら、事前のチェックをしっかり行ったうえで、家族みんなで日帰り旅行に行ってみませんか?
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