お盆や年末年始の帰省には、渋滞のない新幹線が便利です。
しかし一人での帰省なら、立ったままであったとしても我慢はできますが、子供がいる場合はそうも言ってられません。
特に赤ちゃん連れで帰省する場合、指定席を確保したいところですね。
ですが、赤ちゃんは新幹線に乗っても大丈夫なのか、席に関してはどうしていいのか気になりませんか?
そこで、
- 赤ちゃんはいつから新幹線に乗れるのか?
- 赤ちゃんの新幹線の料金と席は?
- 赤ちゃんと新幹線に乗る時に気をつける点
…についてまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
赤ちゃんはいつから新幹線に乗れる?
年齢制限はない
赤ちゃんを連れて新幹線に乗る場合、年齢制限はありません。
利用方法によっては新生児でも料金は発生することがありますが、生後すぐの赤ちゃんが乗ってはいけない、という制約はないんですね、
ですので赤ちゃん連れでも、安心して新幹線に乗車していいんですよ。
首が座ってから
一方で赤ちゃんへの負担を考えると、首が安定したからの乗車が安心です。
一般的には一ヶ月検診で問題がなければ、新幹線に乗車しても大丈夫としています。しかし首が不安定な時期は、思わぬ揺れで赤ちゃんに影響が出る可能性も。
そのため緊急の利用でなければ、首が安定する4ヶ月以降からとすると安心ですよ!
赤ちゃんの新幹線の料金は?席はどうする?
基本は無料
赤ちゃんを連れて新幹線に乗る場合、「乳児」「幼児」の扱いとなり基本的には無料となります。
JRでは次のように年齢と料金を区分しています。
区分 | 年齢 | 料金 |
---|---|---|
おとな | 12歳以上(中学生以上) | 大人料金 |
こども | 6歳~12歳未満 | 大人の半額 |
幼児 | 1歳~6歳未満(小学校入学前) | 無料 |
乳児 | 1歳未満 | 無料 |
※1才以上の子供でも、大人が抱っこ・おんぶをしている場合は乳児とみなすことがあります。
ただし無料となるには、次の条件を満たす必要があります。
なので、未就学児の子供(幼児・乳児)が3人以上いる場合は3人目からこども料金が発生します。子供が多い方は1人ではなく、大人のパートナーと一緒に利用すると安心ですね。
またあまり無いと思いますが、幼児が1人だけで新幹線を利用する場合は子供料金が発生します。
席を利用する場合は
新幹線の自由席を利用する場合、乳児・幼児が席に座っても問題ありません。乳児は抱っこ・おんぶ状態が基本となりますが、席が空いているなら赤ちゃんを席で寝かせても大丈夫です。
ただし混雑時には立っている方に席を譲り、赤ちゃんを抱っこして席を使う形が望ましいですね。
一方で注意したいのが、新幹線のグリーン車・指定席を利用する場合。
グリーン車や指定席は、たとえ赤ちゃんでも席に座らせたら料金が発生します。
グリーン車の場合の料金は・・
こどもの運賃+こどもの特急料金+大人のグリーン車料金
指定席の場合は・・
こどもの運賃+こどもの特急料金
となります。
大人が正規料金を支払ってグリーン車や指定席を利用する場合は、赤ちゃんは常に抱っこしておいた方が良さそうですね。
赤ちゃんと新幹線に乗るときに気をつけるポイント
最前列か最後列を選ぶ
席が選べる状況であれば、車両の最前列か最後尾の通路側を選ぶ事をおすすめします。
通路側を選んでおけば、赤ちゃんがぐずってもすぐ移動ができますね。その上で最前列を選ぶと、前の空間が広いので更に移動が楽になります。また最後尾を選ぶと、後ろに気兼ねせずに席を倒せるメリットがありますよ。
更にどちらの席もベビーカーの置き場所に困らないので、赤ちゃん連れにはありがたいですね。
多目的室の確認を
ほとんどの新幹線には、「多目的室」が設置されています。
多目的室は具合が悪くなった人や、体の不自由な方が利用出来るスペース。空いていれば、授乳やおむつ替えに活用できるんですよ。
席を確保するときは、できるだけ多目的室に近い車両を選びましょう。その上で車掌さんに一声掛けて、空いているかを確認しておくと安心ですね。
他の乗客への配慮を
新幹線の混雑が予想される時期は、事前にグリーン車を予約したいものです。しかしグリーン車は、静けさを求めて利用する方もいます。
赤ちゃんはぐずって泣くのが仕事ですが、場合によってはトラブルの原因になることも。グリーン車に限らずですが、もし赤ちゃんがぐずりだしたら、周りに配慮してデッキへ移動するようにすると安心ですよ。
また、
- おむつ替えは席で行わない
- 座席での授乳は授乳ケープを利用する
といった配慮も心がけましょう。
【関連記事】
- 赤ちゃんの動物園デビューはいつからがいい?気を付けることは?
- 赤ちゃんのショッピングモールデビューはいつから?持ち物はどうする?
- 赤ちゃんとの旅行はいつから大丈夫?持ち物は何が必要?
- 赤ちゃんのディズニーデビューはいつから?楽しみ方や注意点は?
気持よく利用したい
赤ちゃんと共に新幹線を利用する場合、何かと不安があるかと思います。
しかし赤ちゃんは基本的に無料で乗車できますし、自由席に寝かせる事も可能。多目的室を利用すれば授乳やおむつ替えもスムーズなので、思う以上に快適に過ごせます。
一方で混雑時には抱っこをして席を空け、ぐずった時に迷惑をかけないことも大切。気持ちよく利用するために、ゆとりと譲り合いの心を持って新幹線を利用したいですね!
コメントを残す