北海道神宮を斜めから

6月から7月にかけては梅雨の時期で、にぎやかなイベントは行われない印象がありますよね。しかし北海道では梅雨はないため、天候を気にすること無く様々なイベントが行われます。

その中でもYOSAKOIソーラン祭りと並んで盛り上がるのが、毎年6月に札幌で開催される北海道神宮祭「札幌まつり」の愛称でも親しまれ、札幌中心部がお祭り騒ぎになるほどなんですよ。

梅雨のない北海道のにぎやかなお祭りは気になりますね。

そこで、北海道神宮祭2023年の開催日程や時間、神輿渡御などの見どころ、アクセス情報について順に紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい!

北海道神宮祭の開催日程は?

北海道神宮前の鳥居

北海道神宮祭の開催日は、毎年6月15日と決まっています。ただし現在は行事の増加などに伴い、宵宮祭・例祭・神輿渡御と3日間に渡って開催。2023年(令和5年)の開催時間も合わせて紹介します。

  • お祭り名:北海道神宮祭
  • 開催日程・時間:
    • 宵宮祭 :2023年6月14日(水) 9:00~21:00
    • 例祭  :2023年6月15日(木) 9:00~21:00頃
    • 神輿渡御2023年6月16日(金) 9:00~17:00頃
  • 開催場所:北海道神宮(札幌市中央区宮ケ丘474)、神宮周辺、中島公園(札幌市中央区中島公園1)

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北海道神宮祭の見どころ

神輿渡御

北海道神宮祭で盛り上がるイベントと言えば、6月16日の9時30分からの神輿渡御が挙げられます。

神輿渡御とは、御神輿や山車が1日をかけて、札幌の繁華街を練り歩くもの。4台の神輿・8台の山車が登場し、渡御に参加する人は1000人以上。渡御の間は交通規制も敷かれ、多くの人で賑わいます。

神輿渡御は次のルートになります。昨年とは少しルートが変わっていますよ。

時間ルート
19:30北海道神宮の第一鳥居を出発【御発輦】
29:45北1条 西19丁目付近を通過、大通公園を東に
310:45家庭裁判所付近、西7丁目通、北4条通を経由し、道庁付近の駅前通を南へ
411:20北海道神宮の頓宮に到着【駐輦祭】
512:50札幌東武ホテル前を東に出発
613:55資生堂小学校、西創成会館付近を通過した後、駅前通を北へ
714:00三越前到着【駐輦祭】
815:30三越前を東に出発(大通公園を東に)
916:20南大通 西25丁目付近を通過
1017:00北海道神宮に到着【御還輦】

公式ページ参考:神輿渡卸の順路(2019年度

  • 午前中は、北海道神宮を出発し、頓宮(北海道神宮の境外末社)までのルート(約6km)
  • 午後からは、頓宮近くの札幌東武ホテルを出発し、北海道神宮に戻るルート(約7km)

になります。

特に、駅前通りに接する「三越」前では、大勢の観客でにぎわいますね。

□札幌まつり 神輿渡御 / 北海道神宮例祭
https://youtu.be/-R-PRQb3aEA

*次から次へと様々な行列が続きますね。

大規模な露店

北海道神宮では、2ヶ所で露店が楽しめます。

北海道神宮周辺

北海道神宮周辺は、数こそあまり多くありませんが、神宮の奉納行事とともに楽しめます。

中島公園周辺

中島公園周辺では例年500店前後が出店し、大規模な露店が楽しめ、多くの人でにぎわいます。特に飲食店の屋台が多く、つぶ焼きやワッフルなどが大人気。

またミニサーカスやお化け屋敷といった、お祭りならではの露店もあるんですよ。

*中島公園にある池を囲むように露店が立ち並び、大勢の人でにぎわいます。

露天の開催時間

それぞれの出店の開催時間は、次のとおりとなっています。

  • 北海道神宮:9:00~21:00頃(16日は夕方頃まで)
  • 中島公園 :10:00~19:00頃

北海道神宮祭の歴史

100年以上の歴史があるお祭り

北海道神宮正面

海道神宮祭とは、札幌市にある「北海道神宮」で行われる例祭のこと。別名「札幌まつり」とも呼ばれています。

札幌まつりと呼ばれるのは、かつて北海道神宮が「札幌神社」と呼ばれていたことにも由来します。

北海道神宮祭は、1870年(明治3年)6月15日に行うことが正式決定されました。当初は様々なトラブルから7月に開催になることもありましたが、1874年(明治7年)より現在の日程で開催されるようになりました。そしてこれまで100年以上の歴史を重ねる、札幌を代表するお祭りとなっています。

学校は午前中まで、会社もお休み

北海道神宮祭が始まった当初は、「この日は仕事を休んで参拝するように」とのお触れが出されていました。これは札幌市民だけでなく、北海道に住むすべての人に向けたもの。

その名残で現在の札幌では、北海道神宮祭の日の学校は午前中で授業を終了。また札幌の建設業界でもお祭りの日は一斉に休業する習わしが残っているんですよ。

アクセス

北海道神宮と中島公園は場所が離れているため、それぞれのアクセス方法を紹介します。

北海道神宮へのアクセス

JR札幌駅から向かう場合、地下鉄南北線・真駒内行きに乗車して「大通駅」を目指します。ここで地下鉄東西線に乗り換え、宮の沢方面行きに乗車。「円山公園駅」で下車し、徒歩15分で到着します。

あるいは円山公園駅で下車後、円山バスターミナルより「JRバス 西14・西15系統」に乗車。「神宮前停留所」で下車すると、目の前が北海道神宮となります。

中島公園へのアクセス

JR札幌駅より地下鉄南北線・真駒内行きに乗車し、「中島公園駅」で下車すると目の前が中島公園。

また混雑を避けるために「幌平橋駅」で下車し、5分ほど歩いて中島公園へ向かうルートもあります。

初夏の札幌を楽しんで!

【関連記事】

6月の札幌は、よさこいソーラン祭と北海道神宮祭で大いに盛り上がる季節。北海道神宮祭の前週によさこいソーランがあり、続いて北海道神宮祭とお祭り続きなんですよ。

この時期の北海道は梅雨もなく晴天が続き、食べ物も特に美味しい季節。屋台で美味しい食べものをいただき、神輿渡御の迫力をたっぷり味わいたいですね。

札幌の初夏を呼び込む、北海道神宮祭に遊びに行きませんか?

例年との違いとして、神輿渡御は実施予定ですが、奉仕者の人数制限を行います。

出店はありますが、アルコールの提供は無い予定です。