なたは「ネギ」と言われると、どのようなものを思い浮かべますか。

白い部分がたくさんあるネギですか?それとも緑の部分がたくさんあるネギです。

このように地域によっては「ネギ」に違いがあり、ちょっとややこしいですね。

こんなネギですが、どれほどの種類があるのか、味の違いなど気になりませんか?

様々な種類がある「ネギ」の違いや、使い分け方についてご紹介します

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ネギの種類には何がある

白ネギ

白ネギは関東で主に使われるネギのことで、「長ネギ」とも言います。

白ネギの特徴は、青ネギと比べるとネギ自体が太く長いこと。そのほとんどが白い部分が占め、緑の部分は全体の五分の一程度となっています。

これは栽培時に土を盛り、日光が当たらないようにして育てるため。白い部分は全て土に埋もれていますが、ここに日光が当たると緑になってしまいます。

一般に流通している白ネギは、「深谷ネギ」という品種が多いです。その他に「ねぎま鍋」に代表される、加熱すると美味しい「下仁田ネギ」も白ネギの一種ですね。

青ネギ

関西で「ネギ」というと、主に青ネギの事を指します。

葉ネギとも呼ばれ、関東で食べられるネギはあまりこちらでは見かけません。

青ネギの特徴は、白ネギと比べるとすらっと細い緑の葉が全長のほとんどを占めること。白ネギと違って土を盛らずに、全体に日光を当てて育てるため全体が緑となります。

青ネギは京都の「九条ネギ」が有名ですが、福岡の「万能ねぎ」と混合されがち。

品種的には九条ねぎと万能ねぎは違うのですが、まとめて青ネギの扱いとなります。

その他にも高知の「やっこねぎ」や、広島の「観音ねぎ」も有名です。

わけぎ

ネギの一種であるわけぎは、実は青ネギとも白ネギとも違う品種。

わけぎはネギと玉ねぎを掛けあわせて作られた品種で、ネギと違い球根から育ちます。見た目は青ネギに似ていますが、根本が少し膨らんでいます。

関西でわけぎというと、この「わけぎ」のことを指しますね。

しかし関東では、青ネギ自体を「わけぎ」と呼ぶことも。スーパーでも青ネギに「わけぎ」と書いている場合もあるので、注意が必要です。

あさつき

本来のあさつきは、北海道やヨーロッパで自生する「エゾネギ」を品種改良したもの。

エゾネギはヨーロッパでは「チャイブ」と呼ばれ、ハーブとして使われています。やはり青ネギに似ていますが、全体的に色が薄いので並べてみると違う事がよくわかります。

関東で出回っているあさつきですが、実は青ネギであることがほとんど。実は青ネギの品種の一つに、枝分かれが多い特徴がある「わけねぎ」というものがあります。

これを若いうちに収穫したものを、あさつきとして販売してる事が多いからです。

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ネギの使い分け

刻んで薬味には…

味噌汁・ソバ・うどんに欠かせない、薬味としての刻みネギ。人によって好みもあるかと思いますが、青ネギ・白ネギどちらでもよく合います。

青ネギのうち、万能ねぎを使うと辛味が少ないので子供でも安心。九条ねぎもそれほど辛く感じませんので、辛味が苦手な人でも美味しくいただけます。

一方の白ネギは、特に白い部分にアリシンという辛味成分が含まれるため刺激的。

それが良いという人もいますが、ネギを入れてからつゆを注ぐと辛味が控えめになりますよ。

□そば屋の妙義 薬味切り

*そば屋ではまな板を使わずに、この様にネギを切ります。

この切り方だと辛味を感じず、なおかつアリシンが残りやすいのだそうです。

ちなみにアリシンには、血液をサラサラにする効果が。刻んでしまうとすぐに成分が抜けるので、血液のためには食べる直前に刻むようにしましょう。

白ネギは加熱すると…

白ネギのアリシンですが、水と熱にも弱いので煮込むと辛味が抜けます。また加熱すると白い中心部分がとろとろになるため、刻んだ時とはまた違った味が楽しめます。

ぶつ切りにした白ネギを、フライパンなどで焦げ目がつくまで焼くととろとろの一品に。また鍋の具材として入れても、芯がとろとろになって美味しいですよ。

青ネギも焼こう!

関西を代表するお好み焼き一種に、ねぎ焼きというものがあります。

通常のお好み焼きにはキャベツがたっぷり入りますが、代わりに青ネギがたっぷり!これに牛すじの煮込みなどを加えて、つなぎの小麦粉と水をプラス。さくっと混ぜて鉄板で焼いて、ソースをかければ出来上がりです。

白ネギでも美味しいですが、本場の味にするならやはり青ネギをたっぷり使いたいですね。

青ネギも白ネギも

地域によって「ネギ」は様々で、時として会話がかみあわないことも。どちらも分類上は同じネギですが、特徴を覚えた上で料理に活用したいですね。

辛味が少なく、たっぷり刻んで薬味や関西料理に使いたい青ネギ

辛味を生かした薬味としても、加熱してとろっとした甘みを楽しみたい白ネギ

その日の気分や料理に合わせて、青ネギも白ネギも美味しくいただきましょう。