足首やくるぶしが痛いー!
そういうこと、ありませんか?
実は、足首やくるぶしが腫れて痛いときって、
痛むのが内側か外側かによって原因が違うんですよ。
今日は、
足首・くるぶしの痛みの原因や対処法、治療法について、まとめてみました。
足首やくるぶしが痛いときの症状、病名は?
痛いのが内側か外側によって違うの?
足首やくるぶしが腫れてて痛いと言う場合、次のようなことが考えられます。
捻挫
捻挫とは足首の関節をくじくことです。
関節に無理な力がかかって、靭帯などを痛めてしまうのが「捻挫」です。
捻挫の場合は、腫れて、押すと痛みがあります。
骨折
骨が折れた場合には、もちろんとても痛いですよね
骨折には、一度に大きな力が加わる「圧迫骨折」だけでなく
「疲労骨折」もあるので注意が必要です。
「疲労骨折」は、同じ場所に繰り返し力が加わることにより起こります。
例えば、跳躍や長時間の走りを繰り返した場合などです。
疲労骨折の場合、普段はなんともなくて、スポーツのときや後にだけ痛い
ということもあるので、病院で診察を受けることが大切です。
痛風
痛風は、尿酸が体の中にたまって結晶になるために起こる病気です。
痛風になると、足の親指のつけ根が赤くはれ、激しい痛みがあります。
あまりにも痛いので西洋では「魔女の一撃」と言われることも。
痛みが治まったとしても、そのまま放っておくと、慢性化したり
他の病気の原因にもなりかねません。
痛風の症状が起きた時には、医師の診断を受けるとともに
食生活を含めた生活習慣を見直す必要があります。
足首の外側が痛いとき
足首の外側だけが痛いと言う場合は、「捻挫」の可能性が高いです。
「捻挫」には
・内反捻挫
・外反捻挫
があり、
足首を内側にひねって、外くるぶしの前側や下の靭帯を痛めてしまうのが
「内反捻挫(前距腓靭帯損傷)」で、これが外くるぶしの痛みの原因です。
反対に、足首を外側にひねって、内くるぶしの下の靭帯を痛めてしまう
「外反捻挫」では、内くるぶしが痛くなります。
足首の内側が痛いとき
足首の内側だけが痛いと言う場合は、「腱鞘炎」の可能性が高いです。
腱鞘炎は、関節などを使いすぎたときに起こる関節の痛みで
なんとなく「手首」のイメージがあります。
足首の痛みの場合には、アスファルトの道路を歩くことなどで、
関節に負担が掛かったり、
小さめの靴を履いて、足が圧迫されたことが主な原因ですね。
痛みの原因は?
足首は、もともと、身体全体を支えるので負担がかかりやすいところですが、
偏平足やハイアーチだと、さらに足首の負担が増え、痛みの原因になります。
土踏まずのない「偏平足」は、足裏全体に衝撃を受けるので
足首を痛めやすいです。
逆に、足の縦アーチが高く盛り上がっている「ハイアーチ」も
足裏の一部に衝撃が集中しやすく、痛みが出やすいのです。
ハイアーチは、ほとんどが遺伝によるものと言われますが
高い靴を履き続けることが原因になることもあるようです。
■足首の痛みの原因と対処法について
偏平足について
偏平足の原因は、何といっても運動不足による筋力低下です。
偏平足になると、足の親指からかかとにかけて大きな負担がかかるので
足の内側が痛くなるんですね。
そのまま、ハイヒールなどを履き続けていると、足指のつけ根の骨が内側に湾曲した
「外反母趾」になってしまう可能性があります。
外反母趾になると、更に痛みが激しくなるので、偏平足の段階で
早めに対策を取りたいですね。
対策法、治療法は?
足首やくるぶしが痛かったり、腫れていたりする時には、
病院に行くのが一番ですが、応急処置として、まず「冷す」ことです。
冷すことで、腫れと痛みを抑えることができます。
歩き過ぎなど、原因がはっきりしている場合には
湿布薬で様子をみるのもいいですね。
捻挫の場合、テーピングも効果的です。
捻挫した時、自分でできるテーピングについての動画がありますので
参考にしてください。
■捻挫 足首 テーピング 小田急相模原 ののみや整骨院
それでも痛みが引かない場合には、早めに病院に行くようにしましょう。
足の健康のために
足首の痛みは、運動不足で筋力が低下していることが原因
になっていることが多いです。
普段から、適度な運動を心掛けるようにしましょう。
また、足に合わない靴を履いていると、外反母趾の原因になります。
靴を選ぶときには、ファッション性だけでなく、自分の足にあったものを
選ぶようにしたいですね。
思いの他、合ってない靴を履いている方って多いものです。
足首、またくるぶしの腫れ、痛みは、身体全体のバランスを崩すことにつながります。
「健康はまず足元から」と言えるのではないでしょうか。
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