旅行や出張などで飛行機に乗った時に、お肌がカサついたり喉がイガイガした事はありませんか?
特に海外旅行などで長時間飛行機に乗ると肌が乾燥しやすく、せっかくの旅行もこれでは台無し。様々な人が長時間乗る飛行機なのに、どうして機内は乾燥しているのでしょう?
理由があって乾燥しているのであれば、対策を取ってお肌の乾燥は防ぎたいですね。
飛行機でお肌が乾燥してしまう理由と、その対策についてまとましたので参考にしてくださいね。
飛行機の中は乾燥しているの?
スゴイ乾燥してます
実は飛行機の客室は、常に20%前後の湿度を保つように設定されています。特に長期間のフライトでは、20%以下になることも。
ヒトが快適に過ごせる湿度が40%~60%なので、飛行機の中は本当に乾燥した状態なんですね。
どうして乾燥しているの?
お客様を載せて飛ぶ飛行機が、あまり快適と言えない湿度設定なのには安全上の理由があります。それは飛行機が、気温差の激しい場所を飛ぶからなんです。
機内にいると気になりませんが、飛行機が飛ぶのは上空1万メートルの空。気温にするとマイナス50度にもなるため、機体は時として凍り付くことも。
一方で機内は暖かく保たれるため、機内と機外ではかなりの温度差が。そうなると窓や部品内部に、結露が発生する可能性が出てしまいます。
結露が発生すると、飛行機の部品などにサビが出たり故障の原因となることも。万が一や緊急事態が許されない飛行機にとって、結露は可能な限り発生させたくありません。そのために、機内の湿度を極力なくし、結露が発生しないようにしているのです。
乾燥した空気は辛いですが、安全のためなので仕方がないですね。
飛行機内での乾燥対策
飛行機にはすっぴんで?!
長時間飛行機に乗るときは、出来れば化粧をせずに搭乗するのが望ましいです。
その理由としては、機内で保湿ケアを行いやすい状態にするため。
ファンデーションの乗ったお肌の上からですと、保湿ケアも限られてしまいます。また何度も保湿を繰り返すと、どうしてもお化粧が崩れる結果に。それでしたらファンデーションを落として、すっぴん状態で搭乗しましょう。
目元の化粧+マスクで搭乗すれば、すっぴん状態でも意外とごまかせますよ。
すっぴんでも保湿は忘れずに
すっぴんで搭乗する際の注意点として、搭乗前に一度しっかり保湿ケアを行うことです。
空港のパウダールームなどで化粧を落としたら、化粧水+乳液+美容液でたっぷり保湿。乾燥した機内に入る前にお肌をしっかり潤すことで、水分が奪われることを防ぎましょう。
フェイスパックで潤いを
機内では、常に保湿を意識しましょう。
長時間のフライトで仮眠を取るときには、化粧水を含んだフェイスパックで保湿。
ただし長時間乗せると逆に乾燥してしまうので、時間を見計らって取り除きます。その上で乳液+美容液でしっかり保湿し、常に潤いを逃さないようにしましょう。
ぬれマスクをしよう
すっぴん時に便利なマスクですが、ぬれマスクを準備すると口元の潤いが逃げません。市販のものを利用しても良いですし、マスクを2枚用意して1枚を濡らし、二重にして付ける方法も。
口元以外にも鼻や喉も潤い、風邪などのウイスルの侵入が防げますよ。
こまめな水分補給を
お肌への乾燥対策も大切ですが、体の乾燥対策もしっかり行いたいもの。それにはこまめな水分補給が大切。地道ですがこの方法が一番効果があります。
飲み物は出来れば常温のものを選び、コーヒーやお茶ではなく水やスポーツドリンクを飲みましょう。飲むときも一気に飲み干すのではなく、一口づつゆっくり飲むほうが体に吸収されます。
持ち込みには要注意
機内で保湿ケアを行う際に気をつけたい点として、国際線での液体の持ち込み制限があります。
具体的には1つ100ml以下の容器に入れ、それらを縦横合計40cm以下のビニール袋に入れること。このビニール袋1つ分までが、機内に持ち込めるサイズとなります。なので愛用の化粧水などは100ml以下の容器に移し替えるか、使いきりパックを使うと便利です。
ジェルタイプのリップやハンドクリームも、液体の分類なので要注意。なおシートパックはこの制限の対象外ですので、気にせず持ち込みましょう。
またペットボトルに関しても、国内線なら手荷物として持込むのはOKですが、国際線ではNG。手荷物検査を終えた後に、内部にある売店でドリンクを購入しましょう。
機内では保湿ケア命!
飛行機の中はびっくりするぐらい乾燥していて、あっという間にお肌の潤いが逃げてしまいます。安全上仕方ないことですが、お肌のためにもしっかり保湿ケアしたいもの。
幸い長いフライト中は仮眠時間があり、機内が暗くなります。この時間なら保湿ケアを行なっても目立ちませんので、静かにケアを行いたいですね。
目的地に到着したら潤いお肌にメイクして、楽しい時間を過ごしましょう!
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