きれいな素肌を維持するためには、紫外線対策を毎日続けることがとても大切です。
そのため毎日のスキンケアに「日焼け止め」を塗ることを、習慣として身に着けたいですね。
しかしお化粧をする時に、どのタイミングで日焼け止めを塗るのが一番効果的なのでしょうか。一度に塗る量も気になりますし、顔や体に塗る時に気をつける点があるならぜひ知っておきたいところです。
せっかく塗るなら効果的に塗りたい、日焼け止めの塗り方や順番についてまとめました。
日焼け止めを塗る順番は
下地が先?日焼け止めが先?
顔に塗る場合、まずは化粧水と乳液・美容液で保湿ケアをしっかり行いましょう。
その次に塗るのが化粧下地なのか、日焼け止めなのかは肌の調子で決めます。
・お肌の調子が良いなら… 先に日焼け止め
・肌荒れが気になるなら… 先に化粧下地
を塗りましょう。

UV対策とファンデーションの仕上がりでは、
日焼け止め → 化粧下地
の順番が理想的。
しかも化粧下地の上からファンデを乗せるため、仕上がりがいつもとあまり変わりません。しかし素肌に近い部分に日焼け止めを乗せるため、肌荒れしやすい欠点が。
お肌にやさしいタイプや、伸びのよいリキッドタイプを使うなど対策を立てましょう。
敏感肌や肌荒れが気になる方は、化粧下地をワンクッション置くと荒れにくくなります。
しかしファンデーションのノリがいつもと違うため、上手く化粧が出来ないことが。パウダリーファンデーションで、優しく押さえるように乗せると上手に化粧が乗りますよ。
顔のどこから塗る?
- 日焼け止めを塗るときは、次の順番で塗っていくようにします。
- 額・左右の頬・鼻・顎の五カ所に乗せます。
- 肌の内側から外側に、優しく伸ばすように塗っていきます。
- 塗り終えたらもう一度、先ほどの五カ所に日焼け止めをおいて塗り伸ばします。※この時、耳とその裏側にも伸ばして塗ることも忘れずに。
- 最後に首とデコルテにも塗って、顔の日焼け止めは完成です。
□ヨレナイ日焼け止めの塗り方 【Q&A】
https://youtu.be/See6GPlZ4xU
※先に化粧下地を塗る場合も、むらなくきれいに塗ることを心がけましょう。
体にも化粧水を
顔と同じく体に日焼け止めを塗る時も、事前の保湿ケアがとても重要になります。
日焼け止めを塗る前には、化粧水などで保湿ケアを行いましょう。顔用の化粧水はもったいないので、お得サイズで手頃な価格の化粧水を確保すると便利です。
乾燥肌の方は日焼け止めもミルクタイプのものを選ぶと、より親だに優しく伸ばせますよ。
下から上へチェックを入れながら
体に塗る場合で一番怖いのは、塗り忘れること。塗り忘れがあると、その部分が紫外線でダメージを受けてしまいます。
体に塗るときはなんとなく塗るのでなく、足からお腹・腕から首へと順序良く塗りましょう。こうすることで塗り忘れを減らせますし、先端から中心部へのマッサージ効果も期待できます。
それでも塗り忘れは出るかもしれないので、塗りながらもチェックも忘れずに!
日焼け止めの効果的な塗り方
顔の適量はどれぐらい?
日焼け止めの「白浮き」するのを恐れて、塗る量を減らしていませんか?日焼け止めは量が少ないとムラになりやすく、きちんと効果を発揮できません。
日焼け止めの顔への適量は、500円玉大と覚えておきましょう。多いと感じるかも知れませんが、これぐらい塗らないと日焼け効果は望めないんです。
先ほどの顔の塗り方で二度塗りを推奨したのは、この量を一度に塗るとどうしてもムラになるから。一度だと塗り忘れも出てしまうため、必ず2回に分けて塗りましょう。
関節から関節へ
腕や足に塗る場合の量は、「関節から関節を結ぶように1本線を引く量」と覚えましょう。
腕の場合は手首から肘まで、1本線を引くように日焼け止めを置いて円を描くように塗ります。塗り終えたら今度は肘から肩まで、日焼け止めを置いてくるくる塗っていきます。
足も同様に足首から膝、膝から股関節へと線を引くように塗っていけばOKです

忘れがちな場所は欠かさずチェック!
塗ったつもりでも、うっかり見落とす「塗り忘れポイント」がいくつかあります。
例えば、
- 顔の場合は…耳と耳の後ろ・首の後ろ部分
- 上半身なら…デコルテ・手指と手の甲・肘の裏側と背中部分
- 下半身なら…膝の裏・足の甲
です。
これらの部分は塗る前に紙に書き出して、目の前に置きながら塗ると忘れませんよ。
関連記事:
- 紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは敏感肌でも安心!おすすめは?
- 紫外線対策に有効なおしゃれグッズとは?選ぶポイントも紹介!
- 紫外線が髪に与える影響とは?髪へのUV対策はどうする?
- 紫外線で使われるUVAとUVBの違いとは?どっちの対策が大事?
一度塗っただけで終わらない!
日焼け止めの効果は2・3時間と言われ、一日中効果を発揮するものではありません。
顔は化粧の直しの時に、拭きとり化粧水で拭きとってから塗り直すと保湿もできて一石二鳥。最近は化粧の上から使える、スプレータイプの日焼け止めもあるので活用したいですね。
体の場合は汗を拭きとってから、改めて塗り直すと効果的。
帰宅したらしっかり化粧落としなどで洗い流して、全身の保湿ケアも忘れず行いましょう!
コメントを残す