
最近では、日本でも少しづつですが、ポピュラーになってきたイースター。かわいい小物を扱うお店で、イースター用の卵を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
あの可愛い卵型をしたものは「イースターエッグ」と言いますが、イースターには欠かせないもの。
実は、イースターエッグは自宅で簡単に手作り出来るんですよ。せっかくですから、友達やお子さんと一緒に、イースターエッグを手作りしませんか?
そこで簡単に楽しめる、イースターエッグの作り方のポイントや、作る方法について紹介していきます。
イースターエッグをつくるために用意するもの
必要な材料
イースターエッグを作るのに必要な材料は、以下のものになります
- 卵、あるいは卵型の発泡スチロール
- 絵の具(アクリル絵の具やポスターカラー)と筆
- シールやテープなどのデコレーション用品
- クレヨン
- お酢
- 食紅などの食用の着色料
これらは全て用意する必要はありませんが、卵と色つけするものは最低限必要です。
卵の扱いについて

イースターエッグで使う卵は、
- 本物の卵を使うか、
- 卵型の発泡スチロールを使うか
になります。これは作る人次第ですね。
本場のイースターエッグにこだわりたいのなら、「本物の卵」がよいでしょう。
食べ物を使いたくない人や、小さいお子様と作りたい方は、「卵型の発泡スチロール」が良いですね。
卵型の発泡スチロールは、規模の大きい手芸店やホームセンターなどで購入出来ます。地元で見つからなかった場合は、ネットショッピングを利用するのも良いですよ。
ゆで卵か?それとも中身を抜くか?
本物の卵を使う場合は、
- 中身を抜いて殻だけ利用する方法
- ゆで卵を使う方法
があります。
卵の中身を抜く場合は、作業時に割れる可能性があるので、力加減が重要になってきます。
ゆで卵ですと、卵が割れる心配がなくて作業がしやすいですが、中身が腐る危険が…。殻だけ使った場合も割れる可能性あるので、保存にはあまり向いていません。
保存したい場合は、発泡スチロールの方が適していると言えますね。
イースターエッグの作り方
卵の中身を抜く方法

卵の殻だけ使いたい場合、どれだけ綺麗に中身を抜くかが最大のポイント。そこで、卵を極力傷つけない中身の抜きかたを紹介します。
用意するものは
- 生卵
- 画鋲・細いキリ・爪楊枝など、先の鋭く、卵に穴を開けられるもの
- 爪楊枝(穴を開けた時の物をそのまま使ってもよい)
- ストロー
中身の抜き方は…
- 卵の上下に小さな穴を開ける。下側の穴は少し大きめに開ける。
- 下側の穴に爪楊枝を入れ、中身をかき混ぜる。
- 上の穴にストローを当て、息を吹き込むと、下の穴から卵が出てくる。
- 中に水を通し、よく洗って乾燥させる。
卵の殻は綺麗に洗わないと、イースターエッグから悪臭が…なんてことになりますよ。
中身を抜いた卵や、卵型発泡スチロールでの作り方
卵の殻や発泡スチロールが用意できたら、色を塗ってデコレーションを施します。
絵の具は水彩絵の具よりも、アクリル絵の具やポスターカラーの方がイースター向き。発色が綺麗で、パステルカラーもむらなく塗れますよ。最近では100円ショップ(100均)でも入手できますので、筆と一緒に購入しておきましょう。
デコレーションのポイントは、ベースを明るい色で塗るとイースターらしくなります。模様を書くのが難しいなら、水玉模様やぐるっと線を一周させるだけでも可愛いですよ。
ただ殻は割れやすいので、力加減に注意してくださいね。

ゆで卵でのイースターエッグの作り方
ゆで卵を作った、イースターエッグの作り方もぜひ覚えて下さいね。
- ゆで卵を作る
殻にひびの入らない、固ゆで卵を作ります。卵の殻が割れないように、水から強火で加熱して沸騰したら火を止めて13分ほど放置。そのあとは粗熱を取るために水につけ、水気をよく拭いておきます。
- クレヨンで卵に絵や模様を書き込む
卵全体をクレヨンで塗りつぶす必要はありません。殻の白い部分が残っている方が出来上がりが綺麗です。
- 1カップのぬるま湯に対し、好きな色の食紅大さじ1、お酢大さじ1を混ぜる
溶液を入れる容器は、ガラス製かプラスチックのものを使います。プリンなどの空き容器があるととても便利です。
- 溶液に卵を浸す
長く漬け込みすぎると、色が濃くなりすぎるので、全体に色がついたらOKです。
- 乾いたら完成
さらに飾りたいなら、ラインストーンのシールを貼るのも可愛いですよ。綺麗にデコレーションして、自分だけのイースターエッグを作ってみては?
余った卵でイースターパーティ!
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ゆで卵や、殻から抜いた卵は、イースターパーティのメニューに加えましょう。
元々イースターでは、卵を使った料理を食べる風習もあるので一石二鳥!だけどゆで卵のイースターエッグは、せっかく作ったのに…と思うかもしれません。ですが、そのまま飾り続けて腐らせてしまっては卵がもったいないですね。
食べ物を使ったイースターエッグのような飾り物は、最後にきちんと食べて、ごちそうさまと感謝しましょうね。
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