冬は雪が積もり、美しい景色が楽しめます。しかし普段の生活で急に雪が降ると、足元が滑って危険ですよね。
雪の降る地方へ出かけるときも、気をつけたいのが滑る雪道です。もし雪道を歩く時は、どんな点に注意すればよいのでしょうか?
そこで、雪道で転ばない安全な歩き方と、歩く時の注意点について紹介していきますので、ぜひ覚えて雪のシーズンに備えてくださいね!
安全な雪道の歩き方
雪道はなぜ滑るのか?
雪道は滑りやすいと言われていますが、雪が積もっただけではそれほど滑りません。雪道が滑りやすくなるのは、次の条件が重なるからです。
- 雪が踏み固められて、表面が氷のようになる。
- 雪道の表面が少し溶けて、水の膜ができる。
- 寒さで水の膜が凍り、人や車が通行して少し溶ける…を繰り返す。
雪そのものはそれほど滑りませんが、氷と水が混ざった状態だと滑りやすくなります。そのため、雪が降った直後よりも、人が多く歩いたあとの方が滑る危険が高いんですね。
歩く時は「ペンギン歩き」で
雪道を歩く時は、「ペンギンのような歩き方」を意識すると効果的です。
ペンギンは重心が低く、歩幅も小さめです。また足の裏全体を、地面につけて歩いています。この「ペンギン歩き」を意識的にすれば、雪道での転倒をかなり防げますよ!
▼ペンギン歩き
- 歩幅は足のサイズぐらい、20~30cmを意識する。
- 足全体を雪道に下ろす(つま先・かかとを先につけない)。
- 足先の少し先を見る意識を持つ(まっすぐ前を見て歩かない)。
- 普段より気持ちゆっくり歩く。
足先を見ることにより、背筋が少し丸くなります。この丸くなった姿勢によって重心が少し下がるので、安定しやすくなるんです。
また足を下ろす時は力強く踏みしめると転びやすいので、意識する程度で大丈夫です。
歩幅を狭くすると、普段よりも時間がかかる…と焦るかもしれません。しかし焦って歩くと転びやすくなります。雪が降った日は時間に余裕をもたせ、気持ちゆっくり歩くようにすれば転びにくくなりますよ!
□北海道民のアイスバーンの歩き方
https://youtu.be/kXoLqhPSXfQ
*凍った路面を、小さな歩幅で足の裏全体を下ろすように歩いていますね。
交差点では砂を活用する
雪道は場所によって、滑りやすい場所と滑りにくい場所があります。
特に交差点の白線部分は、水がしみない塗料を使っているので、水の膜と氷ができやすくなっています。また白線部分は雪が溶けにくく、更に滑りやすくなってしまいます。
雪の多い地方の歩道横には、「砂箱」と呼ばれる箱の中に滑り止めの砂が用意されていて、誰でも使えます。もしもすべりそうなら、滑り止めの砂を足元にまきながら歩きましょう。
既に砂がまいてあることも多いので、砂のある場所を選んで歩くと滑りにくいですよ。
滑りそうな場所は慎重に歩く
交差点以外でも、次の場所は特に滑りやすくなっています。
- 駐車場の出入り口などの、車の行き来が多い場所。
- お店や地下鉄の出入り口や、バス停留所。
- ロードヒーティングが設置されている場所の境目。
車や人が多く行き交う場所は、それだけ摩擦が増えて雪が溶けています。また北国では歩道や個人宅の地面を温めて雪を溶かす、ロードヒーティングを設置している場合があります。
24時間稼働していればその部分は安心ですが、境目は水の膜が出来て滑りやすくなってしまうんです。
これらの場所では特に注意して、慎重に歩くことを心がけましょう。
両手は使えるようにする
雪道ではどんなに注意して歩いていても、転倒する危険は避けられません。万が一転んでしまった時に、とっさに両手が使えるようにしておくと安心です。
カバンはできればリュックを選び、背中に背負えば重心も下がります。歩きスマホはもちろん厳禁ですね。ポケットに手を入れず手袋をつければ、いざ転倒した時も手をついたときも安心ですよ。
雪道に対応した靴を履く
滑らない場所を選んで「ペンギン歩き」を心がけても、靴が滑りやすいと台無しです。雪道ではヒールのあるブーツやサンダルですと、足元が不安定になるので危険です。
スニーカーも良さそうに感じますが、水にしみやすい生地が多いのであまりおすすめできません。
雪が降らない地方で雪が降った時は、裏に深めの溝がある長靴を履くことをおすすめします。底のゴムが柔目のブーツも、雪道をしっかり踏みしめやすいですし、防寒対策にもなります。
しばらく豪雪地帯に滞在するなら、雪道に対応出来る冬の靴を購入することをおすすめします。靴を買うほどではない時は、靴底に貼るタイプの滑り止めで対応することも可能ですよ。
雪道はゆっくり歩こう
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雪があまり降らない地方で大雪が降ると、ダイヤの乱れや交通事故の危険が高まります。会社や学校に遅れないようにと慌てて歩く人も増え、転倒事故も増えてしまいます。
雪道で歩くコツは、重心を低くして歩幅を小さくし、気持ちゆっくりと歩くことです。また交差点やお店の出入り口は滑りやすくなっているので、足元に注意したいですね。
滑りやすい場所はなるべく避けて、転ばないようにゆっくり雪道を歩きましょう!
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