新入社員を迎える部署では、歓迎会を行うことが多いかと思います。歓迎会を通じて新入社員と先輩・上司が交流できれば、今後の仕事もスムーズになりますよね。
この歓迎会で避けては通れないのが、上司・先輩(迎える側)の挨拶。もし指名された場合は、どのような内容で挨拶を行えばよいのでしょうか。
そこで、
・歓迎会で、迎える側が行う挨拶のポイント
・挨拶の例文
…を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
新入社員歓迎会で上司や先輩からの挨拶のポイント
挨拶は短めに
歓迎する側の挨拶は、ほとんどの場合は部署で一番偉い人が挨拶することになります。そのため長めの挨拶を行ってしまい、他の社員がだれてしまうことが。
自分に置き換えて考えてみると、歓迎会の長い挨拶は正直なところ苦痛ですよね?
たとえ良い挨拶でも、長すぎると内容が薄れてしまうので、なるべく挨拶は短くまとめましょう。
堅苦しい挨拶は避けて
会社の先輩として、新入社員に伝えたい話はたくさんあるかと思います。しかしお酒も入ることもある歓迎会では、楽しい雰囲気であることが大切。
真面目な話も大切ですが、あまり堅苦しい話は場の空気が白けてしまう原因に。大切はことは伝えつつも、歓迎会らしく柔らかな内容にしたいですね。
部署の特徴も伝えよう
新入社員にとって、部署内がどんなところかは気になるところ。業務内容に関しても理解はしていても、実情がどうなのか知りたいことも。
勤務時間中では伝わりにくい部署の実情を、柔らかく伝えることができるのも歓迎会ならでは。
- 気兼ねなく話ができる
- 密な連携がとれる
- 失敗しても他の人がカバーしてくれる
…など、そうした職場の良いところも歓迎の挨拶ではぜひ伝えましょう。
明るい声と笑顔で
挨拶に不慣れだと、つい早口になってしまいがち。そうなると聞き取りにくくなり、せっかくの挨拶も台無しです。
話すスピートは自分が思うよりもゆっくりと、そしていつもよりワントーン高い声で話す意識を。多少こわばってもいいので、顔は笑顔を心がけると好印象に繋がりますよ。
新入社員歓迎会、上司や先輩からの挨拶の例文
上司からの挨拶
上司として、新しい部下に対して言いたいことはたくさんあるかと思います。しかし長く挨拶を続けずに、ビジネス文章のようにわかりやすくまとめると効果的です。
また、新入社員の名前は、全員分呼びかけるのも忘れずに。名前を言われるだけで、「この人は自分を見ている」と安心感が生み出せますよ。
(新入社員の名前)さん、
入社おめでとうございます。
(部署名)は、
あなたがたの入社を歓迎いたします。
最初のうちは学生時代と違い、
戸惑うことも多いでしょう。
しかしここにいる全員が、
最初から全てを理解していたわけではありません。
あちらにいる先輩も、
そして私も最初は全員新人でした。
ですので、わからないことを恥ずかしいと思わず、
なんでも聞いてください。
(部署名)の良いところは、
全員でカバーできることですから。
君たちが未熟であれば、全員で補います。
そうして様々なことを学んで成長し、
それを次の新人に還元してください。
最後になりますが、新人の皆さん全員の活躍を期待しています。
先輩からの挨拶
上司からの挨拶とは別に、先輩社員としての挨拶を求められる場合もあります。この場合は上司の挨拶と内容が重ならないように注意し、その上で気さくさを演出しましょう。
(新入社員の名前)さん、
入社おめでとうございます。
おそらくは期待と不安で、
毎日が大変かと思います。
自分も入社当初は不安だらけで、
ここにいます諸先輩方に頼りっぱなしでした。
その気持ちはとてもわかるつもりですし、
自分もつい最近のことのように思い出せます。
まだ自分も未熟ですし、
どちらかと言えば頼りにならないと
言われることもよくあります。
ですが、先に入社したものとして、
仕事を効率よく行うコツは知ってるつもりです。
まずは自分でできることを試し、
わからなければ先輩に聞いてください。
(部署名)の先輩として、
こちらもどんどん手助けしたいと思います。
最後になりましたが、
(新人の名前)さん、(部署名)にようこそ!
これからよろしく!
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歓迎会は新入社員を迎え入れ、楽しく過ごすための場です。その挨拶はしっかり行いたい一方で、堅苦しいものですと場の空気にそぐわないことも。
歓迎会以外の挨拶もそうですが、伝えたいことを簡単に短くまとめるのが良い挨拶を行うコツ。特に歓迎する側の挨拶は長くなりがちですので、その点はしっかり意識しましょう。
新入社員を暖かく迎える挨拶文で、今後の関係をよりよくしませんか?
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