
新社会人として会社に入社したての頃は、覚えることが多くて大変ですよね。上司や先輩社員について覚えることもありますし、自分をアピールすることも重要。
そんな新入社員のために開かれる歓迎会では、挨拶を求められることも。挨拶は苦手と言う人も多いかもしれませんが、実は絶好のチャンスなんですよ!
そんな新入社員歓迎会において、
・新入社員が行う挨拶のポイント
・新入社員挨拶の文例
を順にご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
目次
新入社員歓迎会での挨拶のポイント
明るくはっきりと!
初対面での印象はとても重要で、ここで失敗すると後々まで響くことがあります。そのためうつむいたり小声で話してしまうと、とても残念な印象に。
まずは背筋を伸ばし、はっきり話す事を意識しましょう。
表情は笑顔が一番ですが、目元・口元が軽く緩むぐらいの表情でも大丈夫ですよ!
名前を名乗る

特に新入社員が何人もいる場合、最初に名前を名乗ることはとても重要。
名前を名乗る時は、できれば最終学歴も一緒に。その上で名前の読みが難しいのなら、読み方の例えを出すとより親切ですし、印象に残りやすくなりますよ。
例をあげると、「元気のゲンで”ハジメ”」のようにですね。
更に歓迎会を開いてくださったことへの感謝を述べると、より良い挨拶となります。
自分紹介
「自分がどういう人間なのか」を知ってもらうと、今後の人間関係が円滑になります。
そこで歓迎会での挨拶を活用し、自分の長所や趣味などをアピールしましょう。
例えば、
- 大学時代に打ち込んでたサークルのこと
- あるいは趣味のこと
など。
入賞経験のあるスポーツなどあれば、積極的に話したいですね。
また長所ばかりではなく、短所にも触れると人間味も溢れます。
例えば、そそっかしいとか、カバンの中身が常にパンパンになってしまうなど。愛嬌の範囲でおさまる短所も話すと、”先輩ウケ”が良くなります。
仕事への意気込みや抱負
仕事に対しての意気込みなどを、漠然としていてもいいので語りましょう。
- いつかは大きなプロジェクトに関わりたい
- 上司や先輩のようになりたい。
そのためには色々教わりたいと話せば、よりよいアドバイスがもらえるかもしれませんよ。
なるべく短めに
挨拶で話したいことを盛り込むと、どうしても長くなりがち。しかし話は長くなると聞いてもらえず、また印象も悪くなってしまいます。
短くまとめるのはビジネス文章での基本なので、挨拶文で挑戦しませんか?
新入社員の挨拶の文例
基本的な挨拶
少し真面目な挨拶にはなりますが、様々な形で応用できるのでぜひマスターしましょう。
◆新入社員の挨拶の文例(1)
(自分のフルネーム)です。
本日はこのような場を設けて頂き、
ありがとうございました。
私は高校時代より陸上競技に打ち込み、
1500メートルで県大会に出場したこともあります。
そのため体力には自信があり、
まずは仕事で未熟な部分をカバーできればと考えています。
一方で、やや力任せになってしまう部分があり、
がさつだとも言われています。
もしもそのような部分が見えていましたら、
厳しくご指導頂きたく存じます。
憧れだった(部署名や仕事内容など)に関わることとなった一方で、
正直なところ不安も感じています。
未熟な点も多々ありますが、
先輩方に追いつけるよう毎日努力いたします。
最後になりますが、
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
特技と長所をうまく組み合わせ、その上で仕事で活かせそうな点もアピール。未熟だけど頑張りたいという点と、先輩方から指導してもらいたいという点も挨拶に組み込んでいます。
このように長所をアピールしつつも「自分はまだまだだ」という部分を入れると、新入社員らしい挨拶となりますよ。

少し短めで柔らかな挨拶
◆新入社員の挨拶の文例(2)
新人の(フルネーム)です。
出身は○○県で、今年で○○歳になります。
○○県のことには詳しいと自負していますが、
他の県のことも詳しく知りたいです。
先輩方の地元の話も聞きたいので、
機会があればぜひお話させてください!
私の様々な人と話すことが大好きで、
仕事でも多くの人と関わりたいと思っています。
しかし仕事中は無駄話はせず、真剣に取り組みます。
わからないことはきちんと確認し、
みなさんと共に成長していきたいです。
色々とご迷惑を掛けることもありますが、
どうかよろしくお願いいたします!
少し砕けすぎな部分もありますが、歓迎会ならこれぐらいは大丈夫。ただし場の空気や上司の傾向を事前にチェックし、砕けすぎだと判断したら修正しましょう。
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自分をアピールしよう!
新入社員歓迎会は、新入社員を迎え入れるための場。できればしっかりした挨拶を行い、どういった人間なのかを知ってもらいたいですね。
挨拶は短めに、趣味や長所を取り入れつつ仕事へのアピールも忘れずに。そして背筋を伸ばしてはっきり話す事を意識すれば、印象がぐっと良くなります。
歓迎会の挨拶をアピールの場と考えて、自分らしく話してみませんか?
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