受験シーズンが近づくに連れ、精神的にそわそわする受験生も増えてきます。
毎日の学習でできることを積み重ねていても、当日落ち着いていないと実力が発揮できない可能性も。そんな受験生を見守る周囲の方ができる事に、言葉による応援があります。
しかし適切な言葉を選ばないと、逆効果だったり、受験生の気持ちを逆なでしてしまうことも。
そこで、受験生へ贈る応援メッセージのポイントと、シンプルに一言で使える例文を紹介するので参考にしてくださいね!
受験生へ贈る応援メッセージのポイント
失敗を連想させる言葉は厳禁!
当たり前のことですが、応援メッセージは相手を励まし応援するためのもの。そのため相手にとって聞きたくない言葉、嫌な言葉は使うべきではありません。
特に注意したいのが、受験に失敗する・不合格を連想させる言葉を使わないこと。
例えば、次の言葉は、受験生にとって不吉な言葉として知られていますよね?
- 落ちる
- すべる
「落ちる」は不合格につながりますし、「すべる」も不合格を連想させる言葉。
他にも、次の言葉は応援メッセージに使わないように注意しましょう。
- 散る(サクラチル→不合格に繋がる意味に)
- 消える(合格が消える)
- 転ぶ(すべるを連想させる)
- 敗れる、破れる(試験に対して敗北する意味に)
- 崩れる(体調が悪くなり本来の力が発揮出来ないなど)
プレッシャーをかけない
応援メッセージでは、本人のやる気が出るポジティブな言葉を並べたいところ。しかし前向きな励ましの言葉を重ねすぎると、かえってプレッシャーに感じることがあります。
また強すぎる言葉は、発言しているこちらが適当に言っている印象に取られることも。
相手の性格にもよるので難しい点ではありますが、シンプルな言葉で短くまとめましょう。
自分の経験を語らない
既に受験を経験した方は、自分の経験を踏まえて応援の言葉をかけたくなります。
しかしその人の経験は、場合によっては自慢と取られたり、おせっかいに聞こえることもあります。また当時と現在の受験体制や受験する学校によっては、あまり役立たない事もありえますね。
メッセージは短めであることが望ましいため、自分の経験を語るのは止めておきましょう。
受験生に贈る一言メッセージの例文
親から子へ
我が子の受験はあれもこれもと心配のあまり、つい余計なことを言い過ぎることがあります。また本音とは裏腹に厳しい事を言ってしまし、子供が気落ちしてしまうことも。
子供を包むような優しい言葉をかけてあげましょう。
- 毎日頑張っていたのを知ってるから、大丈夫だよ。
- いつもどおり、落ち着いて!
- 美味しいご飯作って待ってるからね。
- あとは全力を出し切るだけ。○○(子供の名前)なら出来るよ。
先輩から後輩へ、後輩から先輩へ
自分が通う学校を受験する後輩、あるいは自分の志望校を受験する先輩。更には自分では手の届かない志望校へ挑む方へ、近い年代からエールを贈りたいですね。
- 先に校舎で待ってるから、4月になったら会おうな。
- 大丈夫、イベントだと思って楽しめ!
- 私達の道標となる先輩を、微力ながら応援しています!頑張ってください!
- 先輩が頑張る姿は、私の憧れです。
友人・同級生から
時にライバルであった同級生や、互いに勉強を教えあった友人同士。
近いからこそ言えるメッセージで、最大の壁を乗り切るきっかけとしましょう。
- 共に頑張ってきたから言える、君なら大丈夫!
- 悔いのないように、出来ることを全てやろう!
- 春に、一緒に笑えますように。
- 最後まで諦めず、君も僕も共に頑張ろう!
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言葉の力で
受験は日頃の成果が試されるもので、周囲は手助けできても代わってあげることは出来ません。だからこそ受験生の邪魔にならないように、陰から応援したいですよね。
時に迷ったり悩んだりする受験生に、そっとかける一言。ときにその一言が励みとなって、大きく飛躍することだってありえます。
受験生を後押しする応援メッセージを活用し、嬉しい春を迎えたいですね!
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