妊娠初期に訪れるつわりは、様々な症状が現れるためかなりつらいものです。良くつわりの可能性がある吐き気などがあると、妊娠の可能性に気づくという方もいるのではないでしょうか。
つわりは、大抵の人が「なってつらかった」と答えるものですが、中にはつわりが平気な人や無かったという人もお、あし。
つらかった方にとっては羨ましい話ですが、どのようなタイプの人がつわりになりにくいのか気になりますよね。
妊婦で「つわり」がない人の特徴、逆に「つわり」がひどくなってしまう方の特徴について紹介していきます。
妊婦でつわりがない人の特徴は>
健康的な毎日を送る人
つわりが軽かった・ほとんど無かった方の特徴に、「普段から健康だった」点が挙げられます。
健康的に毎日暮らしている人は、ちょっとした体調不良でも体が対応しやすくなっています。健康だから多少の体調変化にも対応できて、しかもおかしいと思ったらすぐセーブが可能です。
こういった健康に気を使える人は、つわりがおきても対応できるため軽くなる傾向がありますね。
鈍感力が高い
実際につわりは起こっているのに、それに気づかない人も中にはいます。例えば「ちょっと胃腸がムカムカする」と感じた時に、多分気のせいと流してしまうなど。
体調の変化に気づかない事には不安を覚えますが、時にはこうした鈍感さも必要です。つわりを気にしすぎると精神的にも不安定になり、更につわりがひどくなる悪循環を招くことも。
ですから鈍感力の高い人はつわりに気づかず、結果的につわりがないと感じるんですね。
タバコやお酒が関係してる?
つわりになるとちょっとした匂いにも敏感に反応し、症状が重くなってしまうことがあります。ダメな匂いとして挙げられることが多いのが、健康な人でも苦手なことが多いタバコの匂い。
しかし自分が喫煙者であった場合は、タバコの匂いに鈍感なため影響を受けないことがあります。
当たり前のことですが、妊娠したらタバコは絶対吸ってはいけませんよ!
逆にタバコを一切吸わない人や、お酒をほとんど飲まない人も、つわりが平気という傾向があります。これはタバコやお酒などで体に負担がかかっていないため、結果的に健康であるからと言えますね。
妊婦でつわりがないことは良いことなの?
そもそも「つわり」って?
つわりが起こる原因は、医学的にははっきりしていません。
一説には妊娠すると分泌される、黄体ホルモンが影響していると言われています。黄体ホルモンは、胎盤などを作る役目を持つ女性ホルモンで、月経を止める働きもあります。
黄体ホルモンが増えることでホルモンバランスが乱れ、自律神経にも影響が。そのためにつわりの様々な症状が生まれるのではないか、と推測されています
つわりは絶対じゃない!
妊娠すると黄体ホルモンが分泌されるため、全ての方につわりが起こる可能性があります。
しかし、つわりの症状は吐き気以外にも、強い眠気や不安な気持ちと言った症状があらわれることもあります。そのため吐き気がなかったので、つわりはなかったと思う人もいるかも知れません。あるいは本当に何もなく、つわりの時期を過ごせる人もいることでしょう。
特別ひどいつわりでないかぎり、つわりそのものは体に悪いものではありません。そしてつわりがないから、体に問題が起きているというものでもありません。
つわりが無ければそれで楽にすごせますし、あっても気に病むこと無く過ごしたいですね。
妊婦でつわりがひどくなる人の特徴は?
冷え性
つわりがひどくなりやすい人の特徴の一つに、冷え性が挙げられます。
冷え性になるとむくみやすく、また疲れやすい傾向があります。そんなときに妊娠すると、体が変化に対応しきれうずつわりが強くでるわけですね。
冷え性はお腹の赤ちゃんにも良くないため、日頃から体を温めることを心がけましょう。
乗り物酔いしやすい体質
匂いに敏感で乗り物酔いしやすい体質の方も、つわりがひどくなる傾向があります。
乗り物酔いの原因の一つに、匂いや光などの刺激に自律神経が混乱しまうことが挙げられます。
普段から匂いに敏感で乗り物酔いしやすい人が妊娠すると、更に匂いに敏感になりがち。そうなると食べ物の匂いなどで、吐き気が出てしまいます。
ビタミンB6不足
毎日の食生活が偏っていると、つわりがひどくなりやすい傾向があります。
特にビタミンB6は女性ホルモンと関係が深く、足りなくなると生理不順などの原因にも。黄体ホルモンも女性ホルモンのため、特に多く作られる妊娠初期にはどうしても不足しがちです。
そのためビタミンB6が不足している人は、更に足りなくなってつわりがひどくなるんですね。
いろいろ言われても妊婦さんは気にしないで!
つわりが酷い場合、お腹の子供は男の子だと言われることがあります。逆に軽すぎるとお腹の中の子が元気でない、という言い方をする人もいます。
いずれも根拠のない迷信ですので、深く悩んでストレスを溜めないようにしましょう。
妊婦さんのつわりの症状は人それぞれですし、気にならない人も強く出てしまう人もいて当たり前。その時の体調に合わせて生活をして、明るい妊婦ライフを送るようにしたいですね。
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