春は引越しのシーズン。
新年度のスタートに向けて、年末から3月、4月にかけては引越しが多いですね。また、人事異動や結婚などの多い6月や9月も、引越しが多い月。
そんな引越しのときには、これまでお世話になった方々や、新しいご近所さんに、ご挨拶をしますよね。
そうしたときには、ちょっとした「気持ち」の品(粗品)を持って行きたいもの。
でも、どんなものが粗品として喜んでいただけるでしょうか。
引っ越しのとき粗品を贈る意味・ポイント、おすすめの粗品や「のし」の書き方など、挨拶回りと粗品についてまとめてみました。
粗品を贈る意味、贈るポイントは?
粗品を贈る意味
引っ越しのとき粗品を贈るのは、マナーであり、人間関係を円滑にするためです。
- これまで住んでいたところでお世話になった方々には、感謝の気持ちをあらわす
- これから住むご近所さんには、「よろしくお願いします」と言う気持ちを込めて、自己紹介のご挨拶をする
引っ越しの粗品には、「気持ちを表す」意味があるのです。
粗品を贈るときのポイント
せっかくの気持ちも、相手に負担を感じさせてしまっては何にもなりませんね。
引っ越し挨拶の粗品は、「お返しの負担のないもの」であることが非常に重要です。
金額的には、500円~1,000円前後のものが多く選ばれています。
また、特に引っ越し先の方々は、好みもわかりませんよね。そう言う意味で、「好みに左右されない」ことも大切です。
どんな粗品を用意すれば良いの?
「金額の相場が500円~1,000円で、好みに左右されないもの」となると、次のようなものがあげられます。
タオル
タオルは引っ越し挨拶の粗品の定番です。
ブランド物のハンドタオルやフェイスタオルなどは、使わなかったとしても人に差し上げたり、雑巾にすることもできます。
個人的には一押しなのですが、「タオルだけはもらいたくない」と言う声もあるので、難しいところですね。
生活必需品
「どのご家庭でも必ず使うもので、あっても困らない物」です。
- 洗剤の詰合せ(台所用・洗濯用)
- 石けん、ハンドソープ
- ラップ、ジップロック、ちょっといいティッシュ、スポンジなど
また、フロッシュもエコでおしゃれな感じで人気がありますね。最近は、ドラッグストアなどでも見かけるようになりました。引越し挨拶には、フロッシュやスポンジなどは素敵ですね。
□香典返しにフロッシュ キッチンギフト
https://youtu.be/WmE16NoEhjo
ただ、最近では、洗剤にはこだわりのある方も多く、石けんは使わないご家庭も増えています。
その意味では、ラップやジップロックなどは人気があり、おすすめです。
賛否が分かれるもの
地域指定ゴミ袋は、必ず使うもので貰って困る人はいない反面、「ご挨拶にゴミ袋?」と言う声があるのも事実。
価格が丸わかりなのも微妙ですね。
小さなお菓子ギフトなども喜んでいただけることが多い気がしますが、お菓子を食べない方だったら困ってしまいますね。
お茶・紅茶、コーヒーのセットも同様です。
人気のある「入浴剤」も、大変喜んでくださる方もいれば、「使わない」で終わってしまう人もいます。
無難なのは、やはり「生活必需品」、なかでもラップのセットなどでしょうか。
のしの書き方は?
引っ越し挨拶の粗品には「のし」をつけます。
「のし」に名前を入れることで、名前を覚えてもらいやすくなりますね。
のしの表書きは、「御挨拶」または「御礼」「粗品」と書きます。
- これまで住んでいたところには:「御礼」、「粗品」
- 引越し先には、「御挨拶」
とするのが一般的です。
のしの「水引」は、「紅白蝶結び」(下図赤丸で囲んだ部分)のものを使用。下の部分には、苗字を書きましょう。
「気持ち」は形であらわそう
私の一番好きな言葉は「ありがとう」です。でも、ついつい「すみません」と言ってしまいます。
「ありがとう」は、「すみません」よりも、相手に対する感謝の気持ちがストレートに伝わる気がして、できるだけ「ありがとう」と言いたいと思っています。
言葉ももちろん大切なのですが、気持ちを伝えるときにはちょっとしたものがあると、伝えやすいですよね。
高価なものである必要は全然なくて、手に負担にならず、気持ちよく受け取っていただける粗品選びができたら素敵ですね。
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