
オシャレの幅を広げたいメンズにとって、帽子はぜひコーデに加えたいアイテム。
特にハンチング帽をかぶると、いつものカジュアルな服装もワンランク上に引き上げてくれます。
とは言えハンチング帽は大人のアイテムが強く、どうかぶっていいのか迷うアイテムかもしれませんね。
購入したはいいけれど合わせる服が思いつかず…という人に、メンズのハンチング帽で押さえたい着こなしポイントと、おすすめのブランドについて紹介していきます。
メンズのハンチング帽、着こなすポイントは?
英国紳士のアウトドア用
ハンチング帽は元々、英国紳士が狩りや乗馬を行う際にかぶっていた帽子のこと。
シルクハットが欠かせない英国紳士も、運動時にはシルクハットが落ちてしまいます。そこで頭にフィットして落ちにくく、それでいて紳士らしさが保てるハンチング帽が生まれました。
紳士の持ち物だったハンチング帽も、後に庶民階級にも広まることに。更に見た目の良さから世界中に広まり、現在も幅広い方に愛されているんですよ。
□ハンチングのかぶり方
*かぶり方は、前からすべらせるようにすれば頭にフィットします。
つばの幅を確認して!
ハンチング帽は、一般的に小顔・面長顔に似合う帽子とされますが、それ以外の顔の方でも似合います。
選ぶ時に押さえたいポイントは、帽子のつばが顔よりもやや大きめを選ぶこと。つばが顔より大きければ、相対的に小顔に見えるためしっくりくるんですよ。
自分に似合う帽子を選ぶには、できるだけ試着してから購入しましょう。
英国風を意識して
ハンチング帽が似合うコーデといえば、やはり英国風の活動的なスタイルでしょう。
薄い色のYシャツに帽子と同系色のベスト、それにチノパンと革靴で英国風スタイルの完成。カーデガンをゆるく肩で結ぶ「プロデューサー巻き」にすると、カジュアルスタイルにもなりますよ。
まだ肌寒い季節でしたら、薄手のマフラーやストールを首に巻いてもオシャレです。

ゴルフウェアを意識して
もう少し簡単なコーデをというのでしたら、オシャレにゴルフを楽しむスタイルを意識しましょう。
実際にプロゴルファーの方でも、オシャレなゴルフウェアにハンチング帽というコーデの人もいます。それにゴルフは英国発祥のスポーツ。ゴルフのスタイルにハンチング帽はよく似合います。
現在のゴルフウェアはスポーツウェア要素が強いので、実際にコーデするときはポロシャツを軸にします。ポロシャツに動きやすいチノパンを合わせ、スニーカーを組み合わせれば大丈夫。
普段使いのコーデにも取り入れやすいですし、ハンチング帽も身近なアイテムとして使えます。
ラフなスタイルでも上品に
もっとラフなコーデで行くならば、Tシャツ+ジャケット+ジーンズという取り合わせもOK。ジャケットの代わりにパーカーを羽織っても、ハンチング帽は意外と似合います。
ラフでゆるいコーデの時のポイントは、なるべく清潔感のある素材を選ぶこと。
ジーンズはダメージジーンズではなく、しっかりとした作りのものを。ジャケットやパーカーも洗いざらしではなく、おろしたてのようなしっかりしたものを選びましょう。
もしゆるいコーデで帽子が浮くようであれば、前後逆にしてかぶるとカジュアル感がでてハマりますよ!
メンズにおすすめのハンチング帽ブランド
NEW YORK HAT(ニューヨークハット)
ニューヨークハットは、ニューヨークを拠点を置くブランドで、ハンチング帽を定番商品として手がけています。その特徴は、シンプルな定番からフラットものまで形が何種類も揃っていること。
どの形にしても使われている生地が豊富で、お気に入りが見つけやすいのも嬉しいですね。品質がよいのにお手頃価格なので、いくつも揃えたい人にはうってつけです。
|
LACOSTE(ラコステ)
ワニのマークでお馴染みのブランドであるラコステ。日本ではポロシャツがとても有名ですね。ラコステでは幅広い商品展開を手がけていて、その中にはハンチング帽もあります。
デザインはとてもシンプルながら、ワンポイントのロゴがとてもオシャレ。中には鹿の子織りの帽子もあり、独特の風合いがとても素敵です。
ポロシャツと合わせるのでしたら、ぜひラコステ同士で合わせたいですね。
|
Borsalino(ボルサリーノ)
ボルサリーノはイタリアの帽子メーカーで、中折れ帽などがとても有名です。
ハンチング帽にも定評があり、上質の素材感が30代以降の方にとても良く似合います。
もちろん若い方にも似合いますが、かぶるときは上品なコーデを心がけたいもの。とっておきの場面にかぶる帽子として、ひとつは持っておきたいですね。
|
紳士の装いにハンチング帽を
【関連記事】
幅広いコーデに似合うハンチング帽は、考えているより簡単に扱える帽子です。しかし英国紳士が使っていた帽子という事もあり、基本的には上品なコーデでまとめましょう。
シャツやパンツは洗いたてで、アイロンのかかったシワのないものを揃えれば大丈夫。きちんとボタンを留めるなどの正統派のコーデが、ハンチング帽には似合います。
ラフに着崩すのは帽子をかぶり慣れてからでいいので、まずは紳士的な装いを心がけましょう。
コメントを残す