毎日スーツを着て働くサラリーマンは、どうしても同じような服装という印象になりがちです。その印象を変えてくれるのがネクタイですが、それでも似たような印象になってしまいがち。
そんなマンネリを打破するために、ぜひニットタイを取り入れてみませんか?
ニットタイはカジュアルなイメージが強いものですが、意外とビジネスシーンにも馴染みます。おしゃれなメンズならぜひとも覚えておきたい、ニットタイの結び方や着こなしのコツをご紹介します。
ニットタイとは
編んでるネクタイ!
ニットタイとは、毛糸のセーターのように糸で編み上げたネクタイのこと。
ネクタイと比べると、表面に織物特有のデコボコがあり、服と合わせると独特の表情が生まれます。糸の素材は絹やウールが主に使われますが、カジュアル用に綿で作られたものも。
主に春夏で使われることが多いアイテムですが、最近では季節を問わずに使われます。
ニットタイの特徴
ニットタイはネクタイと比べると、比較的細身のものが多いのが特徴。更にネクタイよりも厚みと重量感があるので、付けてみるといつもと違う感覚になるかもしれませんね。
ネクタイには多彩な柄がありますが、ニットタイは無地がメイン。柄に関してはボーダー・ドット柄がほとんどで、複雑な柄はネクタイにお任せとなります。
ボーダー柄は、糸の色を変えて作られますが、ドット柄に関しては後から染色したものがメイン。
また無地に関しては一定の編み方で作られているものや、細かく編み方を変えて模様を作っているものも。その為、無地のニットタイでも、それぞれに特徴があっておしゃれに使えるんですよ。
おしゃれなニットタイの結び方
スモールノット
□ネクタイの締め方(結び方) – スモール・ノット Small Knot
基本の結び方であるプレーンノットは、ニットタイでも活用が可能です。しかし結び目が結び目が大きくなりがちで、丈も短くなってしまいがち。
そんな時はスモールノット(オリエンタルノット)で結んでみては。結び目が小さくなって丈も程よい長さで、スタイルもすっきりまとまります。
ブラインドフォールドノット
□ネクタイの締め方(結び方) – ブラインドフォールド・ノット Blind Fold Knot
ブラインドフォールドノットは、カジュアルシーンで活躍する結び方です。
カジュアルな結び方という事で、ネクタイの丈はいつもより短めに調整するのがポイント。
普段仕事で結ぶネクタイの丈は、ベルトの辺りになるように調節すると思います。しかし、ネクタイの丈を短めにすると、カジュアルな印象に早変わり。遊び心ある結び方をするのなら、丈も短めにしてカジュアルさを更に演出したいですね。
ニットタイにおすすめの着こなし
色を合わせる
ニットタイもネクタイですから、エリのあるシャツと合わせることになります。そのシャツですが、ニットタイと同系色の柄、あるいは生地の色にするとすっきりまとまります。
無地のニットタイに同系色のチェック柄のシャツは、王道でありながら押さえたいスタイル。その上でスーツも同系色のものを選ぶと、遊び心がありながらきちんとした印象になりますよ。
ビジネスシーンでニットタイを活用したいのなら、色を合わせてまとめましょう。
柄物の場合は
ボーダー柄の場合も、基本はシャツや上着の色を合わせます。合わせる基準となる色ですが、一番多く使われている色に合わせるのが着こなしのコツ。
ドット柄などの場合も、同じく一番多い色を合わせる基準にすると良いでしょう。
柄物の色が多い場合は、あえて一番少ない色でシャツと合わせ多い色は上着と合わせるという方法も。色が多すぎて上手くまとまらないときは、基本に戻って白シャツと合わせましょう。
カジュアルにはデニムで
カジュアルさを演出したい時に役立つのが、ビジネスではまず履かないジーンズです。
少し暗いトーンのジーンズと、薄いブルー系のシャツを合わせ、丈を短く結んだニットタイをプラス。それにジャケットをプラスすれば、カジュアルだけどきちんと感もあるコーデの出来上がりです。
季節によってはジャケットは省き、半袖シャツに変えてもいいですね。あるいはデニム素材のシャツとチノパン、シャツ+同系色のベスト+ジーンズという取り合わせも。
色を合わせる事を基本を覚えておけば、バランスの良いカジュアルさが保てるのでぜひ試してくださいね。
最初の1本はスーツにあわせて
ニットタイが1本あると、スーツのおしゃれに幅が生まれます。最初に購入するときは無地を選び、手持ちのスーツの色と合わせるとまず失敗しません。
実際に着用して出勤すると、おしゃれにうるさい同僚からは「おっ!」と思われること間違いなし。
これで物足りなくなったら、シャツにあわせてもう1本、控えめな柄物でもう1本と追加して行きましょう。数本のニットタイを上手に使いこなせる頃には、きっとおしゃれ上級者と一目置かれる人になれますよ!
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