毎日のお弁当作りは大変ですが、慣れてくるとワンランク上を目指したくなりますね。キャラ弁までは無理としても、見た目がきれいで美味しそうに見えるようにおかずを入れたいもの。
でも現実にお弁当を作ってみると、なんか茶色くて地味…なんてことはありませんでしょうか?できれば綺麗に詰めるコツを覚えて、開けた時に「美味しそう!」と言ってくれるようなお弁当にしたいですね。
見た目からきれいに美味しそうと思える、お弁当の詰め方のコツを紹介します!
お弁当をれいに詰めるコツ
大きいものから順番につめる
お弁当を詰めるコツで、まず覚えておきたいのは入れる順番。基本は「大きいものから小さいもの、崩れにくいものから崩れやすいもの」です。
- ご飯から入れる
ご飯とおかずを一緒に入れる場合は、ご飯から入れましょう。すぐに次のおかずを入れたくなりますが、しっかり冷まさないとおかずが痛む原因になりますよ。
- 形の崩れないおかずを入れる
次にメインとなる、大きくて形の崩れないおかずを入れます。から揚げやハンバーグなどの、形の崩れにくいものがここの担当。ご飯との間にレタスなどの葉物を入れると、型崩れやご飯への味移りが防げますよ。
- 大きめで柔らかめのおかずを入れる。
卵焼きやゆで卵、おひたしなどがここの担当。メインおかずの横に入れましょう。
- 小さいおかずを入れる。
ミックスベジタブル、コーン、ポテトサラダなど、形が変えられるような小さいおかずを、大きいおかずの間に入れます。
- 隙間を埋める
最後に隙間があれば、葉野菜やトマトなどを入れて完成。ご飯の上にふりかけをかけたり、そぼろを乗せるのも最後にしましょう。
次の動画もぜひ参考にしてみて下さい。超高速ですが、上の順番通りに詰められているのがわかりますね。
□お弁当の詰め方
https://youtu.be/UDbzUcOdCqQ
隙間は埋める、作らない
お昼になっていざお弁当をあけてみると、おかずが偏ってしまった…なんてこと良くありますよね。
原因は、お弁当に隙間が残っているからです。それを防ぐためにも、お弁当を詰める順番を守って、隙間にぎゅっとおかずを詰め込みましょう。
彩りの基本は「赤・黄色・緑」
忙しい朝のお弁当は冷凍食品を上手に利用したいですが、ともすれば揚げ物ばかりになりがち。地味な茶色いお弁当を防ぐには、赤・黄色・緑のおかずも一緒に入れましょう。
例えば、
- 赤色 → トマトやパプリカ、イチゴやりんごなどのフルーツ
- 黄色 → 卵焼きやパプリカ、唐揚げにピッタリなレモンやオレンジ
- 緑色 → レタスにキャベツ、パセリにピーマン
といった野菜を入れたいところですね。
カップを活用しよう
ミックスベジタブルなどを入れた時に、ふたを開けたらお弁当全体がベジタブルまみれ…。あるいは、ポテトサラダがおかず全体にまぶされた状態に…なんて失敗もよくあることです。
小さいおかずや水気のあるおかずを詰めるときには、カップを利用しましょう。
水気が原因の味・色移りを防ぎ、仕切りの役目も果たすので見栄えを綺麗に保ってくれますよ。
昔はアルミの銀カップしかありませんでしたが、最近では何度でも使えるシリコンカップもあります。色もカラフルなので、おかずの色が足りない時に華やかにしてくれますよ。
弁当箱のカタチ別・おかずの詰め方
細長いお弁当箱
おしゃれなお弁当箱の中には、細長い形のものを良く見かけます。見た目は素敵なのですが、詰めるときに意外と悩んでしまいがち。
細長いお弁当を詰めるときには、縦に仕切りを4つぐらい作るつもりでおかずを詰めていきます。
例えば、唐揚げ・卵焼き・コロッケ・肉まき野菜を、縦4ブロックにそれぞれいれたとします。
その間には仕切りとして、レタスをつめたりハムを入れて動かないようにしましょう。丸いものが隣り合うなら、その隙間にくし切りにしたミニトマトを入れれば隙間も埋まりますよ。
丸いお弁当箱
円形などの丸いお弁当の場合、大体はご飯とおかずは別々に入れるかと思います。
もしご飯も一つのお弁当に入れるなら、そのまま入れるより、おにぎりにするほうが綺麗に詰められます。
おにぎりを入れる場合は、おかずと同じく隙間に小さいおかずを入れて、動かないようにしましょう。また、おかずとおにぎりの入れる向きを揃えると、揃った見た目になって見栄えがぐっと良くなりますよ。
四角・楕円形のお弁当箱
四角いお弁当や楕円形のお弁当は、基本の詰め方そのままで大丈夫。ここから一歩進みたいなら、ご飯を斜めに入れてみましょう。
ご飯とおかずの境界線を斜めに作ってあげることで、長いおかずが入れやすくなります。更にご飯で「坂」を作ると、ひな壇のようになって自然とおかずが斜めに入りますよ。
そうなると、更におかずの見栄えがよくなるので、ただ詰めるだけでも綺麗なお弁当になるんですね。
意識するだけでお弁当がガラッと変わる!
【関連記事】
忙しい時のお弁当作りは、どうしても流れ作業になりがち。キャラ弁ほどの情熱は難しくても、ちょっと詰める時に意識するだけで劇的に見た目が変わります。
お弁当はお腹を満たせればそれでいい、というのは少し寂しいもの。見た目も華やかで、味も美味しければ、心も体もお腹いっぱい満足できます。
ちょっと意識するだけなら忙しい毎日でも実行できます。きれいに詰めて、素敵な弁当ライフを送ってくださいね。
コメントを残す