街角やイベントなどで棒の先にスマホを取り付けて、記念撮影をする光景を見たことがありませんか?
あれは「自撮り(セルフィー)」を、「自撮り棒(セルフィー棒)」を使って行なっているんですよ。
少し変わった光景にも見えますが、思い出にも残りますし、スマホ世代には欠かせないもの。しかも最近では、セルフィーが更にきれいに撮影できるスマホも登場しているんです。
一応は知ってるけれど…という人の為に、セルフィースマホや自撮りのメリットや楽しみ方についてまとめてみました。
セルフィースマホとはどういうもの?
セルフィー(selfie)を日本語に訳すと「自撮り」。スマホで自分を撮影して楽しむ事を指します。
更にネット上の友人に見せるために、写真をアップして楽しむ事もセルフィーには含まれます。撮影から公開までを楽しみ、友達と共有する、今の時代ならではの楽しみ方がセルフィーなんですね。

自撮り棒ってどういうもの?
以前からスマホのカメラで自分達を撮影する事はありましたが、どうしても顔のアップが中心になりがち。もっと自由にセルフィーを…という考えから、スマホに取り付ける「自撮り棒」が誕生しました。
「セルフィースティック」「セルカ棒」とも言いますが、いずれも同じもの。
- 英語圏での呼び方が「セルフィースティク」
- スマホ大国の韓国での呼び方が「セルカ棒」
というのです。
自撮り棒の仕組みとしては、先端にスマホを取り付け、イヤホン端子に自撮り棒の端子を差し込みます。後は撮影モードにして、角度を変えてアングルを決めて撮影するだけ。
セッティングさえしてしまえば、誰でも簡単に素敵なセルフィーが出来るんですね。
スマホのカメラの画質が!
セルフィーの場合、スマホの画面で自分が収まっているかを確認する必要があります。そのため裏側のカメラではなく、画質の劣る、画面上部(内側)のカメラでの撮影がメインとなっていました。せっかくの楽しいセルフィーも、これでは画質の点で少し残念ですね。
そこで、今ではセルフィーに特化したスマホ、「セルフィースマホ」が登場しています。画面上部(内側)のカメラの性能を上げ、通常使用に耐えられる高い画素数を実現したものなのです。これならセルフィーでも高画質での撮影が可能ですね。
セルフィースマホ使用のメリット・デメリット
楽しみを共有!
セルフィースマホの最大のメリットは、「みんなで楽しさを共有出来ること」でしょう。
撮影した画像をネット上にすぐアップして、友人知人に今日の出来事を報告。遠く離れていても楽しみや思い出を共有できるのが、「セルフィー」最大のメリットではないでしょうか。
もちろんネット上にアップしないのもまた「セルフィー」です。自分一人で自撮りし、それを後から見て楽しむのだって立派な「セルフィー」なのです。
自撮り棒で楽しさが広がる
セルフィーは自撮り棒の活用で、撮影の幅がとても広がりました。カメラの三脚ではまず取れない、上方向からの撮影も自撮り棒なら可能なんです。
実際に試してみると判るのですが、上向きに撮影すると、自然と顎が引いた状態になるんですよね。
つまり、顔がすっきりした状態で撮影出来るのです。これは見逃せませんよね!

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周囲に配慮を
セルフィーは楽しく、つい周囲に気を配るのを忘れがちです。
特に自撮り棒を使うと撮影範囲が広がるため、無関係の人も入ってしまうこともあります。それをそのままネット上、特に誰でも見られる状態にするとトラブルの元にも。
無関係な人が写っている場合は、アップしない配慮が必要です。
撮影に夢中になり過ぎない
セルフィーはとても楽しいです。ついつい何でもセルフィーしてしまう人もいます。
ですが、お出かけの目的はセルフィーだけですか?
一生懸命自分だけ撮影して、肝心のお出かけ内容をさっぱり覚えていない…。 なんてことには気をつけてくださいね。
また、イベント会場などによってはセルフィー禁止の所もあります。スマホでの撮影はできても、自撮り棒がダメな場所もあります。
自撮り棒が禁止されている場所でのセルフィーは、絶対にやめましょう。
セルフィースマホを体験してみて
私の両親はカメラ世代で、旅行での撮影はずっとデジタルカメラを使用していました。
デジカメは小さいですが、それでも荷物としては少し重たくなりがち。だから最近の旅行では、カメラを持って行かないと話していました。
そこで、簡単スマホを所持していた両親にセルフィーの事を説明し、自撮り棒の使い方を説明してみました。そうして両親は旅行に行ったのですが、結果は上々でした。
今までは通りすがりの方にシャッターを押してもらっていたのが、自分たちのタイミングで撮影できた。しかも母さんと寄り添った写真が取れたぞと、父から喜びのメールが画像つきで届きました。
恐らく初めてだと思う、両親のセルフィーはすごく素敵でしたよ。
周囲に気を配り、楽しいセルフィーを!

とても楽しいセルフィーは、一歩間違えると撮影してる人たちだけが楽しんでる印象を与えがち。場所とマナーをわきまえて、周囲の方への配慮を行った上で楽しみたいものです。
また友人知人に知らせたくて、すぐにネット上に画像をアップするのも考えもの。ネット上では見知らぬ人も見ている可能性があること考えて、アップするようにしましょう。
とは言え、やってみるとセルフィーは思いのほか楽しいもの。気をつけるべき点をしっかり守って、みんなで楽しくセルフィー(selfie)しましょう!
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