お祭りの屋台や、高速道路のSA・PA、身近で言うとコンビニやスーパーでも売っているアメリカンドッグ。
このアメリカンドッグ、名前に「アメリカン」とついているからには、当然アメリカにある食べ物だと思いますよね?
ところが実は、アメリカへ行って、「アメリカンドッグ」と言っても通じないんです!
日本にとっては、アメリカからやってきた食べ物だから、「アメリカンドッグ」と名付けられたわけで、アメリカでは「コーンドッグ」と呼ばれているんですよ!
では、日本オリジナルの呼び方「アメリカンドッグ」について、もっと詳しく紹介していきましょう。
アメリカンドッグの記念日もあるって本当?!
10月(ドッ)9日(グ)という語呂合わせで、10月9日はアメリカンドッグの日!
アメリカンドッグ市場シェア率№1を誇る、フルタフーズ株式会社が制定した記念日で、アメリカンドッグを美味しく楽しもうという日なのです。
せっかくですから、「アメリカンドッグの日」はひさびさにアメリカンドッグを楽しんでみてはどうでしょうか?
「アメリカンドッグ」は和製英語だった!
繰り返しになりますが、日本でいう「アメリカンドッグ」は、アメリカでは「コーンドッグ」と呼ばれています。
どんなに発音よく「American dog!」と言ったってだめですよ。
「アメリカンドッグ」は和製英語なんですからね。
では、なぜアメリカでは「コーンドッグ」なのかというと、ソーセージの周りの衣に、トウモロコシ粉(コーンミール)が使われているから。
これを真似て、衣に小麦粉やホットケーキミックスを使用したものが、日本の「アメリカンドッグ」ということなんですね。
しかし、よくよく考えてみれば「アメリカンドッグ」って、おかしな和製英語だと思いませんか?
だって、直訳すれば「アメリカの犬」となるんですから。

どうして「ドッグ(犬)」なの?
「コーンドッグ」にしても、「アメリカンドッグ」にしても、なぜ「ドッグ(犬)」なのか?
和製英語の「アメリカンドッグ」→「アメリカの犬」
英語でも「コーンドッグ」→「トウモロコシ犬」
謎ですよね。
両方の違いは先ほど説明したように、衣の違い。ということは、同じなのは中のソーセージですよね。
つまり、ドッグ(犬)はソーセージを表しているということになります。
ソーセージといえばドイツ。そのドイツ人の連れていたダックスフンドを、細長いソーセージに見立てて、ソーセージのことを「ドッグ」と呼ぶようになったようです。
なるほど・・・まぁ、そう言われたら、ダックスフンドの身体は確かに細長い。
納得していただけたでしょうか?

進化し続けるアメリカンドッグと定番アメリカンドッグ
コーンドッグがアメリカンドッグに進化?!したように、アメリカンドッグにも進化系ともいえるものが続々と登場しています。
例えば、韓国料理の「チーズハットグ」。
中には生ハムとチーズが、外側の生地はカリカリで、内側の生地はふわっとしているという、食感の楽しさが詰まっている一品。
ネットショップでも買えるようですね。
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他にも、あのサクサク甘くておいしいチュロスでソーセージを巻いた「チュロドッグ」などがあります。
どんな味がするのか興味ありますよね。
こういった進化系は、どこでも手に入るわけではないので、機会があれば、是非一度試してみてください。
進化系アメリカンドッグも定番アメリカンドッグも、きっと、この先も人気商品として、身近な存在であり続けるでしょう。
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