イヤープレートは毎年デザインを変えて限定販売される絵皿で、クリスマスシーズンになると登場します。「クリスマス(ノエル)プレート」とも呼ばれ、絵柄もクリスマスの様子を描いたものが多いですね。
毎年販売されるため収集しやすいですし、結婚や誕生日などの記念に贈るのも素敵ですよね。そんなイヤープレートですが、どんなブランドが人気があるのかも気になるところ。
そこで、イヤープレートを発売している主な人気ブランドを8つ紹介しますので、購入する際の参考にしてくださいね!
イヤープレート(クリスマスプレート)の人気ブランドは?
ロイヤル・コペンハーゲン(Royal Copenhagen)
イヤープレートで何と言っても外せないブランドが、デンマークの「ロイヤル・コペンハーゲン(Royal Copenhagen)」です。印象的な青い絵皿は、世界中にコレクターがいます。
コバルトブルーの色合いは、日本の伊万里焼(古伊万里)の影響を受けていると聞くから驚きですね。また絵柄はすべて手書きで、一枚一枚微妙な違いが生まれています。
ロイヤル・コペンハーゲンは1908年からイヤープレートの制作をはじめました。それから現在まで一年も欠かすことなく毎年制作しています。
同じデザインのものは売らず、復刻も行わないので「その年だけ」という特別感が嬉しいですね。そのため古いイヤープレートや、人気デザインのイヤープレートは、オークションで驚くほど高値がつくこともあるんですよ。
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ビング・オー・グレンダール(Bing&Grendahl)
1895年に世界で初めてイヤープレートを販売したのが、デンマークの「ビング・オー・グレンダール(Bing&Grendahl)」で、B&Gの愛称で親しまれています。1987年に「ロイヤル・コペンハーゲン」と合併しましたが、現在でも毎年新作を発表しています。
色合いは青と白のバランスが良く、皿全体で一枚の絵画のように仕上げています。長い歴史があるだけに、ロイヤル・コペンハーゲンと並べて比較するのも楽しそうですね!
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現在のシリーズは2016年より始まった、「世界自然遺産シリーズ」です。
マチュピチュ(2016年)、ジャイアントパンダ(2017年)、カッパドキア(2018年)、グランドキャニオン(2019年)、ヴィクトリアの滝(2020年)と人気を集めてきています。他のブランドにはない、シリーズでイヤープレートを楽しめるのが魅力ですね。
ウエッジウッド(WEDGWOOD)
イギリスのブランド「ウェッジウッド(WEDGWOOD)」は、炻器(せっき)と呼ぶ、陶器と磁器の中間のような性質を持つ焼き物で知られています。
炻器は、ガラス質の磁器と、土をこねて焼いた陶器の、両方の美しさが楽しめる器なんですよ。
ウェッジウッドの炻器は「ジャスパー(Jasper)」と呼ばれ、イヤープレートにも採用されています。淡い青や紫の色皿の上に、白く浮き出るように施されたデザインは、何枚も集めたくなりますよ。
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ジアン(GIEN)
フランス生まれのブランド「ジアン(GIEN)」は、華やかさと繊細さが両立したデザインが特徴的です。
イヤープレートには花のモチーフが多く採用され、カラフルな色使いが気持ちを明るくしてくれます。お部屋に飾ると本物の花を飾ったように明るくなりますし、季節を問わず飾りやすいのも嬉しいですね!
今右衛門窯
ヨーロッパの陶磁器にも強い影響を与えた伊万里焼の窯では、イヤープレートを販売しているところもあります。「古伊万里」の一つである「鍋島焼」を作る「今右衛門窯」では、毎年イヤープレートを発表しているんですね。
伝統的な絵柄で描かれる花をあしらったイヤープレートは、和室にも洋室にも似合います。毎年200枚限定と、数は少ないですが、日本人なら一枚欲しくなりますね!
届きました、今右衛門窯 イヤープレート2018
今年も続く籠シリーズ。
ストロベリーかよ!
かわいいじゃねえかコノヤロ!!
限定200というのが絶妙で抜け出せない??
かわいいからまぁいいか、、、
鍋島は日本デザインで、、、とか、語り出したらツイッターには収まらないからやめとく。 pic.twitter.com/QXk6WprT7L— 渕上清志(昭和のヴィンテージジュエリー (@fuchigami) December 23, 2017
番外編・ケンタッキーフライドチキン(KFC)
手頃な価格でイヤープレートを集めたいなら、ケンタッキー(KFC)の「パーティーバーレル」を予約する方法があります。
ケンタッキーでは「パーティーバーレル」を予約すると、クリスマス絵皿がついてくるんですよ。デザインは毎年変わり、ここ数年はポップなデザインの絵皿がついてきました。
メリークリスマス🎁
イブ〜〜🎄🎄🎄🎂今年はケンタッキーのパーティバレルにしましたー。ちっと胸焼けチゥ。🍗 pic.twitter.com/eGBjd1FgYk
— あむ様 (@amu_sama) December 24, 2016
古いものでも集めやすいですし、年代ごとのデザインの変化を楽しむのも面白そうですね!
絵皿を部屋に飾ろう!
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イヤープレート(クリスマスプレート)の意味や由来!飾り方や楽しみ方は?
イヤープレート(クリスマスプレート)はクリスマスの風景などを描いた絵皿で、1年毎にデザインが変わる特徴があります。ヨーロッパの有名陶磁器ブランドを中心に毎年販売しているため、1年に1度のお楽しみとも言えますね。
青く色付けされたクリスマス絵皿のイメージが強いですが、ブランドによっては個性的なデザインも楽しめます。日本国内でもイヤープレートを作る窯もあるので、ヨーロッパのお皿と並べるのも素敵ですね。
ブランドや年ごとに集めたくなるイヤープレートを、お部屋のアクセントして飾りませんか?
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