
おしゃれなお部屋には「イヤープレート」という素敵な絵皿が飾ってあることがあります。
イヤープレートはクリスマスプレートと呼ぶこともありますが、ヨーロッパのお部屋で壁に飾られているシーンを映画でも良く見ますよね。また輸入雑貨のお店でも、青い素敵な絵皿が売られているのを見ることもあります。
そんなイヤープレート(クリスマスプレート)の意味や由来、そして飾り方・楽しみ方について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
イヤープレートとは?

その年限定のお皿!
イヤープレートは主にヨーロッパで親しまれている、陶器や磁気で作られた絵皿です。大きさは製造元によって様々ですが、直径20センチ前後のものが主流となっています。色は「青」をベースとしたイメージが強いですが、カラフルに色付けされたものもあります。
イヤープレートが他の絵皿と違うのは、「その年限定のデザイン」であることです。ブランドによってはデザインを復刻して販売することもありますが、復刻しないブランドもあるほどです。
また製造年をイラストに取り入れたり、皿の裏に刻印するのもイヤープレートならではなんですね。
主にクリスマスをモチーフに
イヤープレートに描かれるデザインは、主にクリスマスをモチーフとしています。動物も題材として使われることがあり、中には十二支(干支)がモチーフとなったイヤープレートもあるんですね。
また「その年限定の商品」ということで、キャラクターグッズとしてイヤープレートが制作されることもあります。様々な陶磁器ブランドからイヤープレートが制作されているので、好みのイラストやブランドで選びたいですね。

イヤープレートの由来
クリスマスの皿がイヤープレートに
ヨーロッパでは、クリスマスになると、貴族が使用人に料理やケーキを振る舞う習わしがありました。この時、料理を盛るお皿も一緒にプレゼントすることもあり、使用人は頂いたお皿を部屋の壁に飾っていたんですね。
この風習から「クリスマスだけのお皿」が作られるようになり、今の「イヤープレート」となりました。そのためイヤープレートのことを「クリスマスプレート」と呼ぶこともあります。
イヤープレートがクリスマスシーズンに販売されるのも、クリスマスがモチーフとなるのも、クリスマスに由来しているからということですね。
イヤープレートは1895年から
イヤープレート(クリスマスプレート)は、1895年に「ビング・オー・グレンダール(Bing&Grondahl)」というデンマークのブランドで最初に作られました。そして1908年には同じデンマークの「ロイヤル・コペンハーゲン(Royal Copenhagen)」がイヤープレートの制作を始め、現在まで100年以上に渡って毎年制作されています。
それだけ長く新しいプレートを制作し続けているロイヤルコペンハーゲンは特に人気を集めています。そして今では日本の陶磁器メーカーも様々なイヤープレートを制作するようになりました。
イヤープレートの飾り方や楽しみ方
定番は「壁に飾る」
イヤープレートの裏側には、ヒモを通すための「穴」が開けられていることがあります。そのため、ヒモを通して結び、壁にフックをつけて飾ることが出来るんですね。
イヤープレートはお気に入りの一枚を飾るのもいいですし、デザインで揃えて複数飾るのも素敵です。お皿を飾る専用棚があれば、ヒモが切れる不安もなく複数枚飾ることも可能なので、一緒に揃えたいですね。
スタンドに飾る
賃貸マンションなどで壁に穴が開けられない時は、テーブルや棚に飾るのも素敵です。
お皿を飾る専用のスタンドで飾ってもいいですし、大きめのスタンドなら100円ショップでも入手が可能です。とっておきの一枚を近くで眺めたい時は、スタンドを使って鑑賞するのもいいですね。
季節に合わせて飾る
イヤープレートはクリスマスをモチーフとしたデザインが多いため、特にクリスマスシーズンに飾るのにぴったりです。一枚飾るだけで、お部屋がヨーロッパのクリスマスみたいになりますよ。
干支のモチーフのイヤープレートであれば、年末年始に和室に飾りたいですね。
イベントに合わせて集める・飾る
イヤープレートはその年だけの限定品で、古いものは100年以上の歴史があります。そのため自分が生まれた年や、結婚した年に制作されたイヤープレートも、探せば見つかります。
またプレゼントとして、自分に関係した年のイヤープレートをいただくこともあるでしょう。そんな記念日に、記念の年のイヤープレートを飾って、家族や仲間でお祝いをすると盛り上がりそうですね!
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*百貨店などで名入れサービスが行われることもあります。
お皿として使う
イヤープレートはお皿ですので、日常品として使うことも可能です。クリスマスケーキを乗せるとかわいいですし、簡単な手料理もごちそうみたいに見えますよ!クリスマス以外でも、ティータイムにピッタリのイヤープレートもあるので、デザインで使い分けたいですね。

一年にひとつだけの素敵なお皿!
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イヤープレート(クリスマスプレート)は、主に欧州の陶磁器ブランドが制作するその年限定の絵皿です。クリスマスに貴族が使用人に送ったお皿が元となっているため、クリスマスに関係したデザインが多くなっています。
ロイヤルコペンハーゲンなど、古い欧州のブランドだと100年以上の歴史があるため、収集するのにもピッタリ!その日の気分や記念日に合わせてイヤープレートを飾ると、お部屋の雰囲気も良くなりますよ。
イヤープレートは、毎年コレクションするのも、プレゼントで贈るのも素敵!イヤープレートを飾って、毎日の生活を豊かにしたいですね。
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