お部屋に緑があると、どこか心が落ち着きますよね。その中でも手軽に育てられると人気なのが「サボテン」です。
サボテンはあまり花が咲かないイメージがありますが、毎年花が咲き、サボテンの中でも人気が高いのが「シャコバサボテン」。
そんなシャコバサボテンはどんな植物なのか気になりませんか?
そこで、シャコバサボテンの花言葉と、開花時期も含めて、どんな花なのか?…について紹介します。
目次
シャコバサボテンの花言葉は?

美しい
シャコバサボテンには、数多くの花言葉があります。
その中でも次のように美しさに関する花言葉が目立ちますね。
- 美しい眺め
- 一時の美
- 愛される喜び
- 命の喜び
「一時の美」は、開花するまではあまりぱっとしないシャコバサボテンのイメージから。そのためプレゼントする際には、「一時」という部分を否定的に取られるかもしれません。
しかし”花が咲いた時”=”才能が開花したときの素晴らしさ”ともとれる言葉でもありますね。
一方の「美しい眺め」も、花が咲いたときの美しさを例えたもの。
また鉢全体で鮮やかな花が咲く様子は、「愛される喜び」「命の喜び」にもつながります。相手の美しさを称えるための花言葉としては、こちらのほうがピッタリですね。
前向きに
シャコバサボテンには、次のような前向きになる花言葉ものもあります。
- 勝利
- 有能
- 冒険
- 波乱万丈
「冒険」も「有能」も、新たな道を歩もうとする方へのプレゼントにピッタリの花言葉。ここに「勝利」という花言葉も加わるので、起業する方に贈りたいサボテンですね。
「波乱万丈」という花言葉もありますが、時には大変な事もあるかもという前向きな意味に取りたいですね。
注意したい花言葉は?
「波乱万丈」という花言葉は、使いどころに注意したいもの。ですが、それ以上にシャコバサボテンには次の花言葉もあるので、場合によって贈る相手を選ぶ必要があります。
- もつれやすい恋
- つむじ曲がり
恋愛が順調な方に贈る時は、「もつれやすい恋」よりも「美しい眺め」の花言葉を強調する。気難しい人には「つむじ曲がり」が気になるかもしれないので、贈らないといった工夫も大切ですね。
シャコバサボテンはどんな花?
シャコバサボテンとは?
サボテンといえば、砂漠などの乾燥地帯に生えるイメージが強くありませんか?
実はシャコバサボテンはそのイメージと違い、原産地はブラジルのオルガン山脈など、霧の多い森林地帯で育つサボテン。表面の土が乾いたらたっぷり水をあげる必要があります。
また暑さに弱くはないですが強いわけでもないため、直射日光は避けて育てる必要が。そして寒さには弱いので、雪の降らない地域でも秋冬は室内で育てたいですね。

シャコバサボテンはどんな花が咲くの?開花時期は?
シャコバサボテンの開花時期は10月~1月にかけて。節ばった葉の先端に、5cm~7cmくらいのやや大きめの花が咲きます。
そのためシャコバサボテン全体が華やかになり、冬の室内を彩ってくれます。
花の色は赤・ピンク・白・黄色などで、鮮やかな色も素敵です。また品種によっては2月〜3月頃に咲くものもあり、春を先取り気分になれますね。
ただし花は刺激に弱く落ちやすいため、鉢の持ち運びには注意しましょう。
シャコバサボテンの名前の由来
「シャコバサボテン」という名前はどこか不思議な響きがありませんか?
この名前は、節のあるトゲトゲした葉状の多肉がいくつも伸びた姿からとられたものなんです。
シャコバサボテンの特徴的な見た目は、お寿司のネタにもある甲殻類の「シャコ」にそっくり。そのため「シャコのようなサボテン」という意味の、シャコバサボテンと名付けられました。
ちなみに漢字で書くと、「蝦蛄葉仙人掌」という難しいものに。「蝦蛄」で「シャコ」と読み、「仙人掌」で「サボテン」と読むんです。
別名は?
開花時期が2月~3月頃となる春の品種に関しては、「蟹葉仙人掌(カニバサボテン)」と呼ぶことがあります。
冬に咲くジャコバサボテンと違って葉のトゲトゲしさがなく、まるでカニの足のように見えるから名付けられました。
ちなみに海外では、シャコバサボテンの花が咲く時期と花の色から「クリスマス・カクタス(Christmas Cactus)」と呼ばれることが多いです。
「カクタス」はサボテンのことなので、クリスマスのサボテンという意味になりますね。
またデンマークで品種改良された「デンマーク・カクタス」という品種が現在は普及していて、シャコバサボテンの主流となっています。
お部屋の彩りにシャコバサボテンを
シャコバサボテンは花が咲くまでは、少しユニークな外見が楽しめるサボテン。そして花がクリスマスシーズンに咲くことから、海外ではクリスマスのサボテンとも呼ばれています。
花言葉も素敵なものが多く、特に「勝利」「有能」「冒険」といった言葉からは、これから起業する方に贈るのにもピッタリです!
ただしクセのある花言葉もありますし、花そのものも落ちやすいため、プレゼントする場合は少し注意が必要ですね。
彩りが少なくなる冬に鮮やかな花を咲かせるシャコバサボテンを、お部屋の彩りに取り入れませんか?
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