ミーティングやコンペにおいて、独自のビジネス用語が飛び交うことはよくあること。その場で意味が理解できないと、会話についていくことができなくて損をしてしまうかも知れません。
そんな言葉の一つに、「イノベーション」という言葉があります。
横文字が飛び交うビジネスシーンにおいては、この言葉はとても重要なキーワードとなるんですよ!
そこで、イノベーションの意味と使い方について、例文も交えてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
イノベーションの意味は?
全く違ったものに・・
イノベーションは英語で、「innovation」と綴る言葉。その意味は、次の通りです。
- 革新
- 刷新
- 新しく取り入れたもの
- 新機軸や新制度
革新とは、それまでの組織や習慣などを新しくするという意味の言葉。特に政治分野では、社会体制や政局を変える、あるいは変えようとすることを意味増します。
刷新は、今までの状態から全て変更するという意味。例えば役員人事であれば、すべての役員を別の人に変える事となります。
新機軸は、今までとは違った新しい方法という意味ですし、新制度も制度を新しくするという意味ですね。
これらの意味をもつ「イノベーション」は、今までとは全く違った物事へと変更する事を指すんですよ。
ビジネスシーンにおけるイノベーション
ビジネスにおいても、イノベーションは「革新・新機軸」という意味で使われます。
ただしビジネスシーンにおいては更に踏み込んで、
- 技術的革新
- 今までになかった大規模な革新
- これまでの考え方を一変させるような技術
…といった、目新しく新鮮で斬新な物事を特に求める際に使われます。
また技術だけでなく、サービスなどの目に見えない物事に対して使うことも。
- 今までにない発想をもとにした、新しいサービスや情報の発信・提供・考案
…といった意味でも、イノベーションは使われます。
ビジネスシーンでのイノベーションの使い方は?
求む!イノベーション!
イノベーションは自分が使うというよりも、会社の上司や社長などから言われることが多い言葉。また言われる場合も、次のような言われ方をすることが多いんです。
- 他社をあっと言わせるような、イノベーションを考えてほしい。
- もっとイノベーションを取り入れないと、売上も評価も何も変わらない。
- お客様目線に基づいた上で、大胆なイノベーションを必要としている。
ここで相手が求めてるのは、「今までにない革新的なもの」。工夫をして改善した程度ではなく、一から考え直すような斬新で新しい考え方や技術的なものです。
そのため、「イノベーションを」と言われた場合は、改善案よりも新しい案を考える事を第一としましょう。
他の言葉と組み合わせて
またイノベーションは、他の言葉と組み合わせて使用することがあります。
- マーケティングイノベーションによって、より広くお客様に対応できるようにしなければならない。
- コンセプトイノベーションの重要性を、改めて確認する必要がある。
- 来期までと言わず、今すぐイノベーション戦略に基づいた修正が求められる。
マーケティングにイノベーションを組み合わせることで、「市場調査や顧客満足度をもとにして、革新的な技術やサービスを構築する」
…という意味となります。
簡単に言えば「今までにない形でありながら、お客様が満足するようなサービス」ということですね。
コンセプトとは、広告などの企画における一貫した考え方や概念という意味。そこにイノベーションをつけることで、今でにない新しい概念を企画に取り入れる事を表しています。
そして戦略にイノベーションをつけることで、今までにない新しい戦略をと表現しています。
いずれの場合も「今までにないもの」を求めるときに、イノベーションを付け加えているんですよ。
革新的な提案を
イノベーションには「革新・刷新」という意味があり、ビジネスシーンでも同様の意味で使われます。
ただしビジネスシーンでは、今までにない新しい技術や計画を求めるときに多用される言葉。もし会社の上司からイノベーションをと言われた場合、今まで以上に真剣に取り組み回答する必要があります。
そこまで求められていなかった場合でも、今までとは違う方法や様式を求められていることもあります。周囲をあっと言わせるような、革新的な提案をできるようにしたいですね!
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