夏が旬で、茹でると口いっぱいにおいしさが広がる「とうもろこし」。丸ごとかぶりつくと特に美味しいですよね。
そんな、とうもろこしですが、いざ茹でてみるとあまり美味しく茹で上がらず、がっかりした経験はありませんか?また、たくさん頂いたときなど、長く保存できたら料理などに活用できそうですよね。
そこで、とうもろこしの美味しい茹で方と、おすすめの保存方法についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい!
とうもろこしの美味しい茹で方
とうもろこしの基本的な茹で方

まずは、とうもろこしの基本的な茹で方を紹介するので、しっかり覚えましょう!
- 大きい鍋に、2%の塩水(水1リットルに対して20gの塩)を沸かします。
- お湯を沸かす間に、とうもろこしのヒゲと皮を取り除きます。
- とうもろこしを軽く水洗いし、鍋の大きさによっては半分に切ります。
- お湯が沸騰したらとうもろこしを入れ、時々転がしながら3分~5分程度茹でます。
- 茹で上がったらザルにあげて粗熱を取れば完成。
とうもろこしの品種によって茹で時間が変わるので、3分ほど茹でたら一度固さを確認しましょう。また、茹ですぎると、みずみずしさや甘みがなくなるので気をつけてください。
□味が2倍濃くなる!!とうもろこしの美味しい茹で方
https://youtu.be/rm-9BaDAzEQ
*こちらの動画では最後にオーブントースターで焼いていますが、こちらはお好みで試してくださいね。
とうもろこしをジューシーに茹でる方法
水から茹でることで、よりジューシーで甘いとうもろこしになるんですよ!
- とうもろこしのヒゲ皮を取り除き、軽く水洗いします。
- とうもろこしが入る大きい鍋に水ととうもろこしをいれ、火にかけます。
- 沸騰してからさらに4分~5分茹でます。
- 茹で上がったらザルに上げて粗熱をとります。
こちらもとうもろこしの品種によって茹で時間が変わるので、沸騰してから4分ほど茹でたら味見をしましょう。
電子レンジで
とうもろこしを1本だけ食べたい場合は、電子レンジで加熱する方法もあります。
- とうもろこしは、皮とヒゲを取り除いてから軽く水洗いします。
- 大さじ1の水にひとつまみ分の塩を混ぜ、とうもろこし全体にまぶしてからラップで包みます。
- 500wの電子レンジの場合、1本につき3分~5分加熱します。
- レンジから取り出し、粗熱が取れたらラップを外します。
□とうもろこしをレンジで美味しく加熱する方法
https://youtu.be/24l7c9Js6n0
*薄皮を残して電子レンジにかけても美味しくできあがりますよ。
とうもろこしのおすすめ保存方法
生でとうもろこしを保存する場合
とうもろこしは水分が多く、すぐに鮮度が落ちてしまう野菜。しかしすぐに茹でられない場合は、次の手順で冷蔵庫で保存しましょう。
- 皮付きのまま新聞紙で包み、その上からラップでしっかりと包みます。
- 切り口を下にして立て、冷蔵庫で保存します。
とうもろこしをこの方法で保存しても、鮮度と味はあっという間に落ちてしまいます。1~2日以内に茹で、3日以上経過したものは茹でずに廃棄すると安全です。

とうもろこしを茹でて保存する方法
茹でたともろこしを保存する場合は、次の手順で行いましょう。
- 茹で時間は3~4分程度にして、固めに茹で上げます。
- 茹で上がったら皮を取り除き、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
- 熱いうちにラップで包み、冷めたら冷蔵庫で保存します。
茹でたとうもろこしを保存した場合、美味しく食べられるのは3日程度。5日程度までなら食べられますが、3日以上過ぎたものは食べないほうが無難です。
とうもろこしを冷凍保存する方法
すぐ食べられない場合や、長期保存したい場合は、とうもろこしを茹でてから冷凍保存しましょう。
- 茹で時間は3~4分程度にして、固めに茹で上げます。
- 茹で上がったら皮を取り除き、キッチンペーパーなどで水気を拭き取りラップで包みます。
- 冷めたらラップを取って水気を拭き取り、新しいラップで密封します。
- ファスナー付きビニール袋に入れて空気を抜き、冷凍庫で保存します。
熱いうちにラップで包むのは、とうもろこしにシワが出ないようにするため。ただし蒸気が冷めて水分が出るので、冷めたら水気を拭き取って包みなおしましょう。
冷凍保存した場合、賞味期限は1ヶ月。食べるときは凍ったまま電子レンジで加熱したり、凍ったままほぐして調理に使います。
また、ほぐして粒コーンにしてから冷凍保存するのもおすすめですね。
- 固めに茹でたとうもろこしを縦半分に切り、芯から実を取ります。
- 粗熱が取れたら、ジッパー付きビニール袋に入れて平らにしてから冷凍庫に入れます。
粒にした場合の賞味期限も1ヶ月。凍ったまま調理に使いましょう。
新鮮なうちに茹でて美味しく

とうもろこしは6月~9月に収穫されますが、主な旬の時期は7~8月。鮮度が落ちやすいので、収穫してすぐに茹でたものを食べるのが一番美味しいと言われています。
そんな贅沢な食べ方は難しくても、新鮮なうちに茹でてすぐ食べればとても甘くて美味しいですよ。
茹でるときのポイントは茹ですぎないことと、たっぷりのお湯で茹でること。そして保存する場合もなるべく茹でてからに保存し、なるべく早く食べたいですね。
旬のとうもろこしの甘さを味わうために、「新鮮なうちに茹でる」ことを心がけましょう!
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